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作品ID:225
こちらの作品は、「お気軽感想希望」で、ジャンルは「一般小説」です。
文字数約1109文字 読了時間約1分 原稿用紙約2枚
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カーネーション・トップス。
作品紹介
明日は母の日。ということで母の日前日にデパートでプレゼントを探す少女。
それを追っていきました。
それを追っていきました。
明日は母の日。5月9日。デパートへと足を踏み入れればまず最初に必ずといっていいほど、母の日に向けたプレゼント広場がある。
花屋では赤いカーネーションをメインとした花束。お菓子屋ではカーネーションを模したケーキなどなど。
まあ色んな工夫をしているお店が軒を連ねている。
特に目にとまったのが……「マザー・クロス」という店だった。
入り口に看板が立ち、看板には「母の日限定!」と大きく書かれていた。年一度の母の日限定の店。気になって入ってみた。
「いらっしゃいませ! お母さんへのプレゼントお探し、よければお手伝いいたしますよ?」
20代ぐらいの女性店員が赤いエプロンをつけてこちらに来た。
言葉には断り、店内を歩き回る。
やはり赤い物が多く、他にはピンク色など女性が好みそうな色を多く取り扱っていて、品物はバッグからブローチやピアスなどのアクセサリー。色々あるが、やはりカーネーションや他の花を象った物となっている。たとえばバッグならポイントとしてついていたりだ。
私が手にとったのはカーネーションの色、赤色を使ったトップス。春物で母に贈るのにはいいかもしれない。
さて。それを買ったのはいいが……どうやって渡すかが問題だ。
以前から母の日に贈るプレゼント探しはしていたが、そのプレゼントを渡す方法、ではなく! プレゼントをどういう言葉と共に渡せばいいのかどうか。
無難に「有難う?」いや、恥ずかしい! 16にもなって母に「有難う」と言って贈るのにはちょっと勇気が必要になる。
じゃあ、無言? いやいや。余計悪いだろう。それなら「有難う」がいい。
なら……。
その後、考え抜いた結果と共に家に帰る。
母が台所に立って、夕食の準備をしている。
私は一人暮らしをしている。そのため、今日は時間が空き、家に帰ってきた。
明日は渡せない。
「母さん」
振り向く母。
「はい。明日じゃなくて悪いけどさ……。
感謝っていうか、有難うというか。
いつも感謝の念に近いのは抱いてます。
これ、母の日のプレゼント。
本当は明日、渡したかったんだけどさ」
言葉と共に渡した、トップスの袋。言葉が終わって時間が経って、それからやっと母は状況を理解したのか、私の手からトップスの袋の重さが消えた。
母の手に渡った袋。
マザー・クロスで買ったトップス。
有難うは少し、というかかなり恥ずかしくていえないけれど、それでも感謝してる。
あなたたちはどんなプレゼントを母親に贈る?
花屋では赤いカーネーションをメインとした花束。お菓子屋ではカーネーションを模したケーキなどなど。
まあ色んな工夫をしているお店が軒を連ねている。
特に目にとまったのが……「マザー・クロス」という店だった。
入り口に看板が立ち、看板には「母の日限定!」と大きく書かれていた。年一度の母の日限定の店。気になって入ってみた。
「いらっしゃいませ! お母さんへのプレゼントお探し、よければお手伝いいたしますよ?」
20代ぐらいの女性店員が赤いエプロンをつけてこちらに来た。
言葉には断り、店内を歩き回る。
やはり赤い物が多く、他にはピンク色など女性が好みそうな色を多く取り扱っていて、品物はバッグからブローチやピアスなどのアクセサリー。色々あるが、やはりカーネーションや他の花を象った物となっている。たとえばバッグならポイントとしてついていたりだ。
私が手にとったのはカーネーションの色、赤色を使ったトップス。春物で母に贈るのにはいいかもしれない。
さて。それを買ったのはいいが……どうやって渡すかが問題だ。
以前から母の日に贈るプレゼント探しはしていたが、そのプレゼントを渡す方法、ではなく! プレゼントをどういう言葉と共に渡せばいいのかどうか。
無難に「有難う?」いや、恥ずかしい! 16にもなって母に「有難う」と言って贈るのにはちょっと勇気が必要になる。
じゃあ、無言? いやいや。余計悪いだろう。それなら「有難う」がいい。
なら……。
その後、考え抜いた結果と共に家に帰る。
母が台所に立って、夕食の準備をしている。
私は一人暮らしをしている。そのため、今日は時間が空き、家に帰ってきた。
明日は渡せない。
「母さん」
振り向く母。
「はい。明日じゃなくて悪いけどさ……。
感謝っていうか、有難うというか。
いつも感謝の念に近いのは抱いてます。
これ、母の日のプレゼント。
本当は明日、渡したかったんだけどさ」
言葉と共に渡した、トップスの袋。言葉が終わって時間が経って、それからやっと母は状況を理解したのか、私の手からトップスの袋の重さが消えた。
母の手に渡った袋。
マザー・クロスで買ったトップス。
有難うは少し、というかかなり恥ずかしくていえないけれど、それでも感謝してる。
あなたたちはどんなプレゼントを母親に贈る?
後書き
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