を手篭めにした日以来、玉艶がを訪ねることが増えた。そしてそれは同時に、性行為の回数が増えることも意味していて。
「ふ……っ、」
「可愛いわ、」
寝台の上に座ったを壁に押し付けた玉艶が、その胸元を肌蹴させ、白く柔らかい胸板を執拗に舐め回す。たおやかな指がつつッと肌をなぞり、は身を震わせて小さな吐息を漏らした。
「あ……」
「期待してるの? こんなに乳首を可愛らしく勃たせて」
「ご、ごめんなさい……」
ふふっと嗜虐的に笑いながら、玉艶が薄桃色の乳首を人差し指の先でつんつんとつつく。その微弱な刺激にすら下半身が反応しそうになって、は顔を真っ赤にして俯いた。そんなの反応を見てますます笑みを深めた玉艶は、ぷくりと勃った乳首にフッと息を吹きかける。
「ぅんッ、」
「こんなことでも感じちゃうのね、本当に可愛いわ」
「だ、だって……」
最近は世話係の女魔導士たちによる性行為の手解きが本格化していて、今日など昼からずっと乳首を弄られていたのだ。触られたり舐められたり、刷毛で擽られたり、ぬめぬめとした液体を塗りたくられて弄られたり、細い棒でつつき回されたり、それはもう教育と言うよりも調教と言った方が正確だ。何人もの女魔導士に入れ替わり立ち替わり胸ばかり嬲られて、じんじんと痛む乳首と半端に勃ってしまった陰茎をどうすることもできないままに褥で母を迎えて。少しの刺激でも、敏感になったそこは反応してしまう。泣きそうなにゾクゾクと背筋を震わせながら、玉艶はちゅ、と胸の飾りに口付けた。高い声を上げて肩を揺らしたを優しく押さえつけ、何度も何度も乳首に口付けを落とす。ふるふると震えているの股間を一瞥すると、玉艶はぱくりと乳首を口に含んで強く吸い上げた。
「あっ、あぁんッ! ひっ、ああッ!」
じゅぷじゅぷと唇で挟んでしごき、舌先でつつき回し、唾液を絡ませて舌で押し潰す。同時にもう片方の乳首を指先でくりくりと撫でさすり、爪の先を食い込ませる。びくびくと震えるの意識が遠のきそうになった時、玉艶は突然愛撫の手を止めた。
「ぇ……?」
期待していたような声が思わず漏れてしまい、は恥じ入って俯く。けれど玉艶は顎を掴んでの顔を持ち上げると、艶やかな紅で彩られた唇を歪ませて笑った。
「なぁに、? 乳首だけでイくつもりだったのかしら? 駄目よ、そんな情けないこと」
「あ、ぅ……」
「ほら、ご覧なさい。あなたの可愛いおちんちん、胸を触られただけでこんなになってるわ」
玉艶に言われて自分の陰茎を見下ろせば、それは腹につくほど硬く反り勃って、先端から先走りを溢れさせて。浅ましい反応に顔を真っ赤にして涙を零したを抱き締め、玉艶は耳元で囁いた。
「挿れてもいないのにイキそうだなんて、はずいぶん淫らなのね。それに乳首を虐められてあんあん喘いで……まるで女の子みたいだわ」
「っ、」
「ねえ、女の子がどうやってイくのか知っていて? 穴に指やおちんちんを挿れられて、お腹の中を擦られたり突かれたりしてイくのよ」
するりと、玉艶の手が背中から腰へ、そして尻の割れ目へと這わされる。ぐに、と白く細長い指が硬く窄んだ肛門をほぐすように押し当てられて、はビクッと肩を揺らした。
「お、おかあさま……?」
「あら、固いのね。こっちもちゃんと仕込んでおくように、言っておいたはずだけれど。まあ、指だけと条件を付けたから、仕方ないのかしら」
「……っ!?」
「ああ、でもすぐに拡がってきたわ。ほら、、わかるでしょう?」
「あッ、」
母の白い指が、つぷりとお尻の穴に埋まっていく。根元までゆっくりと埋め込まれた指が、愛しげに柔らかな内壁を撫でる。ゆっくりと引き抜きながらぐにぐにと粘膜をいたぶる指に、の喉からは色に濡れた吐息が漏れた。神経の集まっている入口付近の壁を執拗に擦られて、電流が走るように快感が背筋を走り抜けていく。
「うっぁ、あ、あっ、」
「よくなってきたかしら? 元々慣らしているはずだから、すぐに夢中になれると思うのだけれど」
「ひっ、ぅ、やぁ……あッ、んんっ、」
母の体にしがみつき、はお尻の穴を拡げられ嬲られる感触に泣きながらも甘い声を上げる。玉艶の指が狭い中を抉るように曲がり、ぐいっと押し込まれた関節が内壁を突いた。
「あっ、ぁんッ!」
ピュッと、硬く勃っていたの陰茎がぶるりと震え、白い精液を吐き出す。脚を濡らした生暖かい感触に呆然と股を見下ろしたの頬を、毒々しい笑みを浮かべた玉艶が優しく撫でた。
「あら? 、射精したの? お母様にお尻の穴を指で弄られるのが気持ち良くて、達してしまったの? おちんちんには何にもしてないのに、お尻の穴だけでイってしまったの?」
「……っ、」
「可愛いわ、。本当に、可愛いわ。お尻の穴でイってしまうなんて、そこらの女の子よりよっぽど淫らで可愛らしいわ、私の愛しい」
俯いた顔を上げさせられ、頬に額に瞼、それに唇へと次々に口付けが落とされる。グリグリと男としての自尊心をいたぶられているのに、同時に可愛い可愛いと慈しまれて、の心は痛みの混じった混沌とした感情に満たされていた。母の手が、を自身の秘所に導こうと腰に回される。それに抗う気力もなく、はただ虚ろな目で涙を流しながら口付けを享受するのだった。
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ネタ提供:愛は愛に、の夢主ちゃん男の子verのお話を連載化してみたらどうですか?私は好きですよ。(蒼様)