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作品ID:128
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桜の鬼

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


伝説

前の話 目次 次の話

桜の鬼が炎となって消えた場所、そこには咲という名の娘の墓が立てられている。



立てたのは黄龍という青年。



ただ一人鬼の最後を見た人間。







あれから数十年の月日が流れ――燃えたはずの桜は今も、ここにある。





どんな不思議が起きたのか、誰にもわからない。



桜の前にあるはずの墓は、土台しか残されておらず、大部分が破壊されて裏に打ち捨てられている。



しかしこれは人の手でなしたものではないだろう。





それも不思議の一つとなっている。







鬼を愛した娘と娘に恋した鬼の伝説。



今も知る者は誰もいない。



語り継ぐことすら一度は禁じられ、最後の知る者も死んだ今となっては誰も。

















桜の鬼と娘の恋伝説――





――これにて閉幕。

後書き


作者:久遠
投稿日:2010/01/21 17:20
更新日:2010/01/21 17:20
『桜の鬼』の著作権は、すべて作者 久遠様に属します。

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