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作品ID:1029
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俺と彼女のアルペジオ

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中

前書き・紹介


今に至るまで 1

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夢を見た。







ものすごく、暗い、果てしなく、漆黒、



なにもない空間、なにもない宇宙、に自分だけ立っている。



いや、もう立っているのか座っているのかも、そこにあるのが『自分』

という物体なのかも認識できない。











―――――くらいくらいくらいくらいくらいくらいくらいくらい――――――――





もう、身体に満たされる感情は一つしかない。



漂う、ただただ漂っていく。流れに身を任せて、見えない大きな流れに流されて。









ここには、なにもない。自分の証明材料も。



感覚がない、暑さがない、寒さがない、痛さがない、甘さがない、苦さがない、

人がいない、自分を呼ぶ声がない・・・・・・







・・・つらい。

なにもないことはつらい、つらいんだ。



でも、今となってはつらいことで自分を証明している。



はは、皮肉だな。つらいからなにも存在しないところにいるのに

つらいことで自分を証明するんだなんて。













―――――・・・ちゃ・・・。りょ・・・ちゃ・・・。りょうちゃん――――――







おっと、誰か来たようだ。ダメだよ、ここは自分だけの宇宙なんだから。



そんな事を思いながら、体は意思に反して

自分から音のするほうへ近づいていく。









後書き


作者:青猫
投稿日:2012/06/30 14:22
更新日:2012/06/30 14:22
『俺と彼女のアルペジオ』の著作権は、すべて作者 青猫様に属します。

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