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作品ID:225
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Devil+Angel=Reo

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


最終話。そして第一部終了。

前の話 目次 次の話

 ――鋭意会長へ。

 メンバー決まりました。メンバーは以下の通りです。

 紅來璃維、鋼夜春袈、桐生媛にライナ・メロディス。そして私です。

 ……後、会長は瀬宮真希さんを知っていますか?



「うん。これでいいかな?」

 鋭意会長へのメール作成完了。送信完了。

 ……でも何処かで瀬宮真希の名前を聞いたことがある。

 どこだっけ?



「刹那。入っていいか?」

 璃維の声。そうかライナ、障子閉めたんだ。



「うん。いいよ」

「……」

「どうかした?」

「いや、その、瀬宮真希って奴の事なんだけどさ」

 沈黙する璃維を促すと話し始めた。瀬宮真希さんのこと。



「真希は、日本人と大公国人のハーフだから」

 それだけ言うと璃維は部屋を出て行く。





「フェンシュー。お願いがあるんだけど?」

「何?」

「アンタの弟に言っておいて。私、レオ争奪戦に出るから」

「え!?」

 フェンシュ・メロディスは弟であるライナ・メロディスに伝える言葉を真希から聞く。

 それはフェンシュでも驚く内容だった。



 本来、真希のような技術部員は戦闘トーナメントのレオ争奪戦には出場できないとNEV機関法で決められている。

 そして真希がレオ争奪戦に出るということは、NEV機関法に違反することと同義なのだ。



「お願い。大丈夫。NEV機関法には違反しないわ」

 意味がわからない。



「私、技術部員兼戦闘部員になったから。ねぇ? 鋭意早紀部長?」

 フェンシュが気づかない間にフェンシュの後ろに鋭意早紀が居た。





 何処かで、花火が鳴った。





後書き


作者:斎藤七南
投稿日:2010/07/08 18:03
更新日:2010/07/08 18:03
『Devil+Angel=Reo』の著作権は、すべて作者 斎藤七南様に属します。

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