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作品ID:2278
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霊障刑事24時

小説の属性:一般小説 / ミステリー / 感想希望 / 初投稿・初心者 / R-15 / 連載中

前書き・紹介

春の暖かさを感じる今日この頃。再び大きな事件がやってきた。

春一番の風、烏天狗の春日は幽霊課に乗り込んできてはこういった。

―儂と闘え、と


烏天狗戦

前の話 目次

幽霊課には時々霊や妖怪たちが話し相手やらを探してやってくる。

奏のデスクの上に黒い羽が落ちてきた。

「奏さん、少し」

つなぐは遠くで手招きをしていた。椅子から腰を上げ一旦部屋を出た。


春日を名乗る烏天狗の男は奏にグイッと顔を近づける。奏の体は無意識に

後ろに仰け反る。

「近い!」

奏は叫んだ。それに驚きつつ笑みは崩さなかった。

「随分と元気な娘じゃなぁ、こんな女が仕切っておるのか?」

「仕切ってる、のか…一応は所長代理人って感じですけど」

「ほぅ…高い霊力の割には能力はないようじゃが…否、そうだとしても

指導者としての才能があるのか。では儂の依頼を聞いてもらうぞ、儂と

闘え幽霊課の!」

春日は依頼として戦闘を申し込んできた。

「とは言っても私は戦闘手段は無いしなぁ…」

奏はスッとつなぐの方に目を向けた。彼はやっぱりかと予想していたようで

既に構えていた。

「そっちのは素手での戦闘をするのか。中々恵まれた体格じゃな」

「それは誉め言葉ですよね。有難く受け取っておきます。では…」

つなぐが先手を打つ。

後書き


作者:AQUA
投稿日:2020/02/17 18:47
更新日:2020/02/17 18:47
『霊障刑事24時』の著作権は、すべて作者 AQUA様に属します。

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