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作品ID:355
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龍は虎を見下せない

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


噂のアイツ

前の話 目次 次の話

「聞いたか?」

「ああ、聞いた聞いた」

「アイツがついに・・・・・・」

ところどころで言葉が飛び交っている。

龍神 真と国枝 雀はその噂に耳をかたむけ、聞いていた。

「ところどころで『アイツ』っていう言葉がち らほら聞こえるぜ」

真は屋上でメモ帳に書き込み、雀にいった。

「噂じゃあその『アイツ』ってぇのは入学式に 来なかったらしいな」

雀もそういってメモ帳をパタン、と閉じた。

「まあその『アイツ』は今日来るのか?」

真は雀に聞き、雀はうなずいた。

「ああ、そいつを見れば誰か分かるだろ」

雀はそういって昼食の焼肉弁当をほおばった。



__放課後

「ふっふふ?ん♪」

白虎 翔子はうれしそうに箱の中身を見た。

ケーキと、それに手紙がはいっていた。

「・・・・・・」

遠藤 星と西崎 良はそんな白虎を呆れ顔で見ていた。

「・・・・・・白虎さん」

真は口を開いた。

「なに?」

「その手紙見せてください」

真は白虎から紙をもらい、封をあけた。

と同時に



ガチャッ

ドアが開いた。

「うん?ここでいいのか?」

そこにいたのは__



__万石 玄武だった。

「ああっ!?お前は!」

「玄武!?」

雀と真は玄武を指差し、叫んだ。

「あっ?真に雀か?何故いる?」

玄武は聞いてきた__

後書き


作者:四神 麒麟
投稿日:2010/10/01 21:03
更新日:2010/10/01 21:03
『龍は虎を見下せない』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。

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