げしげしと蹴られながらも、意にも介さず童磨はの足を掴んで開かせる。このご時世にブルマを体操着に指定するキメツ学園の教育方針に感心しながら、その頼りない三角形をいたぶるように撫で回した。
「これ、パンツがはみ出したりしないの?」
「……死んでしまえ」
「あ、引っ張ったらはみ出すんだね。今日のちゃんのパンツは水色かあ」
 会話が成り立たないのはいつものことである。脚の付け根から指を突っ込んで無理矢理下着の生地を引っ張り出した童磨を、は殺意がありありと現れた瞳で睨み付けた。
「離せ変態……!」
「脱がせないでしたいけど、できると思う?」
「本当に死んでしまえ」
「そうだよね、やってみないとわからないよね」
 狭い面積の布を撫でて、童磨はの脚の間に顔を埋める。着衣のまま太腿に直に挟まれることができるのはいいなあと、暴れるを抑え込みながらにこにこと笑って。そして、その紺色の生地に鼻先を埋めて匂いを嗅いだ。
「……ッ!!」
「ああ、良いなあこの匂い。女の子のお尻のムレた匂いはぞくぞくする」
「しね、はなれろ、首落ちて死んでしまえ……!」
 肉厚の舌で、触り心地を確かめるように布越しに秘部を舐める。大きく体を震わせて狼狽えたを、今日はこのまま犯そうと童磨は紺色の布地にむしゃぶりついたのだった。
 
190509
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