作品ID:887
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friend ?君と僕?
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中
前書き・紹介
第一章 トモダチ
目次 |
俺のせいだ・・・ 俺が・・・俺があんなことをしなければ・・・
速人は無情にも降りしきる雨の中自分を責めていた・・・
――― 一週間前 ―――
「あ・・・雨降ってるよ・・・速人」
優はコンビニの窓に額を寄せて真剣な顔つきで外を見ていた。
その顔があまりにも面白くてオレはつい笑ってしまった。
優はきょとんとした顔で不思議そうにオレの方を見ていた。
「どうしたんだよ速人僕の顔になんかついてるのか・・・?」
優は少し顔に赤みを帯びて俺のほうに近づいてきた。
「いや・・・なんでもないよ」
と、俺は言った。
やっぱり優は男だけどかわいいんだよな無邪気で女みたいな顔しやがって・・・女子にも好かれて
それに比べて俺はみんなから、かわいげがない子供らしくないとかいろいろと悪口言われてさ・・・女子たちには変な目で
見られるし・・・優がうらやましいよ
俺はいつも一人ぼっちだった。クラスのみんなからいろんな悪口言われて寂しくて寂しくて・・・
本当はみんなとも仲良くしたいし友達と遊びたいし・・・でも俺はみんなと話すのが恥ずかしくってあまりしゃべらないから
無口だと勘違いされ結局、自分の本当の気持ちをみんなに伝えられずにずっとひとりで何でもやってきた
でもある日・・・
「おーいお前ら席に着けー!今日はお前らにいい知らせがあるぞーなんとウチのクラスに転校生が来たぞ!みんな仲良く
してやれよー」
転校生・・・先生の話を聞いて少し期待した。もしかしたらこの転校生なら自分の友達になってくれるかもという考えが頭の
中をよぎったが俺は期待しないことにした。
もしそんな考えを持って転校生と友達になったとしても周りのやつらの反応を見てればきっとそのうち転校生も
俺のもとを離れていってしまうのではないかと思った
そしたら俺はまた一人ぼっち・・・もう傷つきたくない・・・そう思ってたのに・・・
「こんにちはー、僕は舞城 優です♪お父さんの転勤で上北中学校からここの中学に転校してきましたーよろしく☆」
転校生は俺の思ってたイメージとはちがった爽やかな表情で自己紹介をしていた・・・彼は背が小さく女のような顔つきだ
「じゃあ・・・席はどーすっかなー・・・そうだ、席は・・・藤岡 速人の隣だ・・・いいなー」
先生は言ったが教室のみんなは了解したものの不満そうな表情だった
転校生は俺に話しかけてきた
「藤岡・・・速人君っていうの?かっこいい名前だねぇー、僕は舞城 優だよー優って呼んでねー♪
あ、そうだ君の事は速人って呼んでもいいかなー?エヘ☆」
俺は答えてもいいのか少し戸惑ったが彼の笑顔を見ていたら思わず返事をしてしまった
あれほど自分の中でもう傷つきたくないとか願ってたくせにあっさり返事したってことはやっぱり心の奥深くでは友達が
欲しいと思ってたのかな?
でもたとえ友達になったとしても彼を傷つけてしまったら彼は僕みたいになってしまうのだろうか
そのときはその事しか頭になかった
でも俺は決心した友達が欲しい・・・分かり合える友達がほしい…そう思っていた・・・
速人は無情にも降りしきる雨の中自分を責めていた・・・
――― 一週間前 ―――
「あ・・・雨降ってるよ・・・速人」
優はコンビニの窓に額を寄せて真剣な顔つきで外を見ていた。
その顔があまりにも面白くてオレはつい笑ってしまった。
優はきょとんとした顔で不思議そうにオレの方を見ていた。
「どうしたんだよ速人僕の顔になんかついてるのか・・・?」
優は少し顔に赤みを帯びて俺のほうに近づいてきた。
「いや・・・なんでもないよ」
と、俺は言った。
やっぱり優は男だけどかわいいんだよな無邪気で女みたいな顔しやがって・・・女子にも好かれて
それに比べて俺はみんなから、かわいげがない子供らしくないとかいろいろと悪口言われてさ・・・女子たちには変な目で
見られるし・・・優がうらやましいよ
俺はいつも一人ぼっちだった。クラスのみんなからいろんな悪口言われて寂しくて寂しくて・・・
本当はみんなとも仲良くしたいし友達と遊びたいし・・・でも俺はみんなと話すのが恥ずかしくってあまりしゃべらないから
無口だと勘違いされ結局、自分の本当の気持ちをみんなに伝えられずにずっとひとりで何でもやってきた
でもある日・・・
「おーいお前ら席に着けー!今日はお前らにいい知らせがあるぞーなんとウチのクラスに転校生が来たぞ!みんな仲良く
してやれよー」
転校生・・・先生の話を聞いて少し期待した。もしかしたらこの転校生なら自分の友達になってくれるかもという考えが頭の
中をよぎったが俺は期待しないことにした。
もしそんな考えを持って転校生と友達になったとしても周りのやつらの反応を見てればきっとそのうち転校生も
俺のもとを離れていってしまうのではないかと思った
そしたら俺はまた一人ぼっち・・・もう傷つきたくない・・・そう思ってたのに・・・
「こんにちはー、僕は舞城 優です♪お父さんの転勤で上北中学校からここの中学に転校してきましたーよろしく☆」
転校生は俺の思ってたイメージとはちがった爽やかな表情で自己紹介をしていた・・・彼は背が小さく女のような顔つきだ
「じゃあ・・・席はどーすっかなー・・・そうだ、席は・・・藤岡 速人の隣だ・・・いいなー」
先生は言ったが教室のみんなは了解したものの不満そうな表情だった
転校生は俺に話しかけてきた
「藤岡・・・速人君っていうの?かっこいい名前だねぇー、僕は舞城 優だよー優って呼んでねー♪
あ、そうだ君の事は速人って呼んでもいいかなー?エヘ☆」
俺は答えてもいいのか少し戸惑ったが彼の笑顔を見ていたら思わず返事をしてしまった
あれほど自分の中でもう傷つきたくないとか願ってたくせにあっさり返事したってことはやっぱり心の奥深くでは友達が
欲しいと思ってたのかな?
でもたとえ友達になったとしても彼を傷つけてしまったら彼は僕みたいになってしまうのだろうか
そのときはその事しか頭になかった
でも俺は決心した友達が欲しい・・・分かり合える友達がほしい…そう思っていた・・・
後書き
作者:白蓮 |
投稿日:2011/10/21 20:15 更新日:2011/10/21 20:15 『friend ?君と僕?』の著作権は、すべて作者 白蓮様に属します。 |
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