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作品ID:2017
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マフィア先生PIECE!

小説の属性:一般小説 / 未選択 / お気軽感想希望 / 初投稿・初心者 / 年齢制限なし / 連載中

前書き・紹介

理宇と理輝は運動も苦手で理輝はすぐに当たってしまう。
だがその時、理宇の姿を見て一つ学んだ。


本気のドッヂボール

前の話 目次

学校に向かう途中、理宇と理輝はいつも会って一緒に
学校へ向かっている。
「なんかピースの言ってることって胸に、心に残るよね」
「分かるかも。私も。本気でやってる人にはついていって
 応援したくなるし…」
理宇と理輝はそんな会話をしていた。
ピースの言葉には力がある、そんな風に感じたのだ。

「理宇!早く!」
「ま、待ってー!」
制服を脱ぎ体操服になった理宇は友だちを追いかけ体育館に
やってきた。理宇と理輝のクラス一組は今日、三組と
ドッヂボール対決をすることになっている。これに勝ったクラスが
決勝に進めるのだ。
笛の合図によりボールが投げられる。

「ぎゃっ!」
早速、理輝がボールに当たる。彼の背中はすごく小さく見えた。
『理輝、やれなくても本気でやらなきゃダメだぞ』
そう理輝はピースに先日言われたのだ。
「(そんなこと言われても、な)」

「あ、アイツ」
「スゲェ、ずっとボール避けてる」
「頑張れ!」
声がしてコート内を見ると理宇が一生懸命ボールを避けているのが
見えた。後ろに下がりながら片足を下げて回るように避けたり
屈んで避けたりしているがかなり疲れているように見える。
だが見ている生徒や担任や教師たちはかなり応援していた。
そうか、理宇は本気を出しているからあんなに応援されるんだ。
本気で避けてるから応援されるんだ。
理輝はやっと本気でやることの凄さが分かった。
「正解だ」
ピースのそんな声が耳に入って来た。

その後、三組に負けてしまったがクラスは賑やかだった。
「スゲェな理宇!俺あんなに避けてられねえよ」
「理輝もすごかったよな!」
そんな声を理輝と理宇は掛けられた。


後書き

教訓!
「本気であれば勝つも負けるも関係なし」

本気になればあんなに声援を送られるんだねby理輝


作者:SALOME
投稿日:2018/07/25 16:15
更新日:2018/07/25 16:15
『マフィア先生PIECE!』の著作権は、すべて作者 SALOME様に属します。

前の話 目次

作品ID:2017
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