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作品ID:304
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バスケ?少年期?

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中

前書き・紹介


バスケ好き

目次

「バスケットは好きかい?」

 翔はプロバスケット選手田中英一に言われた。翔は「うん」と答えた。

「そうか、じゃあ次の試合も見てくれるかな」

 英一は翔にチケットを2枚渡した。

「これは君のお母さんの分、ちゃんと渡してね」

 翔は「ありがとう」と言うと走って母親のところまで走って行った。翔の母親は英一にお辞儀をし、帰りのバスへ乗った。

「ねぇ 田中選手から次の試合のチケット貰ったの」

 翔は母親にチケットを渡す。

「ごめんね この日お母さん行けないのだから見に行けないの」

 翔はしょんぼりして顔を下げた。



 次の日翔は幼稚園に行った。

「あれ 翔君今日はバスケットしないの?」

 幼稚園の先生小桜美里が翔に聞いたが翔は無視した。

「どうしたの 先生に話してみてよ」

 翔は昨日あったことを美里に話した。

「ふ?ん じゃあ先生が一緒に行ってあげるよ」

「本当!!」

 美里が「うん」と言うと翔は喜んで美里に抱きついた。

 

 日曜日になると翔は家の前で美里を待っていた。美里の姿が見えると翔は家に戻り母親を呼んだ。

「今日はお願いします」

「はい」

 美里はしばらく翔の母親としゃべると翔と手をつなぎ試合会場へと向かった。



 会場に着くと会場はほとんど満席状態だった。翔は英一に貰ったチケットの番号を見て席に座った。そこは一番前の席だった。

「センター、田中英一」

 英一が呼ばれると翔は立ち上がって大声で英一を呼んだ。気がついた英一はコートの真ん中に着くと翔に向ってグーの手をしてくれた。

 試合が始まった。初めのジャンプボールこそ落としたものの、1クオーター目13点中6点でチームも4点差で勝っていた。

 2クオーター目は両チームスリーポイントシュートを多く打っていたので中でボールをもらうセンターの英一はシュート数が少なかったがシュートが外れたボールを取るリバウンド数は圧倒的にどの選手よりも多かった。

 3クオーター目、相手チームが流れをつかみ点差を詰めて、とうとう逆転されてしまった。

 最後の4クオーター目、点差は2点のまま、とうとうラスト1分になった。ボールを持っているチームは田中のチームだった。

 ラスト8秒、田中にボールが回ると田中は強引にシュートを決めに行った。相手のチームの選手は焦り田中を押し倒してしまった。田中は床に頭を強く強打した。一瞬、会場の中が静まり返った。翔は思わず顔に手をやっていた。

田中の打ったボールはリングに当たることなくゴールの中へと吸い込まれていった。

後書き


作者:ストライク
投稿日:2010/09/08 00:05
更新日:2010/09/08 23:54
『バスケ?少年期?』の著作権は、すべて作者 ストライク様に属します。

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