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作品ID:578
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もう未練はありませんか?

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


休憩2

前の話 目次 次の話

 まるで画用紙をあわせて作ったような空間は壁の一面だけ絵によって飾られていた。

 そこにはいつも通りに真っ白な少女と真っ黒な猫がいる。

「アンナ。お知らせがあるよ♪」

「なんですかディー?」

 なぜか一瞬沈黙するディー。そしていま重々しくディーの口から告げられた。



「次のお客が遅れるらしい」



「またですか!?」

 少女が驚くのも無理は無い。なぜなら過去に一度同じようなことがあったのだ。

「っで? 何人やられたんですか?」

「やられたこと前提なんだね。まぁいいや。いまのところ二人だそうだ」

「捕まえるのに時間がかかりそうなんですか?」

「なかなかの策士だそうで・・・・・・」

 やれやれ・・・・・・っと、首を横に振る杏奈。

「次のお客さんは手こずりそうですね」

「ねぇねぇアンナ。次のお客来るまで何して暇つぶしする?」

 杏奈は少し考えてから。

「ディー。私、欲しい物があるのですが」

「なにが欲しいの? 差し支えない領域なら発注できるけど?」

「この服ポケットとか付いてないので小型のポシェットとか欲しいです」

「小型の(四次元)ポシェットだね。他には?」

「いま何か言いませんでした? 『小型の』と『ポシェット』の中間あたりに」

「気のせいだよ」

「そうですか? それならいいのですが」

「それより他にある?」

「カラーボックスと小物入れを二つほど。他には飴が欲しいです!」

「分かった。最後の以外は通ると思うよ」

「最後のも通してください!」

 沈黙・・・・・・

「なにする?」

「申請したんですか?」

「したよ。今頃天使VS神の構図で争いがおこってると思うよ」

 それを聞いた杏奈は声の高さを整えて・・・・・・

『あっはっは! ぬるいわ! 俺に仕事させたければガード○キルでも開発してくるんだな! あっはっは! なぬ! ハンドソ○ックだと!?』

「うん。そんな感じで・・・・・・ってアンナがやったの!?」

「似てました?」

「似すぎて怖いよ!」

 シュン!

 ちょうどその時杏奈が頼んだ物が届いた。

「あ! 届きましたね。想像以上に早いので驚きました。天使さんたち言い仕事しますね」

「きっとハーモ○クスでも発動したんじゃない?」

「それは強すぎますね」

 物色を開始する杏奈・・・・・・すると。

「な! なんじゃこりゃぁあああああああああああああああああああ!!!」

「ジー○ン!? アンナのモノマネの幅が大きすぎて付いていけないよ!」

 ディーが硬直して動かなくなった杏奈の横まで行って・・・・・・

「な! なんじゃこりゃぁあああああああああああああああああああ!!!」

 全身の毛を逆立ててディーが叫んだ。

 そこにあったのは・・・・・・否! いたのは・・・・・・

「とても口には出したくありませんね」

「左に同じ。早急にこれの撤去依頼出すよ」

 かさかさかさかさかさかさかさかさかさかさ

「きゃー! 動いたぁああああ!」

「落ち着いてアンナ! いやぁぁぁあああああ!」

































    今回の支給物一覧



 肩にかけるタイプのポシェット×1(カラー白、収納上限ナシ)

 カラーボックス×1(カラー白)

 小物入れ×2(カラー白)

 飴袋×3(バターキャラメル味)

 ?×100

 !?×∞

 以上



    その他報告



 神が受けたダメージ

 1739/0

 瀕死になった天使さんの数

 2000/2000

 天使さんたちが使用した特殊能力

 A.Tフィー○ド

 GN○ィールド

 ラムダ○ライバ

 次元連○システム

 主人公補正

 ガー○スキル

 ハイ○ープラ○マドラ○ブ

 SE○D

 (略)

 神が使用した特殊能力

 世界干渉能力(下界のみ有効。天使さんたちには被害ナシ)

 以上

後書き


作者:総 誉
投稿日:2010/11/29 21:06
更新日:2010/11/29 21:08
『もう未練はありませんか?』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。

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