
指名PC:穂村遥斗さん
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(特段、何があったというわけじゃない。ただ、教育実習生として来ている彼がまごついているところや密かに煙草を味わっているところを見てから、どうにも興味が出てきて彼の反応を見たがるような行動をするようになった。だけど、それでも彼の真似をして喫煙してみようと思考を飛躍させるほど子供じみてはいなくて、あくまで目を悪戯な三日月にして見ているだけ。)あは、さすがにそれはしないよー。するとしても誰にも見つからないように一人でするし?いや、しないけど。どうせあと何年か待ったら、そのあとはいくらでも吸い放題だし。(にやりと、あっけらかんとした口調が続く。)……えー、そういうもん?ていうかそれを吸ってる本人に言われても説得力ゼロだって。先生、現在進行形でゆるーく自殺中って事じゃん。やばくない?あたしはもうちょい長生きしたいわー。(慣れた様子で消される煙草を見届けては「あ、別に消さなくてよかったのに。悪いね」と軽やかに苦笑い。)あー、いや。先生どこに居るかなって気になって、それだけー。職員室に居なかったから、ここにいるかなって。そしたらビンゴだった。てか…ちょっと顔色悪くない?いつもこんなだっけ?(ずけずけした物言いは無礼と取られても文句は言えないが、それだって要するに彼と話したいが為の口実づくりの一環だ――とまでは口にしないけれど。静かに日が沈み、夜が始まっていく。そんな中途半端な時間が、少女は嫌いじゃなかった。)
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(特段、何があったというわけじゃない。ただ、教育実習生として来ている彼がまごついているところや密かに煙草を味わっているところを見てから、どうにも興味が出てきて彼の反応を見たがるような行動をするようになった。だけど、それでも彼の真似をして喫煙してみようと思考を飛躍させるほど子供じみてはいなくて、あくまで目を悪戯な三日月にして見ているだけ。)あは、さすがにそれはしないよー。するとしても誰にも見つからないように一人でするし?いや、しないけど。どうせあと何年か待ったら、そのあとはいくらでも吸い放題だし。(にやりと、あっけらかんとした口調が続く。)……えー、そういうもん?ていうかそれを吸ってる本人に言われても説得力ゼロだって。先生、現在進行形でゆるーく自殺中って事じゃん。やばくない?あたしはもうちょい長生きしたいわー。(慣れた様子で消される煙草を見届けては「あ、別に消さなくてよかったのに。悪いね」と軽やかに苦笑い。)あー、いや。先生どこに居るかなって気になって、それだけー。職員室に居なかったから、ここにいるかなって。そしたらビンゴだった。てか…ちょっと顔色悪くない?いつもこんなだっけ?(ずけずけした物言いは無礼と取られても文句は言えないが、それだって要するに彼と話したいが為の口実づくりの一環だ――とまでは口にしないけれど。静かに日が沈み、夜が始まっていく。そんな中途半端な時間が、少女は嫌いじゃなかった。)
:花鹿早妃:2020/2/27 (Thu) 01:50 No.10:

(授業外で初めて彼女と出会ったのは何時だったろうか、等とぼんやり記憶をたどる。少なくとも確実なのはいつの間にか此処で、時折会うようになったという事くらいだ。ゆらゆら揺れる残煙を、手で軽く追い払う。)……1人でもやらないでください。まあ、花鹿さんなら、その……言わずとも大丈夫でしょうが。そう言われてしまうと教員という立場が有る手前、こう、止めるほかないというか、なので。(視線を僅かに下方へ向けてはぽつり、ぽつりとそんな言葉を紡ぐ。ゆるく、長く、息を吐いた。)……まあ、そういう事ですね。結構気に入っています、が……まあ、普通は長生きしたいでしょうね。(は、は、は、と下手くそな笑みを浮かべて声を漏らす。残り僅かな陽の光がけれどもなんだか眩しくて、双眸を細めては暗がりをぼんやり見つめる。「いえ、若い子の前でそのままなのも、少々」なんて言葉は彼女の軽やかさとは程遠く、それでも努めて明るい響きを持って。)嗚呼、そうでしたか。その……すみません、ご足労頂いてしまって……え、あ、そう、ですか? いつもと体調は変わらないのでいつもの顔がそうなのかもしれません。(浮かぶ笑みはへにゃ、と眉を下げた、子供のようにな其れ。すっかり煙草の残香の消えた息を吸って、吐いて。嗚呼、と思い出したように呟いた。)もう、暗くなってきていますから。……そのせいでいつも以上に辛気臭く見えてしまうのかも、しれません。(相変わらず、何処か少年じみた笑みと共に紡ぐ言葉は何処か穏やかな響きで紡がれる。夜の帳はまだ、下りきらない。)
:穂村遥斗:2020/2/28 (Fri) 01:31 No.16: