
PC名:衛藤 真央(えとう まお)
性別:男
学年or担当教科:1年
指名PC:榎本 聖良
アイコンサイト:ぺしゃんこ。(http://...)
その他:穏やかでどこか抜けている、少しだけ何を考えて動いているか分からない男子生徒。部活や委員会には所属しておらず、放課後は教室や屋上、図書室の片隅など場所を問わず足を運んでは一人静かに読書をしていたりスマホを見ていたりしていることが多い。自分自身にあまり興味が持てず好きなものもなければ嫌い、苦手といったものを自分では見つけることも浮かべることも未だ出来ていない。そのため他人との関わりが付かず離れず、来るもの拒まず去る者追わずといった感じに自然となってしまったため友好関係は狭め。
――――――
(良いことと悪いことは、両方同時に訪れることもあれば片方だけ今日訪れてもう片方は時間をおいて訪れる。浮かべては確かにそうだと窓越しに外の景色を見て考えて細く息をはきだす。昼と夜の間は不思議な時間だと誰かが認めていた。どっちつかづの中間地点、誰にも縛られることのない自分だけの時間。そんな風に自分は思うも他はどう思っているのか興味を持った。単なる気紛れだ。そうでなければこんなことをしない。窓際から彼女のもとへ、そこへ向かう早さは普段よりも早いのを自覚していた。放課後の図書室はいつもよりも足音が響く。)ねえ。(受付が互いの境界線のように思えたのは一瞬。小さく、周囲に迷惑にならない程度の声音で声をかける。何となく似ていたから声をかけることに躊躇いが薄かったのかもしれない。彼女の目に映る自分は、きっと、作った偽物の微笑みだ。)榎本さんってさ、昼と夜の間なんて言葉を聞いたらさ、どんな風に思ったりする?僕はね、誰にも縛られない時間だと思ってるよ。(だから教えて欲しいな。間をおいて言葉を付け足して反応を待ってみる。男子生徒にとって答えを得られれば良いことだと思うだろうし、得られなくても良いことだと一人思うだけだろう。)
性別:男
学年or担当教科:1年
指名PC:榎本 聖良
アイコンサイト:ぺしゃんこ。(http://...)
その他:穏やかでどこか抜けている、少しだけ何を考えて動いているか分からない男子生徒。部活や委員会には所属しておらず、放課後は教室や屋上、図書室の片隅など場所を問わず足を運んでは一人静かに読書をしていたりスマホを見ていたりしていることが多い。自分自身にあまり興味が持てず好きなものもなければ嫌い、苦手といったものを自分では見つけることも浮かべることも未だ出来ていない。そのため他人との関わりが付かず離れず、来るもの拒まず去る者追わずといった感じに自然となってしまったため友好関係は狭め。
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(良いことと悪いことは、両方同時に訪れることもあれば片方だけ今日訪れてもう片方は時間をおいて訪れる。浮かべては確かにそうだと窓越しに外の景色を見て考えて細く息をはきだす。昼と夜の間は不思議な時間だと誰かが認めていた。どっちつかづの中間地点、誰にも縛られることのない自分だけの時間。そんな風に自分は思うも他はどう思っているのか興味を持った。単なる気紛れだ。そうでなければこんなことをしない。窓際から彼女のもとへ、そこへ向かう早さは普段よりも早いのを自覚していた。放課後の図書室はいつもよりも足音が響く。)ねえ。(受付が互いの境界線のように思えたのは一瞬。小さく、周囲に迷惑にならない程度の声音で声をかける。何となく似ていたから声をかけることに躊躇いが薄かったのかもしれない。彼女の目に映る自分は、きっと、作った偽物の微笑みだ。)榎本さんってさ、昼と夜の間なんて言葉を聞いたらさ、どんな風に思ったりする?僕はね、誰にも縛られない時間だと思ってるよ。(だから教えて欲しいな。間をおいて言葉を付け足して反応を待ってみる。男子生徒にとって答えを得られれば良いことだと思うだろうし、得られなくても良いことだと一人思うだけだろう。)
:衛藤真央:2020/2/27 (Thu) 00:51 No.9:

(時は少し遡る。受付カウンターの中から、ぼんやりと窓の外を眺めていた。放課後の図書室が賑わうのは大凡がテスト期間の前位なもので、そうでもなければこうして暇を持て余す事が多い。だからこそ、扉を開く音に視線を向け、その先に居た見慣れた男子生徒に安堵を覚え、会釈なんかをしたわけだ。それからは何時も通り、疎らに訪れる貸し出しだの返却だのの対応をしつつも、適当に借りた文庫本へと目を通していた。聞こえた足音にああ、もう帰るのだろうかなんて思っていれば不意に、聞こえた声にゆっくりと、顔を上げる。)何でしょう。(愛想もなにもない声が響き、二枚の硝子を隔てて視線が交わった。何故か少しだけ、落ち着く心地がしていた。)……そうですね。(ぽつり、と溢しては考え込むように少しだけ視線を逸らす。)貴方の仰る通り、縛られぬ自由と同時に……何処か物寂しさ……寂寞に近いものを憶えます。でも……決して嫌な感覚ではない。ほんの僅かな時でしかないからこそ、貴重に思えてしまうのかもしれません。(緩慢に、再び視線を彼へと戻しながら淡々とした声で答えを紡いで、息を吐く。「曖昧で、ごめんなさい」なんて言葉を溢すのは、質問者がほかならぬ彼であったからだ。昼と夜の間、時が止まらぬのは摂理であり、それを良しともするけれど――壁掛け時計の秒針の音が少し、煩わしかった。)
:榎本聖良:2020/2/27 (Thu) 03:29 No.14: