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作品ID:130
こちらの作品は、「感想希望」で、ジャンルは「一般小説」です。
文字数約1158文字 読了時間約1分 原稿用紙約2枚
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砂に埋もれて
作品紹介
ある夏の日、アナウンサーが言った言葉は地球の終わりだった!?
*パソコンが壊れているみたいでスペースが空けられません。
読みにくいのですがお許しください。
*パソコンが壊れているみたいでスペースが空けられません。
読みにくいのですがお許しください。
今日も波は静かに蠢き、ざわざわと耳障りの良い雑音を奏でている。
日差しは上々、さすが夏とだけあって太陽は一つの白い点にしか見えない。
手近な所においてあるラジオからは、ハワイアンな音が出ており、ゆるい雰囲気を作り出していた。
「何バカンス気分でだらりんしてんのよ、もう明々後日には夏休み終わるんだから宿題終わらせろ!」
ゲフッ、無防備な俺の体はどこぞの獣に蹴飛ばされ宙を舞い、焼けた砂に突っ込んだ。
「アヂッ!」
まったく飛んだ災難である。蹴られた方を見ると、知っている顔が俺の事を見下ろしていた。
「なんだ、真由か、どした? 欲求不満か?」
ピクンと眉を動かすと、真由は腕を組んでいった。
「ところでひろし君、宿題は終わったの?」
あはん、そんな強いアクセントで言わなくても、と言いたい所だったが言ったらもっとひどい事になりそうなのでやめておこう。そしてそれと同時に脳内を整理する。シュクダイ、しゅくだい、宿題……
「宿題!!」
やべぇ忘れてた。今日はもう8月の29日だから今日を入れて明日と明後日、明々後日は、
「明々後日は始業式よ」
真由のピュアピュアなスマイルが冷酷に言う。畜生なんで気づかなかったんだ、一日に一つづつでもやれば終わったのに。まぁどうあがいても責任転換できない問題だな、ここはやはり、
「よし、諦めが肝心だ。あきらめよう」
その瞬間はたかれた。最近の女子は怖い。
「なんで今日の午後と明日明後日を使って終わらせるという選択肢がないのよっ!」
もう一度こんどは強めにはたかれる。ひどい、ここまでするのか……。
その時、蹴散らされ砂をかぶっていたラジオからハワイアン以外の、なんだかとても重苦しい音が聞こえてきた。
「あれっ、どうしたのかな? また夕立の警報かな? 最近ゲリラ何とかが多いからね」
そんな問題なのか? それはともかく、俺はラジオを手に取り、かかった砂を落とした。
アンテナを調整すると、聞きなれたアナウンサーの声が聞こえてきた、
「では、緊急臨時ニュースをお伝えします……」
「ほら、やっぱり夕立警報じゃん」
いや、ほんとにそうなのか? いくら豪雨だってこんな風に放送止めてまで流すとは思えない。
俺はラジオのボリュームを上げた、
「…………とうとう地球最後の時がやってきました。一昨日未明、天体観測衛星ドンマイ3号は、太陽内部のマントルの異常を発見し、それを日本の星賀 光博士が調査したところ、太陽は8月30日には活動を停止し、9月には超新星爆発を起こすという調査結果が出ました……」
は……? 超新星爆発……、超新星爆発とは何か、それは何だ。それは質量の大きい星が大爆発を起こす事だ。つまりそれは…………。
日差しは上々、さすが夏とだけあって太陽は一つの白い点にしか見えない。
手近な所においてあるラジオからは、ハワイアンな音が出ており、ゆるい雰囲気を作り出していた。
「何バカンス気分でだらりんしてんのよ、もう明々後日には夏休み終わるんだから宿題終わらせろ!」
ゲフッ、無防備な俺の体はどこぞの獣に蹴飛ばされ宙を舞い、焼けた砂に突っ込んだ。
「アヂッ!」
まったく飛んだ災難である。蹴られた方を見ると、知っている顔が俺の事を見下ろしていた。
「なんだ、真由か、どした? 欲求不満か?」
ピクンと眉を動かすと、真由は腕を組んでいった。
「ところでひろし君、宿題は終わったの?」
あはん、そんな強いアクセントで言わなくても、と言いたい所だったが言ったらもっとひどい事になりそうなのでやめておこう。そしてそれと同時に脳内を整理する。シュクダイ、しゅくだい、宿題……
「宿題!!」
やべぇ忘れてた。今日はもう8月の29日だから今日を入れて明日と明後日、明々後日は、
「明々後日は始業式よ」
真由のピュアピュアなスマイルが冷酷に言う。畜生なんで気づかなかったんだ、一日に一つづつでもやれば終わったのに。まぁどうあがいても責任転換できない問題だな、ここはやはり、
「よし、諦めが肝心だ。あきらめよう」
その瞬間はたかれた。最近の女子は怖い。
「なんで今日の午後と明日明後日を使って終わらせるという選択肢がないのよっ!」
もう一度こんどは強めにはたかれる。ひどい、ここまでするのか……。
その時、蹴散らされ砂をかぶっていたラジオからハワイアン以外の、なんだかとても重苦しい音が聞こえてきた。
「あれっ、どうしたのかな? また夕立の警報かな? 最近ゲリラ何とかが多いからね」
そんな問題なのか? それはともかく、俺はラジオを手に取り、かかった砂を落とした。
アンテナを調整すると、聞きなれたアナウンサーの声が聞こえてきた、
「では、緊急臨時ニュースをお伝えします……」
「ほら、やっぱり夕立警報じゃん」
いや、ほんとにそうなのか? いくら豪雨だってこんな風に放送止めてまで流すとは思えない。
俺はラジオのボリュームを上げた、
「…………とうとう地球最後の時がやってきました。一昨日未明、天体観測衛星ドンマイ3号は、太陽内部のマントルの異常を発見し、それを日本の星賀 光博士が調査したところ、太陽は8月30日には活動を停止し、9月には超新星爆発を起こすという調査結果が出ました……」
は……? 超新星爆発……、超新星爆発とは何か、それは何だ。それは質量の大きい星が大爆発を起こす事だ。つまりそれは…………。
後書き
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