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PC名:(よみがな)逸水 陽一(はやみ よういち)
性別:男
学年or担当教科:2年
指名PC:(お任せ可能)北羅衣亜さん
アイコンサイト:Bob(http://...)様
その他:(記入任意)涼やかな風貌の2年生。男子テニス部所属。186㎝。マネージャー陣にもクラスメイトにも後輩たちにも、無論のこと先輩たちにも、さりげない気づかいをするタイプ。部活優先が男の基本体だが嫌味にならず、かといって熱血が行き過ぎた印象を持たれることもない。部内での実力や立ち位置としては中堅どころ。
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(――夕焼け小焼け、赤とんぼ。ふいに思い返した音色をそのまま唇でなぞるのは、屋上という場所の解放感からだ。テニス部は本日はどこかの誰かの諸事情で休養日。決して強豪校というわけでもないから、自主練習に励む生徒たちもいるもののそれは必要最低限の業務を超えたそれである。ゆったりと瞳を閉じて屋上の壁に体を押し当てて、瞳を開く。空にポツンと浮かぶような、一人きりの時間を少年は好んでいた。)――あれ、(そうしてゆったりと見上げれば、ポツンと浮かぶ不思議な人の姿。気まぐれに屋上に立ち寄ると、いたりいなかったりする人。青空の下で見ることはしばしばあったが、夕焼け越しに彼女を見るのは初めてだったか。ああ、まるで。その瞳越しに星空が見えるようで――)きれいだね。(唇から不用意に麿日出たその言葉に、少女の制服姿は何か反応を示すだろうか。不思議な空気はほかのだれにもまねできないそれである。少年にもきっと完全には理解できず、真似できないが。)やあ、いい景色だね。今日はこのまま天体観測?(なんて気安いような、何処にでもある誰にでもできる雑談のような言葉をはじいて、涼やかに笑う。)
PC名:(よみがな)逸水 陽一(はやみ よういち)
性別:男
学年or担当教科:2年
指名PC:(お任せ可能)北羅衣亜さん
アイコンサイト:Bob(http://...)様
その他:(記入任意)涼やかな風貌の2年生。男子テニス部所属。186㎝。マネージャー陣にもクラスメイトにも後輩たちにも、無論のこと先輩たちにも、さりげない気づかいをするタイプ。部活優先が男の基本体だが嫌味にならず、かといって熱血が行き過ぎた印象を持たれることもない。部内での実力や立ち位置としては中堅どころ。
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(――夕焼け小焼け、赤とんぼ。ふいに思い返した音色をそのまま唇でなぞるのは、屋上という場所の解放感からだ。テニス部は本日はどこかの誰かの諸事情で休養日。決して強豪校というわけでもないから、自主練習に励む生徒たちもいるもののそれは必要最低限の業務を超えたそれである。ゆったりと瞳を閉じて屋上の壁に体を押し当てて、瞳を開く。空にポツンと浮かぶような、一人きりの時間を少年は好んでいた。)――あれ、(そうしてゆったりと見上げれば、ポツンと浮かぶ不思議な人の姿。気まぐれに屋上に立ち寄ると、いたりいなかったりする人。青空の下で見ることはしばしばあったが、夕焼け越しに彼女を見るのは初めてだったか。ああ、まるで。その瞳越しに星空が見えるようで――)きれいだね。(唇から不用意に麿日出たその言葉に、少女の制服姿は何か反応を示すだろうか。不思議な空気はほかのだれにもまねできないそれである。少年にもきっと完全には理解できず、真似できないが。)やあ、いい景色だね。今日はこのまま天体観測?(なんて気安いような、何処にでもある誰にでもできる雑談のような言葉をはじいて、涼やかに笑う。)
:逸水陽一:2020/2/26 (Wed) 18:06 No.8:

(フン、フン、フンと調子外れのハミングは黄昏の空に溶けて消える。今日もなんにもない一日で、特別なことはなんにも無い。朝も、授業中も、放課後も、何が有るわけでもなく、けれども少女はそこにいた。そういうものだと言わんばかりに、ごく当たり前だと伝えんばかりに。給水塔の上に腰掛けて、足をぶらぶらさせていれば不意に聞こえた童謡に口を噤んでいた。じ、と見遣る先の男子生徒の溢す声を耳聡く広い、視線が交われば、底抜けに明るい笑みを向けよう。) そうだね、これからきっとお星さまキラキラするから、もっときれいになるよ!(笑顔のままにそう伝えて、そのまま視線を空へと向ける。黄昏色の柔い日差しが少し眩しくて、手で遮っては再び視線をゆっくり彼へと向けて――やっぱり、笑っていた。)へへ、じゃあそうしようかな! 夜の予定けってーい。そういう君は何しに来たの? お空の観察? それともサボり……は、この時間じゃもう違う? (ペラペラと舌を回してはああだこうだと言葉を紡ぐ。その声色は何処までも楽しげに、ただただ弾んで。少しずつ暗くなる空にキラリ、と星がちらついていた。)
:北羅衣亜:2020/2/27 (Thu) 02:53 No.13: