「ウルサスの銅貨か」
 部屋のソファで缶の中身を眺めていた私に、すっと影がかかる。シルバーアッシュだ。びっくりした。入ってくる音に全然気付かなかったけど、今あなた「転移」してきた? そんなわけない。やっぱりフェリーンだから物音を立てないのが上手なのかもしれない。ヘンケンだ。
「呼び出し気付いてなかった?」
 私の名誉めーよのために言っておくけど、まだやらかしたことはない。シルバーアッシュは首を横に振ってくれた。
「お前の顔が見たくなっただけだ」
「ゴソクローおかけしました……?」
 私の顔可愛いから、好きに見ていっていいよ。シルバーアッシュの好みかどうかはわかんないけど。それこそ呼び出してくれれば顔くらい見せに行くのにな、と思ったけど言わなかった。たまには意味もなく歩いてみたくなる気持ちなら、最近の私はけっこーわかるつもりだ。シルバーアッシュは私の隣に座って、「見ても構わないか?」と私を見たので缶ごと渡した。シルバーアッシュってわりと『ワンマン経営けーえー』の社長みたいに言われてるわりにはけっこー他人に優しいというか、気を遣ってくれるというか。もうちょっと横暴おーぼーでも別にいいんだよと思うけど、必要なときはそうしてるのかもしれない。私に対してはわりと許可とか合意をもらってから動こうとする、こんな小さなことだけど。そんな積み重ねが結局その人のイメージになるから、私の中のシルバーアッシュは「紳士的で頭の良い(中略)優しい上司」だ。せっかく物知りな人が近くにいるし、と私はちょっと気になっていたことを聞いてみる。
「このお金、龍門弊だとどのくらいかわかる?」
「価値の流動もあるが……三十から四十といったところだろうな」
 シルバーアッシュは何でも知ってる。万だの億だのは当然略されていない。つまりそのまま三十から四十ってことだ。彼らの全てを隅から隅までかき集めたであろうお金は、私が鉄屑漁りをしていた頃の収入すら超えられなかった。誠意せーいの価値って誰が量るんだろう? この十数枚の貨幣に価値をつけるのは、私だった。
「お仕事を受けたの」
 そういえば事前に報告のない副業になっちゃうかなとシルバーアッシュを見上げたけど、構わないというように頷いてくれた。甘えすぎかなと思いつつ、もうひとつ切り出す。モーシワケナイけど、この人に頼むのがいちばん確実なのだ。
「鉱石病の薬を一人分、けーぞく的に手配してほしくて、お願いしてもいいかな……いいですか?」
「抑制剤か?」
「うん、支払いは私持ちで」
 シルバーアッシュは私の手脚にさっと視線を走らせた。違うだろうとわかっていても、私が感染したのかもしれないと確かめてしまったんだ。エンシアちゃんのことがあったのに、ハイリョが足りてなかった。シルバーアッシュは優しい人なのに、私の優しさが足りてない。
「お前が私に頼み事をするのは初めてだな」
「そうだっけ?」
「『マールート』の仕事は高かったと思うが」
 そうだね。一回の仕事の報酬だって、この缶には到底とーてー入りきらない。
「差額に足りうる『仕事』なのか?」
 シルバーアッシュは貨幣をひとつ摘み上げた。シルバーアッシュにとってはただの銅貨だ。彼にとってはその銅貨以上の価値はない。このお金にそれ以上の価値をつけられるのは、『報酬』を受け取った私だけだ。一回の配達分にも、一本のお薬にも到底足りない缶の中身。シルバーアッシュは頭が良いから、もうきっとだいたいのことに察しはついているんだろう。
「うん」
 私の返事は私の頭みたいに軽かった。それでもシルバーアッシュは「そうか」とだけ言って、缶を私の手に戻す。シルバーアッシュの手に錆が少しついてしまってた。私って本当にハイリョが足りない! 拭いてあげようと思って手を伸ばしたら、その手を握られた。おっきくてあったかいけど、サビがついてるよ。
「ああ」
 頷いたのに、しばらく手を握られたままだった。初めての頼み事記念日とかかな。シルバーアッシュって記念日とか大事にするタイプに見える。たぶん彼女側より覚えてそう。まあ、何か考え事をしているだけだろうけど。私は握られた手で錆をどうにかできないかなと数分奮闘フントーして、すぐに諦めた。この人握力も強い。

 その週のうちに渡されたアンプルはびっくりするくらい軽かった。手に取ってみたそれを箱に慎重に戻して、緩衝材で包む。私はこれでも荷運びには『真摯シンシ』な方のリーベリだ。金庫に荷をしまった私は、階段を一段飛ばしで「転移」して(ただの遊び)厨房に向かう。シルバーアッシュのいないときにテーブルでいろいろ並べてもらうのがモーシワケナイし食べ切れないからやめてほしい私と、私の食育への使命感に燃えるマッターホルンさんの妥協点だ。シルバーアッシュがいなければテーブルまでは来なくていいから、とりあえず厨房に顔を出す。ホットミルクは絶対飲んで、食べられそうならサラダでもスープでもまずは一皿食べてみる。パンとかはもう少し三食食べることに慣れてからにしましょうってチェスターさんが仲裁チューサイに入ってくれた。助かった。シルバーアッシュがいる日のご飯って(マッターホルンさんが張り切るから)豪勢ゴーセーになりがちで、おいしーし嬉しーんだけどシルバーアッシュに合わせて食べてると翌日までお腹いっぱいになっちゃうのだ。ほら、家主が食べてるのに私だけ早々そーそーに食べ終わって水ばっかり飲んでるって、なんか態度悪いし。できるだけちょっとずつ食べるようにはしてるんだけど。
「おや、お嬢様」
「こんにちは、チェスターさん」
 厨房に顔を出すと、チェスターさんが手早くホットミルクを用意してくれた。ホットミルクなら私にも作れるけど、誰かが作ってくれたものの方がおいしい。ほんのり蜂蜜の匂いのするホットミルクを飲んでいると、ふわりと甘そうな匂いがお鍋の方からした。
「お嬢様に飴でもお持ちいただこうと思いまして」
「えっ、飴って作れるんだ、ですね!?」
 執事ってすごい。仕事の合間とかにでも少しでも食べられるものがあったらって、小さめの飴を作ってくれてるんだって。感動だ。私がキャッキャッとはしゃいでお鍋に近寄ると、チェスターさんが微笑ましそうに材料とかフレーバーとかを説明してくれる。私はふと、エレーナちゃんの飴のことを思い出した。
「あの、チェスターさん……」

 チェスターさんはどこまでも有能ゆーのーだった。味覚の薄い友だちに『甘い』ものをあげたいこと、どうにかものすごく甘い飴を作れないかということ。あの爆裂でキョーアクな味は「兄弟」さんの苦心の末って知ってるけど、お砂糖がゼイタクに使えるような環境だったらきっとあの人たちも甘い飴を作りたかったと思うのだ。私のワガママに、チェスターさんはあっさり頷いてくれた。こんな変な頼み、聞いてくれてありがとう。
「お嬢様のご要望には全てお応えするよう仰せつかっております」
「……全てって、どのくらい……?」
「全て、でございますよ」
 『シルバーアッシュ』って怖いんだな、そう思った。こんな変なこと言い出すから、「全部」なんて命令しない方がいいと思うよ。私なんかに言われるまでもなく、わかっててやってるんだから怖い。
 私はまずお砂糖を買い込んできた(商店から砂糖をなくすわけにはいかないから、イェラグの商店も含むあちこちで少しずつ)。さすがにお屋敷の備蓄をこんなことに使うわけにはいかない。チェスターさんの指導の元、胸焼けがするほどのお砂糖を少しずつ、気が遠くなりそうなほど少しずつ、煮詰めていく。焦げつかないように、けど急がないように。
「料理って、たいへんなんですね」
 マッターホルンさんにもっと感謝しなければいけない。彼は一日もかけてスープを煮込むそうだ。一日なんて、私は鍋の前でじっとしていられない。暇潰しに夢中になって、吹きこぼれさせてしまうと思う。
「手間ひまをかけるからこそ、大事な人に食べてもらったときの喜びはひとしおですよ」
「うっ、いつもごめんなさい……」
「いえいえ、お嬢様は食べさせ甲斐がありますから」
 『シルバーアッシュ』の家の人って、怖いのと同じくらい優しい。厨房は甘い匂いでいっぱいで、寒い空気が入るけどおっきく窓を開けて換気していた。匂いだけで胸がいっぱいで、しばらく甘いものなんて食べなくてもよさそうなくらい。でもチェスターさんの作ってくれた飴はちゃんと食べよう。エレーナちゃんと並んで飴を食べるのだ。
 チェスターさんの指示に頼りっきりではあったけど、長時間の試行錯誤しこーさくごの末にありえないほど甘い飴は完成した。試食した私は悶絶したし、いやに甘い匂いの残る厨房へとやってきたマッターホルンさんも試食の犠牲になった。恩を仇で返す、悪い女だった。

 けど、私とエレーナちゃんが並んで飴を食べることはなかった。エレーナちゃんはしばらく凍原に帰らないらしい。薬を受け取りに現れた「兄弟」さんもどこかに行くらしく、次の日取りと場所を決めて会うことになった。私は「兄弟」さんに飴を託した。私にはモンゼツするくらい甘いから、エレーナちゃんが食べてね。イタズラには使ってもいいけど、エレーナちゃんの飴だからね。そう伝えてもらって、次に会ったときにはエレーナちゃんは飴を食べて嬉しそうに――本当に嬉しそうにしていたと、教えてもらった。私はエレーナちゃんに会えなくなった。いつも現れるのは「兄弟」さんの誰かで、けど顔を隠すようにお面をしていたり、何か戦闘の後みたいにケガをしていたりした。私はただ飴と薬を運び続けた。だんだんと険しい雰囲気を纏うようになっていった「兄弟」さんは、それでもいつも私に深々と頭を下げた。
 私の都合や、それ以上に向こうの都合で会えなくなる日が増えた。私はその頃からレユニオンという名前を、スノーデビル小隊の噂を聞くようになった。「兄弟」さんの区別はあんまりつかなかったけど、ずっと会わない人もいた。死んでしまったのかもしれない。それでも私たちはかろうじて荷で繋がっていた、のだけれど。
「『もういい』と、エレーナが」
 飴の袋を返された。持ってきたのはやっぱり、兄弟さんだった。エレーナちゃんとはもう長いこと会っていない。兄弟さんと会うのは――いつしかウルサスの移動都市になっていた。あの真っ白なエレーナちゃんには似合わないくらいに、瓦礫やコンクリートに埋もれた荒廃した都市。
「薬も、最近は打とうとしなくなってきた。『もう無駄だ』って言い張ってな。それでもどうにか隙を見て、ほとんど無理矢理打ってはいるんだが……」
「依頼を打ち切らないなら、仕事は続けるよ」
「あんたは何も聞かないんだな」
 はは、と力なくその人は笑った。そこには敵意なんてなくて、ただチェスターさんやマッターホルンさんが私の少食を心配するときみたいな、どうしようもない子どもを見るような、そんな感じだった。なんとなくばつの悪くなった私は視線を落として答えた。
「聞いても、エレーナちゃんは困るもの」
「そうだな。エレーナも俺たちも、あんた自身も困る……あんたはお気楽なお嬢様みたいなナリをしちゃいるが、どうしてかな。路地裏でじっと息を潜めてパンのかけら齧ってるガキみたいに、俺には見えるよ」
 実のところ大正解。元だけど。特典に飴玉をひとつ進呈しんてーしよう。
「げっ、ほ、クソ甘え……こんな飴を作るのはあんたくらいだ」
「あんな飴を作るのもあなたたちくらいだよ」
「ちげえねぇや……なぁ、さん」
 甘すぎる飴に悶絶しながら、お兄さんが初めて私の名前を呼んだ。「お前」とか「あんた」が私の名前だったかなって思うくらいには、ずっとそう呼ばれ続けていたのに。
「あんたは俺たちの恩人だ。エレーナに、俺たちがしてやりたくて……してやれなかったことをしてくれた。あんたが非感染者だとか極楽鳥のお嬢様だとかは、もうどうでもいいくらいに」
 極楽鳥じゃないよ、そう口は挟まなかった。
「けど、エレーナにとっては恩人じゃない。そんな上からの関係じゃない。そうだろ? あんたはエレーナの何だ?」
「……友だち。たぶん私には初めての、お友だち」
「そうだ、エレーナの友人。初めてなら勝手がわからないだろうが、もうちょっと傲慢になっていいんだ。あんたは少しばかり、聞き分けが良すぎるな」
 困らせてやれよ、エレーナを。お兄さんの腕は、私が見ても末期だとわかるほどに源石に冒されていた。私がこの人に会うのは、きっと今日で最後だろう。私は迷ったけど、黙って頷いた。何も持っていない人たちの頼みは、ひどく、重い。私は薬を渡して――飴の袋は、自分で持っていくことにした。

「……♪」
 エレーナちゃんのところに直接「転移」したのは、初めてだった。私の知らない移動都市だった。看板の文字からして、たぶんウルサス。幸いというべきか(今は作戦の後だからきっと一人だと、お兄さんが教えてくれたのだけど)エレーナちゃんは一人きりで、瓦礫ガレキに腰かけて何か歌っていた。
「……来たのか」
「エレーナちゃんに会いたくて」
「こんなところに……」
 エレーナちゃんの顔が、大きく歪んだ。何もない凍原を恥じたときよりももっとずっと、サゲスむような顔だった。
「お前は来ないだろうと思っていた。察しのいい鳥だから、きっと自ら危険には首を突っ込まない」
 だが、とエレーナちゃんは瓦礫から腰を上げた。
「来てしまったんだな、
 エレーナちゃんのいるこの都市は、荒廃コーハイしている。けど、ここは廃棄されてそうなったわけじゃない。ほんの少し前まで、当たり前みたいに人が暮らしてた、そんな生々しい破壊の痕があった。今にも血の噴き出しそうな瓦礫と――鮮やかな血潮さえ瞬く間に凍てつかせたであろう、氷。この都市はウルサスだとしても寒すぎる。彼女の周りに広がる氷が、破壊の痕に残る氷が、誰がこの都市を壊したのかを教えてくれた。
「見られたくなかった。お前の顔も見たくなかった。こんなところで……」
 くしゃりと、泣いてるみたいに、笑うみたいにエレーナちゃんの表情が歪む。私はなんとなく知っていた。エレーナちゃんたちが私のアーツをなんとなく察するみたいに、彼らは何か戦いに身を投じていて――そして彼らは感染者だ。私はバカだけど察しの悪くないリーベリだった。それでも見なければ、口にしなければ、ただ凍原の友人でいられた。一線を越えたのは、私が『仕事』を受けたから。エレーナちゃんの病状が、抑制剤なんかじゃもうとっくに追いつかない段階まで進んでるって知っていた。本当は彼女をどこか治療できるところ、例えばエンシアちゃんが行ったっていうロドスとか、そういうところに引き摺ってでも連れて行くべきだった。きっとそれでも、手遅れだったんだろうけど。私がしたことはただほんの少しの気休めで、けど私は気休めだとしても手を出した。エレーナちゃんと「兄弟」の人と、そして私自身の選択だった。私は自分自身の選択の結果を、目の前にしていた。
「私は戦士だ。なすべきことがある。お前と雪原で飴を食べることよりも、大事なことが」
「……うん」
「お前がいたんだ」
「うん?」
 私はちょっと意味を掴み損ねて、首を傾げた。エレーナちゃんは唇を曲げるようにして少し笑って、壊れたビルのひとつを指差す。大きな街頭スクリーンに、氷の柱が突き刺さっていた。
「お前が歌っていた。お前は作り物と言ったが、本当に綺麗で、目を奪われて……いつまでも聞いていたかった」
 私の新曲はウルサスでも流れていたらしい。MV撮るのに、担当さんも撮影チームも張り切ってくれたな。髪の色が違っても、お化粧が清楚系セーソケイでも、エレーナちゃんには簡単にわかったんだろう。だって私たちはあの雪原で歌った。肩を並べて、歌っていた。
「だから耐えられなかった」
 淡々としている声なのに、とても激しかった。叫んでるみたいに、私の胸に響いた。エレーナちゃんは耐えられなくて、歌う私の映るスクリーンを氷で貫いた。その光景を想像して、でも痛そうなのはきっと、誰でもないエレーナちゃんだった。
「もう来るな、
 きらきらと、舞うように氷が降る。脅しにしては、あまりに綺麗すぎた。
「あの雪原にはお前がいた。いつからか私にとっても、お前のいる雪原になっていた。だから耐えられない、お前の顔を見ていると……」
 雪原に帰りたくなる。それは戦士としての彼女の恥で、不名誉で、だから私は言葉にされずに消えたそれをなぞらなかった。
「もう来るな。お前は暖かい。お前が好きだから、二度と会いたくない」
「……私も、エレーナちゃんが好きだよ」
 私に言えたのはそれだけだった。エレーナちゃんは決しておしゃべりな方ではない。感情をあらわにする人ではない。そんなエレーナちゃんが、まるで泣き叫んでるみたいだった。子どもみたいに泣き笑いを浮かべていた。涙は流れていないのに、辺りに降りしきる氷のかけらがまるでエレーナちゃんの涙みたいだった。ズキズキと、突き刺さるみたいにしてエレーナちゃんの言葉を受け取った私は、私は。
 これがエレーナちゃんの「本当」なのだ。彼女は自分の意思で誰かを傷つけて、誰かの家を壊して。けど、私のことが好きで、だから私に会いたくなくて。全部「本当」だ。私のことをただ非感染者の偽善者だとか、そういうふうにわざと傷つけて、追い払うことだってできたのに。好きだ、って。
「エレーナちゃんが好きだよ!」
 私は「本当」を見ないでいることもできた。見ることを選んだのは私だ。こんなふうに誰かに踏み込むのは、初めてだった。痛い、心臓のあたりがぎゅっと痛い。なんでこんなに痛いんだろう、堪らなくて叫び出しそうになる。ああ、こんなに痛いからエレーナちゃんは、スクリーンを壊してしまいたかったんだ。私の「本当」はどこ、私って本当に考え無しだ。聞き分けが良すぎる、なんてだいぶ美化してくれた言い方だった。私は今の今まで、何も考えていなかった。その結果がこれだ。エレーナちゃんはこんなに叫んでいるのに、私に全ての誠実セージツをぶつけてくれたのに、私の言葉は私の頭みたいに軽い。それでもテキトーな言葉なんか言えない、言いたくない。今言わないと、もう間に合わないのに。
 返事はなかった。キラキラと舞っていた氷がまるで吹雪みたいになって、私は目を開けていられなかった。吹雪が止んだときにはエレーナちゃんはいなくなっていて、私はエレーナちゃんを追わなかった。


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