※会話文
「義勇さま、『ぐらぶるこらぼ』です」
「こらぼ」
「今日はお赤飯と鮭大根を用意しました!義勇さま、きっと活躍なさると思うので……」
「……俺は出ないんじゃないのか?」
「えっ」
「炭治郎や煉獄たちだろう」
「ぎ、義勇さまも出るって、期待してます」
「義勇さまが『ぷれいあぶる』ではないなんて……」
「……そう意外なことでもないだろう、映画の反響によるコラボだ」
「でも、もう『いんすとーる』したんです、グラブル」
「したのか」
「『水技巧編成』、組んだんです」
「組んだのか」
「義勇さま……」
「…………」
「義勇さま、『召喚石』での実装なのだそうです!」
「そうか(お前が嬉しいならよかった)」
「『倉庫』に義勇さま専用の部屋を建てましたので! 300人の義勇さまを集めます!」
「余った石は砕くものだと聞いたが……」
「義勇さまを砕くなんて……!」
「……どうした」
「『こらぼ』の義勇さま、『えれめんと』にできない代わりに『どろっぷ』もしないんです……」
「?」
「300人の義勇さまを集めるつもりだったのに、おひとりしか手に入らないんです……!!」
「そうか……」
「大切に倉庫に入れます」
「使ってくれ」
201222