自称吸血鬼と自称敏腕助手の探偵業をほとんどしない探偵漫画。
それが本作です。
にしても、裏表紙のショコラ、色白いなぁ・・・
君の方が吸血鬼なんじゃないのかな?ってくらいに。
そんな2人ですが、2巻ではメインキャラが1人増えます。
当然ですが、それがまた普通の人間ではなく、人造人間・エミリア(通称:エミー)。
彼女の登場が物語をさらに賑やかに、ドタバタに変えていきます。
ちなみに彼女も色白。女性が全員揃って色白です。
東北か?東北美人なのか?
エミリーの参加で一番大きな変化はやはりラブコメでしょう。
当時からあったのです、突然のライバル出現で自分の気持ちに気付くというのは。
エミリーの方はがっつり自覚もしていますし意識もしています。
一方のショコラもこれをきっかけにして「所長のヘタレっぷりなら心配いらない」というわけにはいかないことには気づいたようで(まだまだ自覚が無いためP97の様に平気でエミリーと所長を二人っきりにしたりもしていますが)。
そんなこんなでアリスがエミリーをけしかけたりショコラをからかったりというラブコメ展開がちらりちらりと増えてきました。
これまではのろける側のアリスでしたが、今度はイジる側に。どちらにしても恋愛絡みというのが彼女らしいところです。
巻末描き下ろしはやはりラブコメテイストの強いものですが、それだけではなく全体的にラブ増量といった印象が強いのがこの2巻でした。
一応設定は生きています。探偵やら自称吸血鬼やら。
・・・本人も忘れていますが(P76とか)。
時々探偵業もやっています。オカルト探偵もやります(P96)。
でも、なんだかんだで探偵業とは関係の無いお仕事や日常がメインです。
推理だとか犯人探しだとか、あんなのはきっとプラズマの仕業なのです(?)。