「水玉かぁ、可愛いね」
 何を言われたのか、何が起こったのか、一瞬頭が理解を拒んだ。慌ててスカートを抑えるけれど、目の前の男はにこにこと笑みを浮かべている。の不運は三つあった。ひとつは突然の強風に見舞われたこと。ひとつは今日に限ってスカートの下に短パンを穿いていなかったこと。ひとつは、それを見てしまったのがこの男だということだった。
「そんなに泣きそうな顔をして、可哀想に。俺が慰めてあげよう」
 じりじりと近付いてくる童磨から、脱兎のごとく逃げ出す。けれど、何歩も進まないうちにどちゃりと間抜けな音を立てて転んだ。顔面を打ち付けた痛みに悶絶するだったが、特に急ぐわけでもなく近付いてきた足音にハッとする。
「いい眺めだねぇ」
「……!!」
 顔を上げてみれば、スカートがめくれてパンツが丸出しになってしまっていた。慌ててスカートを抑えるけれど、いたたまれない空気にはぐっと唇を噛み締める。
「俺は縞パンもちゃんに似合うと思うよ」
 絶対にこの男を殴ろうと、は固く決意したのだった。
 
190920
 突然の強風によりパンツ丸見えになった受け
 #男女カプにラッキースケベが起こるボタン
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