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本日、晴天ナリ

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中

前書き・紹介


第一話 出会イ

目次 次の話

それは7月の事だ。



ーーー2年前、夏ーーー



とある日の教室、朝のホームルーム前。

後3週間で夏休みだ、などとたわいない話をしていると、チャイムが鳴った。

担任教師が教室の前まで来て、誰かと話したかと思うと、

すぐに教室のドアを開けた。知らない女子を連れている。

と、思うと教師を嫌がらせする為にドアの上にセットした、

黒板消しが彼女の頭にヒット。

教室はなんとも言えない雰囲気に。

「いやあ、こんな時期に転校生か、珍しいね。」

などと呑気に話しているのは、僕の友達の、相川里志。

こいつが黒板消しをセットしたのに、何て奴だ。

まあ、せめてもの配慮で、黒板消しは綺麗だが...

「えー、みんな、聞いて欲しい。彼女は転校生の、高倉紗希だ。

簡単に自己紹介してくれ。」

担任よ、スルーか。

「父の仕事の都合で此方に来ました、高倉紗希です。よろしくお願いします。」

何事も無かったかの様に、ごく一般的なあいさつをした。

髪は黒でショート。目は大きく、少し童顔かな?と思う。

童顔のせいか、可愛いと言うより、無邪気という感じがした。



実際、そうだったのだが....

後書き


作者:水銀燈
投稿日:2012/08/02 14:55
更新日:2012/08/02 14:55
『本日、晴天ナリ』の著作権は、すべて作者 水銀燈様に属します。

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