小説を「読む」「書く」「学ぶ」なら

創作は力なり(ロンバルディア大公国)


小説投稿室

小説鍛錬室へ

小説情報へ
作品ID:549
「武器の名前で呼び合おう!」へ

あなたの読了ステータス

(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「武器の名前で呼び合おう!」を読み始めました。

読了ステータス(人数)

読了(282)・読中(16)・読止(2)・一般PV数(1090)

読了した住民(一般ユーザは含まれません)

白銀 ■ふしじろ もひと 


武器の名前で呼び合おう!

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中

前書き・紹介


春夏秋冬文化祭 ?夏の陣?開催!!

前の話 目次 次の話

「花火南国型、リゾート運動運営中!!

1-Aは、今回、プールを全体的に開放!!」

 マイクを握った、麻生 弓が学校指定の黒色の短パンを穿き、タンクトップ姿で話す。

 弓の周りでは、弓の親友である村森 ユキが、動き回っている。

 今回の文化祭では、弓が実行委員長。ユキは、実行副委員長になっているため、弓が話している今、ユキは忙しさで目が回っている。

「んじゃ、楽しんでみてくださいな、そしてまた、来てくださると嬉しいと思いつつ、麻生弓のお話を終わりますっ!!」

 マイクの電源を切り、立っていたステージから降りる。

「ユキ、なんか注文って、いっぱいあるじゃん!」

「弓ー! しゃべってないで、動いてー!!」

 弓が、A組生徒が出入りするテント、通称、基地に顔を見せると、その注文票の多さに驚いた。

 だが、驚いていると、ユキがトレーを持って、弓に声をかけてきた。

「うん!」

 ユキの言葉に、笑顔で頷く。



「うん。なんで、君が居るの?」

 トレーを持った右手が、ぷるぷると震える。

「ちょっと、お客さんの出入りが安定してきたから、やってきた」

 弓の幼馴染、月波 槍。

「へー。じゃ、手伝ってよ」

「やだ。なんで、俺が弓のところを手伝わなきゃいけない」

「……ま、いいや。あんたの手を借りるまでもないしね。借りるのもヤダし」

「なら、言わなきゃいいじゃん」

「言ってみただけですぅ」

「弓が語尾をのばすとか、異常なほど、似合わないんだけど」

「あっ、そうですか」

 最近、槍が生意気になってきたと思う弓だ。

「ねえ、槍」

 弓が真剣な顔で語りだした。

「どうして、あたしたちをヒイラギ学園に連れてきたのか……聞かせてよ」

 見学旅行のとき、槍は言った。理由ができた、と。

「……正直」

 槍は注文した、アイスコーヒーを含み、喋りだす。

「あの理由が、本当に弓やユキ、柊を納得させることができるのか、わからない」

「納得できた、できない、は個人でしょ? あたしはどうかわからない」

「理由として、本当にいいのかわからない」

「大丈夫。あたしは絶対に聞き逃さない。理由としてダメだとか言わない。でも」

 弓は言葉をきる。

「あたし、今まだ、営業中だから。休憩時間になってからね」

 黒髪ショートを揺らして、トレーを持ち、立ち上がる。

 弓は、やっと、ここヒイラギ学園にきた、理由が聞けそうだ、と思った。





後書き


作者:斎藤七南
投稿日:2010/11/14 18:31
更新日:2010/11/14 18:31
『武器の名前で呼び合おう!』の著作権は、すべて作者 斎藤七南様に属します。

前の話 目次 次の話

作品ID:549
「武器の名前で呼び合おう!」へ

読了ボタン


↑読み終えた場合はクリック!
button design:白銀さん Thanks!
※β版(試用版)の機能のため、表示や動作が変更になる場合があります。
ADMIN
MENU
ホームへ
公国案内
掲示板へ
リンクへ

【小説関連メニュー】
小説講座
小説コラム
小説鍛錬室
小説投稿室
(連載可)
住民票一覧

【その他メニュー】
運営方針・規約等
旅立ちの間
お問い合わせ
(※上の掲示板にてご連絡願います。)


リンク共有お願いします!

かんたん相互リンク
ID
PASS
入力情報保存

新規登録


IE7.0 firefox3.5 safari4.0 google chorme3.0 上記ブラウザで動作確認済み 無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS