※百合。無理矢理。処女喪失。
「智恵、ひぇ、んへ、ぇ…っ」
「とっても綺麗よ、さん」
まだ未開拓の身体に身に付けられた白い下着は、その白い肌に溶けてしまいそうなくらい真白で、それはもうこの世には存在し得ない白さだった。
張り詰めた肌を軽く押せば、すぐに跳ね返って、若さっていいわねなんて嫉妬してしまう。
それで意地悪をしているわけではないのだけれど、ぺたんとしたお腹を臍を中心に指先で円を描けば、「ふひっ、ぃんん!」くすぐったそうに身をよじってその小さい唇の隙間から熱い吐息が漏れた。
零れそうな瞳を死守するかのようにぎゅうっと瞼を閉じていた。押し出された涙を舌で拭えば、私の胸をやんわりと押してくる。
「ねえ、私の胸を少しでもいいから揉んでみて?」え、と言う顔をして、私に触れていたさんの手が小さく動いた。「んふふ、冗談よ」
めくっていただけのさんの制服を上下ともすっかり脱がせて、下着姿にした。純白を身に纏ってはいるのだけれど、いかんせん肌が白いためかあまり目立たなかった。
肩ひもをゆっくりと下ろして「ねえ、どうして欲しいのかしら?」、なんて今更尋ねた。
もちろん彼女に希望があるとは思えないし、結局の所これからすることはひとつしか無いのだけれど。
恥ずかしい言葉とか、いろいろ言わせたりは、まあおいおい。そう、これは一種の言葉攻めと言うプレイの一環なだけ。
「智恵せ、っせ、やめてくだああうっ!」
「どうして?きもちよく、なりたくないの?」
下着越しに揉んだけれど、もどかしくてすぐに下着を取り去り、桃色の奇麗な頂きを口に含んだ。
舌を左右に動かしてしごいてやって、空いている両手は片方は胸へ片方は彼女の掌へと絡ませた。
指の隙間と隙間に差し込んできりりと少し強めに握ると、さんもそれに呼応するように一つ一つ関節を折って私の骨の上に指先をちょんと置いた。
胸は舌で押せば軽く沈み、直接指を喰い込ませれば簡単に深く沈んだ。まだ自分よりも全然未発達な二つの丘は柔らかくて、そしてやっぱり白かった。
「だ、だって人が…小森さんとか、あっぁあ、っやぅ!」
「嘘。そんな事言って、本当は糸色先生に見られるのが嫌なだけでしょう?」
「っらめ、んぁはあ…やめ、しゅ、…っちゃ、すっちゃぁあ!!」
少々下品な音を立ててさんの胸を強く吸えば、快楽を逃がすように足を上下にバタつかせて時折ピンと足を伸ばして止まったり、腕を左右に動かしてもがいてみたりといろいろ策は尽くしてくれたのだけれど、あまり効果も無くあっけなく悦んで喘ぎ続けた。
糸色先生に過剰に反応してしまう所も可愛くもあり、憎くもあった。だから先に糸色先生に奪われる前に、奪ってしまうつもりだった。
「っはぁ、あう!」
「あらあらそんな大きな声ではしたないわね、それとも本当はみんなに見てもらいたいのかしら?」
保健室の奥のベッドの四方をカーテンで仕切っただけで、鍵も閉めていないしもちろんこの学校に防音なんて高機能な壁は存在しない。
それが分かったのか、唾液でべとべとになって、てらてら光っていた唇をきゅっと結んで歯を食いしばり始めた。
それに構わず、握っていた手を放して無意識に閉じて摺り寄せていた足を両手で官能的に撫でる。するすると足の筋を確認するように指を移動させて、まだ履いていたことに気がつかなかった靴下を脱がした。
何の問題も無く靴下を脱がし終えて、今度は核心部へと手を伸ばした。靴下を脱がされた後で、油断していて緩く開いていた足と足の間に身体を滑り込ませて、さんのショーツを見ると染みを作っていた。
口ではいやいや言いながらもきちんと反応している彼女がなんだか子供みたいで思わず声をもらした。小さなそれに気づかずさんは身体の熱を逃がそうと荒い息を繰り返して躍起になっていた。
蜜壺を擦ればまた「ひゃん!!」とかわいらしい声が漏れる。先程逃がした熱が倍になって返ってきてしまったようだ。
ショーツ越しにぐりぐりと強く押せば、布が邪魔なのか曖昧な刺激しかなかったみたいで、頑張って声を押さえて身体をぴくぴくと動かすだけに留まっているようだ。
「そんなに我慢してちゃ身体に悪いわよ?さ、脱ぎましょうか」
ショーツに手をかけて、まどろっこしいことはせず一気に脱がす。
浅い繁みが現れ、ショーツには蜜が糸を引いていた。今にも泣き出してしまいそうなくらい目を潤ませて、顔を真っ赤にしていた。
白雪姫の赤い唇の様に、真っ赤だった。
「智恵せん、せ…は、恥ずかし、ぃです…っ!!」
「何も恥ずかしがることはないわ。貴女も私も一緒なのよ?」
きっと彼女にとってはそう言う問題ではないのかもしれないのだけれど、私は美味しそうな蜜を目の前にして下手に慰めている余裕はなかった。
ためしに軽くぺろりと一舐めすれば、「ぁぁんっああ!!」面白いように悲鳴を上げた。
足の指が力強くシーツを握っているのを横目で確認してから、私は花陰に舌を突っ込んでたまにかすめる様に雛尖をつついた。
「ぁひ、ぐっ、ふ、っんん、やっやあんう、ぃあぁあ!!もっ、ら、ぁめえぇあ、だっめ…ぇん…っっ!!」息を含めて「ふふっ、気持ち良過ぎて昇天しちゃった?」そう呟いてもさんの耳には入っていないようで、ただただ苦しそうに呼吸を繰り返していた。
沸騰した息ごと飲み込むようにさんの胸の上に私の胸を乗せて、舌先を無防備に開けられた小さな口に入れてしまえば、それだけで彼女の口の大方の面積が埋まってしまったみたいで、さんの舌がどれくらい苦しいかを舌のもがき具合で感じ取った。
「んむ、ふぁ、あぅうん」私の舌を何とかして押しのけようと、舌を伸ばしたり縮ませて勢い良く押しつけても私はびくともしない。
むしろさんが積極的に動いてくれてこちら側がとても気持ち良くなるだけだった。「んんっふ…さん、先生ね、とっても気持ちいい」蕩けちゃいそう。
唾液を舐めとって、身体をスライドさせてさんの胸と自分の胸を擦り合わせる。乳首と乳首を押しあって擦りつけ合うと、気持ちいのか顔を左右に振っていやいやしているさんかわいい。
「智恵せ、んせ、きもち、ぃ…っあん!」「っふ、ぁ、はあん、さんのおっぱいは柔らかいわね」「っや、もはずかしっぃぁあ!!」細くて折れそうな首筋に舌を右往左往させて、身体のラインを辿りながら下へと移していく。
足の爪先まで舐めて、浮き出ている足の指の骨筋を唾液を垂らして伸ばして遊んだりもした。汚いだとか、くすぐったいだとか、彼女は私の小休止によって意識が正常になりつつあった。でも、まだ終わらせたりはしない。
本番はこれから。まずは指を一本、穴の形をかたどるようにして動かした。「ひんっ!」そうしてそろそろと中に差し込んで、中でぐるりと指を一回転させる。「はふぅう、んっ!」
ビクリと大きく身体を動かしてはいたが、いまだにしっかりと私の指を温かく包み込んでいた。蜜によりしとどに指が濡れてきたところで、もう一本指を増やした。「へぐぅあ、っひ!」ぐちょぐちょにかき回して、指を折り曲げたりして緩急をつけて中を乱す。
時々親指で花の種を割ろうとぐりぐり押しつける。「っそこ、はぁ、あぅ、っは、っあっああああ!!!」
「はあ、は、ぁ、なんだか先生も熱くなってきちゃったな」自分ももう裸にはなっていたのだけれど、さんにはまだ触れてもらっていない。
「さん、先生の為と思って協力してね」「ぇ、どういう…?」よく分かっていないさんの手を握って、自分の花園にさんの白魚のような指を導いた。
自分の意思で動くさんの指がされるがままに自分の中を駆け巡る。「はぁあん!」自分で自分を慰める自慰とあまり変わらないと思われるだろうけれど、自分のではない指が入っている時点で心地よい異物感が耐えようもなく私を襲うのだ。
「んは、ぃいのお、きもちい、いぉ…!っふ、あっあ…っ!んやあああああ!!!」そうしてあっけなく私は自分の動かしていたさんの指でイった。
「っは、はあ、はあ、やく、かえ、んないと、っほほかの人が…」
「んふ、まだそんなこと言って、…本番がまだでしょう?」
「ほん、ばん?」
「そう、本番」
まだふたりして荒い息で喋っていた。さんのきょとんとした顔を、私がこれからぐしゃぐしゃに崩してしまうのだ。
少し離れた棚からピンク色の大人のおもちゃを取り出すと、さんの顔が一気に青ざめた。「せ、んせ、まさかそれを…」
バイブ片手に近寄ると「もちろんよ、あなたの為にちゃあんと初心者用のにしといたわよ」あからさまに怯えだしてしまった。
安心させるようにキスをして、ローションをかけてまんべんなくもう一度舐めてあげた。「ひゃふ、っあ!ああんゃ!」空いた手で朱門を丁寧にこじ開ける。
「ぁふあ、っや、だ、らめ!」たぷん、と空気と水が入り混じった音がした。指だけではもう物足りなくなってしまったようだ。「じゃあ、そろそろ挿入するわよ」
「っや?!それだけは、やめてくださ、っあ、だめっだめええ!!」手首を押さえつけて本人の了承も得ずに男の欲望の形をした無機物が彼女に入り込む。「ああう!!いっ…たぁ、はううん、むっ!…っはああ!」
痛みに顔を歪めさせ、しきりに糸色先生、糸色先生と声を上げ始める。「っや、せん、せ………っ糸色、せんせぃ…っ!」
その間私は無表情にただ自分のやるべきことをやっていた。めりめりと悲鳴を上げているのは上の口か下の口か。いや、両方のようだ。
「いとっ、しき、…せっ、せぇ…っ!」だらしなく涎を垂らして狂ったように叫ぶ。もうさんは半分も欲望をのみ込んでいた。
「さん…?それに先生まで…」ドアが開けられた。しかしそれはただの地獄の門が開いただけなのかもしれない。「っあ、っはああうっや見ないでぇ!!らめっ、きたな、いよぉ!」
見て、見て下さい糸色先生、私のかわいいを。
谷欠望と糸色望と先生と生徒
「智恵先生…何をおやりに…」「あら、糸色先生」「さんに何をやったんですか」「見て分かるでしょう?処女喪失ですよ」「最低ですねあなた」「先生、あなたは絶望すべきです」
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