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PC名:花鹿 早妃(かじか さき)
性別:女
学年or担当教科:3年
指名PC:穂村遥斗さん
アイコンサイト:BREEZE様(http://...
その他:自分の心に素直な自由人。したいと思えば髪だって赤色に染めるし、退屈な授業は涼しい顔でサボるし、校則も平気で破る。すこぶる前向きであっけらかんとした明け透けな言動がデフォルト。人生は楽しんだ者が勝ちだと思っている。ただ、気まぐれで興味の矛先がコロコロ変わり、飽きっぽいのが玉に瑕。中学ではバスケットボール部に入っていたが、現在は天文部。
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(空が夕焼け色に染まり、生徒たちが思い思いの課外活動に励む頃。運動部と違って緩めの活動が中心の天文部は、気分によって顔を出したり出さなかったりとまちまちだ。――そして、現在の少女の興味をいちばん惹きつけているのは、教育実習に来ている“彼”の存在だった。前に旧校舎の近くで喫煙している姿をこっそり目撃してから、なんとなく気になって、普段からそれとなくその姿を探すようになっていた。――そして、その日の放課後もお目当ては彼に会う事で。念のために職員室もちらりと覗いてみたけれど、案の定、其処に彼の姿は何処にも見当たらず。ならば、思い当たる場所は一つきりとばかりに、迷わず向かった先は人気の少ない旧校舎の一角。其処に彼の姿を見つける事が出来たなら、にまりと笑って背後から近づき、声をかけよう。)せーんせ、見っけた。此処に居ると思ったんだよねぇ。何、今日もこっそり煙草吸ってんの?あたし、煙草はまだ吸ったことないんだよねー。……そんなにいいもの?(なんて、法律は割としっかり守っている少女は面白がるような声で冗談めかして問いかける。此処に来た理由など、本当は彼と話したかったからという、それだけのシンプルなものだった。)
花鹿早妃:2020/2/25 (Tue) 22:54 No.2:
(為すべき事をある程度片付けて、周囲の教員に断りを入れては最早定位置と化した旧校舎の片隅へと足を運んだ。ポケットから煙草とライターを引っ張り出し、火を付ける。ゆっくりと吸い込み、ふぅ、と吐く息と共に紫煙が空へと上り、ゆらゆらと消えていく。不意に、煙の様に消えてしまいたい等と馬鹿げた考えが脳裏をよぎり、フルリと首を横へ振った――所で、聞こえた足音になんとなしに視線をそちらへと向ける。其処に有るのはにまりとした少女の笑みだ。嗚呼、彼女か。)ええ、はい、まあ……そんな所、です。はぁ、そもそも貴女の年齢で吸ったらとっ捕まりますから控えてくださいね。……良いというか、落ち着きはしますがオススメはしません。成人したとしてもね。よく言うでしょう、喫煙は緩慢な自殺だって。(携帯灰皿を取り出しては吸いかけのそれをねじ込んで、再びポケットへとしまう。生徒の前で吸うことに抵抗があると言えば其の通りで、気まずそうに下手くそな笑みを浮かべる。)そういえば……何か、ご用でしたか?(はた、とそんな言葉を口にしては首を傾げた。教師ならば部活でもないなら早く帰りなさいとでも言うべきなのだろうけれど、この男がそんな言葉を口にできるわけもなかった。彼女を手招く様なことはしないが、かと言って追い返すような素振りを見せるでもなくただ、静かに問いかける。――日は、もう沈みかけていた。)
穂村遥斗:2020/2/26 (Wed) 02:27 No.4: