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作品ID:325
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龍は虎を見下せない

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


決意

前の話 目次 次の話

「ストーカー無差別殺人」事件が終わりをつげて、2週間が過ぎた。

龍神 真は自分のマンションでなにかを書いていた。

「・・・よし、できた」

真は書き終えた紙をポケットにいれこみ、部屋をでた。

「親父・・・お袋・・・行ってくるぜ・・・」

真は仏壇の写真に手を合わせ、マンションのドアに鍵をかけ、でていった。__



__錦学園生徒会室前

国枝 雀はポケットから入部届をとりだし、正 面のドアを見つめた。

「よし・・・はいるか・・・」

雀はドアノブに手をかけ、開けようとしたその時、

「待てぇ!雀ぇ!」



__真が走ってきた。

「うおぁっ!?」

真と雀はぶつかりあい、ころがった。

「テメェ・・・真・・・雀って呼ぶなって言っ ただろうが・・・」

「知るか、それよりこれを見ろよ」

真は雀に謎の紙を見せてきた。

「お前・・・それ・・・」

雀は真から紙をうばった。

「入部届じゃねぇか!?」

その入部届には真の名前が書かれており、さらに真の血判がついていた。

「俺もお前と一緒に歩むぜ」

真は照れながら言った。

「真・・・」

雀は驚いた顔で真を見ていた。

「それじゃ、いくか」

真は雀と一緒にドアノブをひねり、生徒会室にはいっていった。__

後書き


作者:四神 麒麟
投稿日:2010/09/18 22:07
更新日:2010/09/18 22:07
『龍は虎を見下せない』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。

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