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作品ID:458
こちらの作品は、「感想希望」で、ジャンルは「一般小説」です。
文字数約722文字 読了時間約1分 原稿用紙約1枚
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「真面目って言うな、頼むから。」を読み始めました。
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真面目って言うな、頼むから。
作品紹介
とりあえず……とりあえず最初の一部分だけ公開しました。
暇つぶしにもならないものだと思いますが、読んでいただけたら嬉しいです^^
登場人物
宮田 楓 MIYATA KAEDE
森 水姫 MORI MIZUKI
暇つぶしにもならないものだと思いますが、読んでいただけたら嬉しいです^^
登場人物
宮田 楓 MIYATA KAEDE
森 水姫 MORI MIZUKI
この前はすっぱだかだったのに。もう可愛らしい花を咲かせ今や満開直前。゛優れた美人?小学5年生の時知った桜の花言葉は今でも覚えている。美人は美人でも優れた美人。かっこいい。あの時頭の中で桜のイメージが広がっていった。自分の美貌を鼻にかけることなく謙虚で心優しく聡明な人。桜を擬人化したらこんなふうなのかなと思った。
私は満開な桜より今のような、もしくは少し散った頃が好きだ。自分な好きな頃合はほんの少しで終わってしまう。しっかり目に焼きつけえねば。
毎年見るこの大きな紙。探しているのは「宮田楓」の3文字。10枚のうちどれかにあるはずなのだがなかなか見つからない。
「ふふ、見つけちゃったー私の勝ちね」
後ろを振り向くと満面の笑みをうかべた水姫いた。
「どうせあんたは1組か2組でしょ。」
「ピンポーン。2組だよ。…でもさ、楓と違うクラス確定だね。嫌だな」
水姫は美形だ。二重の大きな目と白くニキビがないきめ細やかな肌。黙っていると落ち着いた大人のようだが実際は違う。彼女の表情は落ち着くことを知らずコロコロと変わる。太陽のような笑顔。犬が飼い主の帰りをいまかいまかと待つような、寂しげな顔。甘く誘うような妖艶な笑み。でも怒りを感じられる表情は見たことがない。
水姫とは小学校4年生からの付き合い。同じクラスになったことがきっかけだ。それ以降一度も同じクラスになることがなかった。次こそは、と何度も言いあってきたが今年もダメなようだ。
「嫌だなってよくいうわ。はい、これ」
「可愛い!先に名前見つけてよかった?」
渡したのは手のひらにちょうど収まるくらいの小さな空き箱。名簿から自分の名前を先に見つけたほうが勝ちね、と賭けを申し出たのは私だ。
私は満開な桜より今のような、もしくは少し散った頃が好きだ。自分な好きな頃合はほんの少しで終わってしまう。しっかり目に焼きつけえねば。
毎年見るこの大きな紙。探しているのは「宮田楓」の3文字。10枚のうちどれかにあるはずなのだがなかなか見つからない。
「ふふ、見つけちゃったー私の勝ちね」
後ろを振り向くと満面の笑みをうかべた水姫いた。
「どうせあんたは1組か2組でしょ。」
「ピンポーン。2組だよ。…でもさ、楓と違うクラス確定だね。嫌だな」
水姫は美形だ。二重の大きな目と白くニキビがないきめ細やかな肌。黙っていると落ち着いた大人のようだが実際は違う。彼女の表情は落ち着くことを知らずコロコロと変わる。太陽のような笑顔。犬が飼い主の帰りをいまかいまかと待つような、寂しげな顔。甘く誘うような妖艶な笑み。でも怒りを感じられる表情は見たことがない。
水姫とは小学校4年生からの付き合い。同じクラスになったことがきっかけだ。それ以降一度も同じクラスになることがなかった。次こそは、と何度も言いあってきたが今年もダメなようだ。
「嫌だなってよくいうわ。はい、これ」
「可愛い!先に名前見つけてよかった?」
渡したのは手のひらにちょうど収まるくらいの小さな空き箱。名簿から自分の名前を先に見つけたほうが勝ちね、と賭けを申し出たのは私だ。
後書き
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