1巻は「もえよん」時代です。
画風が徐々に変わっていきながら、作品としての方向性も固まっていきました。
第1話から校長の扮装があり、「形として」はずっと変わっていませんが、テイストがなんとなく固まっていく過程の様なものが・・・
その変化は意識して読まないと分からない程度です。
まあ、つまりは作風自体はほぼ頭から変わっていないということで。
独特のシュールな笑いは最初から全力です!
この作風は他には無い大きな武器ですね。
シュールな作品は幾つかあります。
けど、この作品はそのどれとも似ていません。
もし、絵を誰が描いたか分からないようにしてネタだけを見たとしても、先生の作品だとすぐに分かるでしょう。
途中から掲載誌が「コミックハイ!」に変わりました。
掲載誌が変わったからと言って作風が変わるわけではなく、賑やかでシュールな彼女達の物語は続いてゆきます。
この「ただの」ではこの先の「DS」と違ってシリアスなシーンは全くありません。
ちょっと変わった先生方たちと共に日常で非日常な毎日が描かれます。
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実はDSの伏線はこんな序盤から・・・(ただの1巻P68右2コマ目) | ノリのいい弦音さん(ただの2巻P95左4コマ目) |