「ク、クハハハハハ・・・っ!」
「それ僕のわらいかたですからうつってますよ、。きいてます?」
「クハ、クハハハ、っげほごほ・・っ!」
さっきから私は骸さんを無視して馬鹿笑いをするばかりだった。
座って手と足を拘束されている骸さんを見下しながら変態のするわらいをしてみた。
だって変態がそう笑ってたんだからこれは変態特有のわらいかたなんだよ!
でも私変態じゃないから咽たみたい。やっぱりこのわらいかたは骸さんにしかできないんだようん。
骸さんの部屋にあったなんだかとってもやばいブツを拝借して実際に私に使われる前に仕掛けて見ました。
手は縄で縛って上から吊り上げるようなかたちです。脇腹無防備なんで攻めるなら拷問で擽りの刑をやるのが最適です☆
足は片足ずつ椅子に縛り付けるようつくりになっていた。
この椅子ベルトがついてるんですがもしかして足を縛り付ける専用の椅子かコレは・・・!(謎が判明しましたよホームズさん!)
骸さんの自由を奪うことに成功しましたがなんだか縄で縛り付けていてさんちょっといけない遊びをしてるみたいだよ☆
ああ、駄目だこれじゃ私もこの変態の仲間入りじゃんかでも決して私は変態じゃないんだよ断固として変態じゃないからね。
まるでいまの骸さんはほらアレだよ、敵に連れ去られた捕らわれのお姫様的な?感じだよ!地下牢で拷問されるアレ。
でもやっぱり私は変態じゃないからそんなことしないけどね。拷問なんてまるでドSじゃないですか!でも私ドMですから残念!
でも骸さん美人さんだからいくら変態じゃない私でも変な気が起きちゃうかもって嘘だよだってコイツ変態だもん私以上に。
(あれこれってまるで私が骸さんには劣るけど自分変態みたいな言い方じゃんか!)
ちがうちがう断じて私は変態じゃなくて、言葉の文だよ。訂正訂正。
変態は一人で十分だよ。その一人は私じゃなくて骸さんのことをさしているわけですからね。
「、君はこれから一体何をする気ですか」
「クフフ、それはだねムック!」
「、いくら僕でもこんな姿で教育テレビには出れません」
「ムックが変態なことは世界中の皆さんがわかっていますんでそこら辺計算済みですわたし!」
「一応僕にも羞恥心と言うものはあるんですよ?」
「へぇ?そうだったんですか?それはしりませんでした。」
私はしれっと馬鹿にするように答えた。その間動かされる手は心底楽しそうに意気揚々と骸さんの制服のズボンのジッパーをおろした。
金属の触れ合うジーって音がして、骸さんのがあらわになった。
それを私は口に咥えて「今日は私がやってあげますから骸さんおとなしくしててくださいね」って言った。
でも正確には骸さんのを咥えていたからちゃんと伝わったのかはわからないけどとりあえず今はおとなしくしているから行為を進めた。
骸さんは今手足を縛りつけられて立てないから私が屈むことになった。視点がかわって骸さんに見下されるとなんだか私変な気が起きちゃってあれなんか変な感じ。
なんか下がじわってなってきて熱くなってきて疼いてきて、わたし骸さんの顔で感じてるんだって思った。(わたしどうかなっちゃったのかも!末期!)
骸さんは私みたいにおっきな声出して喘ぎはしないけど、やっぱり気持ちいいのかな?苦しそうに顔歪めて必死で何かをこらえてる。
どうしよう私発情期になっちゃったみたいです。骸さんに様々な意味でオカされましたたすけてください(へるぷみー!)
うわ、骸さんの顔めちゃくちゃいやらしくて私までなんかあつくなってきた!さらに熱さぐれーどあっぷだよ!(英語わかんないくせに!)
なんかいまさらだけど恥ずかしくなってきた私。私っていっつもこんな顔してるのかなあだったらちょっといやかなりはずいんですけどどうしようおかあさん!
(恥ずかしすぎてしぬ!こんなちょっとアレな娘でとってもごめんなさい私いまならジャンピング土下座披露出来るよ!)
お風呂に入っているみたいにのぼせてきてる気がするなんかあつすぎてとける・・・!
私熱さに弱いほうだからさ生憎江戸っ子じゃないんですすいません。(私なにに対して謝ってるんだろうごめんなさい!)
「なんか、むくろふぁ、んの・・どんど、ンっ、・・・おっきく、なってる、ね・・っ?」
「の、所為・・、です、よ・・・。」
「あつくて、やけどし、そっ・・ン、ふぁ、・・」
「、苦しいです、・・か?」
「むく、ろふぁ、・・んのほ、がっ・・くるひほ、・・だ、よ・・・?」
骸さんはおとこのこ特有の低くあまったるい喘ぎ声で、けれど堪える様に「、くぁ、、・・っ!」って呼んだ。もう興奮しすぎた私はしょうてんしそうです。
犯罪だよ骸さん絶対私よか色っぽいしいい声で喘ぐし、って私なに言ってるんだろう。骸さんより変態になったらわたしおんなのことして生きていけないよ。
淫乱で生きていくしかないじゃんかきっと指差してわらわれるんだ。私の顔や背中にはコイツ淫乱につき危険って書かれるんだよきっと。
世のわらいものだよ滑稽だよ卑猥だよ!どうしよう歩く淫乱女とか言われたらむしろもうストレートに変態女っても呼ばれるかもしれない!どっちもいやだよわたし!
「・・・、もっと舌、を、・・うごかっ、してくださ・・い、」
「(ぎゃあ!やっぱコイツだよキングオブ変態の称号はやっぱり骸さんだよ!)
(だっていまししし舌って言ったもん!舌動かせって!腰動かせ級の変態科白!)」
「・・・?」
とろんとした目とかちょっと乱れた髪とか肌にてのひらを這わせれば少し汗ばんだ白い柔肌とか。
それでも、ゴツゴツとした男らしさも備わっていて筋肉質でもあった。肌きれいだなぁ、とか、骸さんって意外と筋肉がついていて着やせタイプ?!とかも思った。
鎖骨が骸の服からチラリどころじゃないほどあらわになっていて、どぎまぎしてどこに目を向けたらいいんだろうって思った。
実際私いまどこに目を向けてるんだかもうなにがなんだかさっぱりで目の前がぐるぐるしちゃいそうだった。
急に恥ずかしくなってきたりしてカァアって頬が熱くなった。
室内の温度が私達の所為で上昇しているのは明らかなんだけど、それか私たちの体温が上がってるだけなのかもしれないけど。
兎に角私はつい上を見てしまって、そしたら骸さんのオッドアイの双眸が私をとらえた。
また一気に私の体温が上がっちゃって、もう100℃に達しているんじゃないかと思った。熱湯につっこまれた感じ!
え、なにコイツ!いまものすっごくモノ欲しそうな顔してた!ちょっとマテお前なんか可愛いんだけど!
や、カッコいいけどいややっぱいまの骸さん可愛いよどうしよう心臓ばっくんばっくんいってるよ病気かな?!
病院言ったら絶対「君、恋してるね」ってだんでぃなおじさんのお医者さんに言われるんだ恋の病してるなんて、ワォ!
(拝啓雲雀さん、わたし恋の病を抱えてるようです!うわぁ 咬み殺される … !)
私一人で興奮しちゃってああもうダメだな今日はおとなしくお風呂に入っておやすみなさいしてればよかった!
「むくろふぁ・・、きもひ、っ、いい・・っ?」
「、きみ、も随分とっ・・変態に、なりま・・し、たね・・・!」
「むくろふぁんほどひゃにゃいもっ・・!」
「、これい、じょう、は・・っ!」
途中で言葉を切って骸さんは一際苦しそうに顔をゆがめて声も出さずに下を向いた。
あれ?これってもしかして・・・?骸さんのがどくんどくんて心臓のように動いて、骸さんのを持つ指に力を入れたらとってもかたくなってた。
どくんっ、てどんどんそれは激しく動く一方だった。
唇に骸さんの熱さがちょくにつたわって、苦くていがいがするぬめりとした感触のものが口いっぱいに広がる。
決してそれはいいものではなくて、のどにつかえてむせかえる。それをなんとかこらえて(多少目じりが熱くなったりするのは不可抗力だよ)のどにこくんってながしこんだ。
それでものみきれなくて口から首へとたれながしになった。胸まで達したそれはとろとろしてて私はそれが自分のからだをすべるたびにぴくんて反応した。
荒い息遣いは骸さんだけでなく、私までも息が上がっていて、顔に髪の毛がへばりついていた。
それをうっとおしそうにはらおうとすると、骸さんが微笑を貼り付けながら(決してそれは冷めた笑みではなかった、と思う)細くて長い指ではらった。
「髪の毛くっていますよ」って言って、それもついでにはらってくれた。なんだか妙に優しげでどうしたんだろ、って本気で思った。
この人なんかイっちゃった所為で性格変わっちゃったのかな。(へろへろだって骸さん☆)
「さて、お次はを気持ちよくしてあげましょうか」
「む、むくろさん・・・っ!いえ、私はそんなめめめめ滅相も御座いません!」
「、さっきから君の太腿に愛液がつたっているのに気づいていないんですか?」
「ぎゃあ!こ、ここここれはです、ね、あの女の子の性というか、あの、決してわたしは性欲に生きているわけじゃありませんから!」
「うずうずしてるんでしょう?さっきから腰が引けていますよ。きっとアソコもヒクヒクして」
「わーっ!わーっ!!もういいから骸さん許してください私が悪かったですハイ!」
今しがたイったくせしてこの男は息がもう整っていることにちょっと危機感を覚えた。(こいつぁやべぇ、骸さん相当タフだよ!)
骸さんの卑猥な言葉を誤魔化すようにして私は声で遮った。
骸さんの口が閉じた後に観念して縄をほどこうとすると、
「あれ?骸さんなんで手がじ、ゆうに、・・?」、「、君はまだまだ僕が調教してあげないとダメですねえ。縄もきつく結べないようじゃSMプレイもできませんよ」
この人自分でほどいちゃった よ … !ていうか私そんなあやしいプレイする気無いですから!ドMって言ったのはホントですけどね!
骸さんは自由になった手足を使って筋肉を動かして、へたりと座る私を立ち上がらせて肩の服をずらしつつもキスをぶちかましてきました。(それはとっても刺激的でした☆)
骸さんの慣れた息と舌の使い方で腰砕けになる。(ノックアウトっ☆)
甘い夢を見させるようなうっとりするようなキスを抵抗する力は私には最初から備わっていなかった。だから握力もなにもかも力が抜けた。
がくがくぶるぶるな足を支えてくれたのは骸さんでした。でもそうさせているのも骸さんですよ!
私の腰を抱いて、でもその腰にあった手ももうすでにブラのホックに手をかけている。(とてもあざやかなわざですこと!)
なんだか全て骸さんの策略通りな様な気がして、おもしろくない。骸さんの手の上でいいように弄ばれている操り人形のような気分に陥る。
だから私は思い通りになんて動いてやるもんかって逆に反発して私の口内を荒らす舌を咬んでやった。(やりましたよさん!よくやった!)
「、君はそんなに激しいのがご希望ですか?」
ぎゃあ!やっぱじゅうはちきんの帝王と呼ばれる男にはかないませんでした!(逃亡!)