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作品ID:1865
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遠藤 敬之 


千年戦争物語

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / R-15 / 連載中

こちらの作品には、暴力的・グロテスクな表現・内容が含まれています。15歳以下の方、また苦手な方はお戻り下さい。

前書き・紹介


ヴァルハラの書

目次 次の話

ども、テノールです!
前書き前書き!今日はテノールだけで行いますよ!
千年戦争物語、時代背景的には千年戦争終幕期に入る辺りからのお話です
運命の勇者は9代目・・・かな?
では、では失礼しました、どうぞお楽しみ下さいませ



千年戦争叙事録
項目 「千年戦争とは」
千年戦争は、世界中の国と国が争い、計20億億の死者を出した、忌まわしき戦争である
誰もが「全てを終わらせる為」に戦い
誰もが「いたしかたない殺し」を行い
誰もが「大義の為の必要な犠牲」を出し
結局、何も変わらなかった戦争だ
だが、私はここに書く
正義とはなにか?と
勝利国か?武器か?兵器か?・・・それとも指導者か?
違う、どんなに過酷な場所でも、どんなに新たな兵器が生まれても、最後に戦うのは、・・・そこにいる、一人一人の人間だ
無駄死に?臆病者?だから何だ
皆、平和の為に戦い、それが入り交じり、戦火を広げたのだ
そこに正義ではないものなどいない
誰もが正義であり、誰もが罪人であるのだ



項目2「英雄の存在」
「アーサー」
語られぬハズであった伝説の英雄
この戦争は本来、人と人の関係に大きく傷を残していくはずだった
だが、彼の活躍により、二つは共に歩みだす関係となった
だが、彼は自らの英雄として語られることもなく
誰にも報われぬ運命すごしたという
この伝記は彼の生涯を追っていく物語でもある




序章 「英雄の始まり」
幾多の戦火の中で
幾多の・・・、魂の中で
村が焼き払われ、兵士は辺りを見回す
「残党を探せ!」
そんな大きな声が聞こえる
「はぁっ・・・、はぁっ・・・、嫌だ!」
そんな声は塞がれ、母は優しく話す
「だめ・・・、ほら、泣いちゃダメ・・・」
「やだやだ!お母さん!」
少年は、馬の上に落ちない用に縛られる
「だめよ・・・、いい?私の事は忘れなさい、この村も忘れなさい、全部忘れて、やり直せばいい、アーサー、大丈夫、大丈夫だから・・・」
その母には、足が無かった
腹には大きな穴が空いており、そこから大量の血が・・・、いや、それは全て固まったおり、無惨などではいい表せない姿だったそうだ
だが、その母は死なない、・・・死ねないのだ
「お母さん・・・!」
少年は泣く、どうしていいのか解らずに、ただ泣いたそうだ
「いたぞ!そこだ!」
兵士の声が響く
母は力を込めて、鞭を振るう
馬は雄叫びを上げて、そのまま大地を駆ける
「いってらっしゃいアーサー、どうか、生きて生きて、生き延びてくれますように・・・」
母は静かにそのまま、眠った
おそらく、死ねない永遠の眠りに着いたのだろう
「やだ・・・、なんで・・・、なんでなんだよ!」
なんと不条理な
なんと理不尽な
馬は走る
その行き先はわからない



一昨日は父が殺され、昨日は友が殺され、今日は・・・
「全員殺される」
はずだった、そうなる運命だった
静かに、少年は目を閉じる・・・
現実を見たくない、なら夢の世界に行ってしまえばいい
そう、目を閉じるのだ













少年は夢の中で、目を覚ました
そこには、燃え上がる町が映る
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
そういって、青年は斧を腹に刺され、絶命する
「プロミネンスオブフレア!」
焔の渦が現れ、多くの人間が黒く焦げる
「やめろ・・・、やめろっつってんだろ!」
少年は叫ぶ
終わることのない地獄・・・
それが、ゆっくりと消えていった
「・・・これが人の業」
低い声が聞こえてくる
声の方に向くが、誰もいない
「哀れな迷い羊よ」
「誰だよ・・・」
「逃れられぬ『運命』を背負う者よ」
話は一方的である
少年は黙った、むしろ聞きたくもなかった
「汝の望みを告げよ」
「望みってなんだよ・・・!」
すると、返答が返ってくる
「望みは、その者の宿命なり、その者望み賭けしとき、いずれそれは叶うであろう」
叶う?
宿命?
少年は、悩んだ、だがすぐその答えは出てくる
「・・・なら!生き延びたいんだ!」
・・・お母さんは何のために俺を逃がしたんだ!
お父さんは・・・
違う!これは・・・、俺の勝手な考えだけど!
でも!俺は生きたいんだ!どんなにキツくたって生き残る!それが俺の・・・
「汝、それが望みか」
声は静かに、そう告げた
「そうだ!これがーー
これが俺の望みだ!」
急に静かになる
燃える町なのに・・・、音一つ無く、静かで不気味である
少年は吠える、まるで意地を張る犬の様に吠えた
「・・・んだよ!悪いか!そんなに悪いことなのか!俺だけでも生き延びたいって考えは!この戦争じゃぁ、誰にだって訪れるのは等しい死じゃねぇか!生き延びたいって思って何が悪い!」
「汝の望み、しかと受けた」
悲しみに帯びた男の声・・・、先程からどこにいるのかもわからない存在である声は響きわたる
「されど、汝、一つの過ちあり」
少年は疲れはてた、もう声は枯れたのだ、叫ぼうとしてもかすれ、声は死んでいた
「生きるのは生命にありし等しき業、だが、それを無くしたのが人間、・・・しかし、汝の望みは矛盾している、死を生み出そうとしたのは人間であるのに、汝はそれに背くつもりであろう?その過ちは、主の世界を変える力となる、その為に、我は汝の味方となろう」
世界の映像は変わる、次の瞬間には
・・・水の中となった
苦しくはない、だが水の感触はある
「一代目、どうか、私が・・・」
美しい女性の高い声だった
でも、どこかで聞いたことがあるような・・・
「・・・なん・・・、だよ・・・これ」
かすれた声は整理しきれない脳をせめて冷却するために発する
「これより、契約を行う」
男の声はそう告げる
「我、湖の乙女、エルシュオナ、アーサー・ロードオブロードに永遠の忠誠を誓い、この身捧げることを誓います」
「なにいっ・・・てんだ!俺は・・・」
「アーサー、・・・良い名だ」
自分の前に剣が現れる
美しい二本の大剣
両刃で、柄は金、綺麗な朱と碧の宝飾で彩られた剣
「汝に渡されしは新たなる神器」
「・・・は?」
「乙女よ・・・、後は、どうかこの子を頼むぞ・・・」
声は途絶える
青髪の・・・、薄羽の少女はそっと呟く
「はい、一代目」










夢は必ず覚める、明けぬ夜はない
これから始まるのは、聖剣を手にした勇者の物語


そして、共に歩みだす仲間の話でもある
君よ、戦うんだ、命を消せない不死の勇者として
【世界を救えるのは、何を隠そう君しかいない】



望みは必ず叶う
君が、この世界をどうか嫌わないように
どうか、人を嫌わないように
私は戦い続けるんだ、君を守る為に
君の未来がどうか幸せであるように、戦うんだ




主人公紹介!
アーサー・ロードオブロード
種族「ヴァルキリー」
髪の色、金髪、ショート
目の色、青
ヴァルキリー特有の翼(天使の羽みたいな)があるが
普段着で隠れていて、脱がなきゃみれない(大サービス)
顔、もちろんイケメン、皆さんご想像にお任せします
武器二刀大剣
年齢16才(ヴァルキリーの年で)









ども、テノールです
さて、序盤の部分意味が解らなそうなところもあるのでここでテノールが捕捉いたします
まず1、母は死ねない?
世界設定を読んだ方ならお察しかもしれませんが・・・
はい、お母さんはヴァルキリーです、つまり不死です
だから意識は失っても命は失われない、それが、死ねない永遠の眠りって訳ですね
2、じゃあなんでアーサーは生き延びたいという「望み」なの?
これに関しては説明は難しいですが・・・(ネタバレも含むし)
アーサーは自身がヴァルキリーだとまだ知っていません、だから生き延びたいと願ったんです、そりゃぁ毎日人が死んでて、自分だけでも生きたいと思うのはある意味当然かもしれないですね、実際の窮地になったことのないテノールはどうこう言えないんですけど、まー、こんな状況になったら言うだろうなー、というのを妄想しながらかいてみました
3最初の言い方、「らしい」?
・・・それはですね
最初は史実らしく製作者が書いた文というのを強調したかったんです
でもまぁ結果としては読み辛いなーっ、ぐぬぬというのもありましたね
では、ここらへんで
アデュー★です!

後書き


作者:テノール
投稿日:2016/11/27 00:48
更新日:2016/11/27 00:48
『千年戦争物語』の著作権は、すべて作者 テノール様に属します。

目次 次の話

作品ID:1865
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