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作品ID:663
こちらの作品は、「感想希望」で、ジャンルは「一般小説」です。
文字数約2235文字 読了時間約2分 原稿用紙約3枚
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「暗い森の、とある小屋にて。」を読み始めました。
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小説の属性:一般小説 / コメディー / 感想希望 / 初投稿・初心者 / 年齢制限なし /
暗い森の、とある小屋にて。
作品紹介
コメディもどきのなにかです()
暗い森。
スマホのマップにすら載っていないような暗い所。
その森の奥、野生の動物すらも寄り付かないような所に、小屋があった。
「はぁ…今日も熊鍋か…そろそろ飽きたぞこれ…?」
彼の名前は宇尾市氷針(ウオシヒバリ)。
小屋のたった一人の住民であり、主である。
彼は数年程この小屋で暮らしており、食料も自給自足。とても過酷…
…というわけでもなく、熊や兎を狩ったりして生活していた。
『ドンドンドン!!』
氷針がそろそろ飽きてきていた熊鍋を食している時、いや、食す直前。
ドアを強く叩くノック音が小屋中に鳴り響いた。
「…N◯Kの集金ならうちはテレビ無いので帰ってくださーい」
<誰がNH◯だって⁉⁉開けてよ!!
氷針がふざけて返事をすると、開けろという催促が帰ってきた。
「…合言葉は?」
<『深夜に強くドアを叩くな大声出すな』!!!!!
「ヨシ」
どうやら彼は小屋に入るための合言葉を作っていたらしい。
その合言葉が来客本人とその他への怒りとは露知らず、
来客は開けられたドアの奥へと遠慮なく足を踏み入れる。
「お、熊鍋⁉⁉食べていい⁉⁉」
「ふざけんな真っ先に俺の晩餐に手出そうとしてんじゃねぇよ」
熊鍋に目をつけた来客は食そうと氷針に許可を取ろうとするが、
その食欲から実った言葉は呆気なく打ち砕かれた。
「あ、兎肉あんじゃんステーキにしよ!!」
「勝手に火を使うなそして兎肉を許可なく焼くな!!」
言葉は打ち砕かれぬが、期待を打ち砕かれたのは氷針の方であった。
勝手に熊鍋に使った薪を取り出し勝手に火をつけ、勝手に兎肉を焼き始める。
そんな食欲旺盛すぎる来客の名前は「レイ」。
氷針と森で会った時意気投合した人物。
正確な名前はまだわかっていないが、もう友達のような関係であった。
そんな関係でも、自分勝手なレイには氷針も呆れていたのである。
「んふ、兎肉の良い匂い〜♡」
「お前なぁ…はぁ…また在庫が減る…」
「溜息すると幸せ逃げるよ!!!!」
「現にお前のせいで食料という名の幸せが逃げてんだよな」
『溜息すると幸せが逃げる』という常套句にセンス抜群のツッコミを返す氷針。
そんな言葉に少々怒りつつも兎肉は変わらず焼き続けるレイ。
「…食うからには残すなよ」
「おかわりってある?」
「あったとしてもやんねぇよドアホ」
『残すな』という言葉に『おかわりは?』と返すレイ。
余程食べ尽くせるという自信があるのだろう。
しかし軽くおかわりを渡せる程の心の器は氷針には無い模様。
「もうパッパと食ったらパッパと帰れ」
「わかったよパパ」
「誰がパパだ」
サラッと「パッパ」と「パパ」を掛けたセンスの良い回答。
氷針とレイが友人的関係にあるのも頷ける程であろう。
それほどどちらも同じほどセンスが良いのだから。
…と、この文では何処かの誰かが自画自賛のような文に涙を流すことになるだろう。
なので「どちらもほどよいセンスであるのだから。」と訂正することにしよう
「…駄目だどう頑張っても幸せが逃げちまう」
「もういっそのこと全部幸せ逃がして幸せ取り直したら?」
「取り直すってなんだよ」
「知らない」
「知らないなら言うな!!」
脳死の会話で暇をつぶしながら兎肉が焼き上がるのを待つ。
「…そういえばヒバリ」
「なんだよ」
「熊鍋放置してるけど冷めないの?」
「…」
「…」
「…アッ」
元々通常の閲覧者なら気づいているであろう。
そう、「氷針が熊鍋ほっぽって兎肉が焼き上がるのを待っていること」だ。
熊鍋は別に冷めても熱くても美味しいと思うのは人それぞれだが、
氷針はあつあつ熊鍋過激派である。
一度温め直したとしても駄目で、作りたてのあつあつが良いんだそう。
『なら何故そんな過激派なのにほっぽっていたのか』という疑問は50km先に置いておこう。
「やべぇやべぇ絶対ェ冷めてる!!!!」
「なんでそんな熊鍋好きなのにほっぽってたのさ馬鹿!!」
「お前が唐突に兎肉焼き始めるからだろ⁉⁉」
「それぐらいいつもしてるし慣れなよ!!」
「嫌だよ慣れたら俺のプライドが!!」
「あぁもう黙って熊鍋持ってきなさーい!!(ベシィンッ!!」
「い”ッッ⁉⁉〜〜〜〜〜ッッ!!」
していても意味のない口論を拳で終わらせたレイ。
そんなレイを逆恨み(?)しながら熊鍋を持って温度を確かめる氷針。
「うわぬッッッる!!最悪!!!」
「こっちもってこい温め直してやる!!」
「嫌だね作りたてのほやほやじゃないと俺は駄目だ!!」
「ふざけんなぬるい奴よりはマシだろ!!」
「…チッ!!!!!」
「わぁ信じられないぐらいの舌打ち!!」
拳で終わらせたはずの口論がもう一度始まっていた。
_____毎日、君達が寝ているはずの深夜の時間帯には、こんなことが起きていた。
スマホのマップにすら載っていないような暗い所。
その森の奥、野生の動物すらも寄り付かないような所に、小屋があった。
「はぁ…今日も熊鍋か…そろそろ飽きたぞこれ…?」
彼の名前は宇尾市氷針(ウオシヒバリ)。
小屋のたった一人の住民であり、主である。
彼は数年程この小屋で暮らしており、食料も自給自足。とても過酷…
…というわけでもなく、熊や兎を狩ったりして生活していた。
『ドンドンドン!!』
氷針がそろそろ飽きてきていた熊鍋を食している時、いや、食す直前。
ドアを強く叩くノック音が小屋中に鳴り響いた。
「…N◯Kの集金ならうちはテレビ無いので帰ってくださーい」
<誰がNH◯だって⁉⁉開けてよ!!
氷針がふざけて返事をすると、開けろという催促が帰ってきた。
「…合言葉は?」
<『深夜に強くドアを叩くな大声出すな』!!!!!
「ヨシ」
どうやら彼は小屋に入るための合言葉を作っていたらしい。
その合言葉が来客本人とその他への怒りとは露知らず、
来客は開けられたドアの奥へと遠慮なく足を踏み入れる。
「お、熊鍋⁉⁉食べていい⁉⁉」
「ふざけんな真っ先に俺の晩餐に手出そうとしてんじゃねぇよ」
熊鍋に目をつけた来客は食そうと氷針に許可を取ろうとするが、
その食欲から実った言葉は呆気なく打ち砕かれた。
「あ、兎肉あんじゃんステーキにしよ!!」
「勝手に火を使うなそして兎肉を許可なく焼くな!!」
言葉は打ち砕かれぬが、期待を打ち砕かれたのは氷針の方であった。
勝手に熊鍋に使った薪を取り出し勝手に火をつけ、勝手に兎肉を焼き始める。
そんな食欲旺盛すぎる来客の名前は「レイ」。
氷針と森で会った時意気投合した人物。
正確な名前はまだわかっていないが、もう友達のような関係であった。
そんな関係でも、自分勝手なレイには氷針も呆れていたのである。
「んふ、兎肉の良い匂い〜♡」
「お前なぁ…はぁ…また在庫が減る…」
「溜息すると幸せ逃げるよ!!!!」
「現にお前のせいで食料という名の幸せが逃げてんだよな」
『溜息すると幸せが逃げる』という常套句にセンス抜群のツッコミを返す氷針。
そんな言葉に少々怒りつつも兎肉は変わらず焼き続けるレイ。
「…食うからには残すなよ」
「おかわりってある?」
「あったとしてもやんねぇよドアホ」
『残すな』という言葉に『おかわりは?』と返すレイ。
余程食べ尽くせるという自信があるのだろう。
しかし軽くおかわりを渡せる程の心の器は氷針には無い模様。
「もうパッパと食ったらパッパと帰れ」
「わかったよパパ」
「誰がパパだ」
サラッと「パッパ」と「パパ」を掛けたセンスの良い回答。
氷針とレイが友人的関係にあるのも頷ける程であろう。
それほどどちらも同じほどセンスが良いのだから。
…と、この文では何処かの誰かが自画自賛のような文に涙を流すことになるだろう。
なので「どちらもほどよいセンスであるのだから。」と訂正することにしよう
「…駄目だどう頑張っても幸せが逃げちまう」
「もういっそのこと全部幸せ逃がして幸せ取り直したら?」
「取り直すってなんだよ」
「知らない」
「知らないなら言うな!!」
脳死の会話で暇をつぶしながら兎肉が焼き上がるのを待つ。
「…そういえばヒバリ」
「なんだよ」
「熊鍋放置してるけど冷めないの?」
「…」
「…」
「…アッ」
元々通常の閲覧者なら気づいているであろう。
そう、「氷針が熊鍋ほっぽって兎肉が焼き上がるのを待っていること」だ。
熊鍋は別に冷めても熱くても美味しいと思うのは人それぞれだが、
氷針はあつあつ熊鍋過激派である。
一度温め直したとしても駄目で、作りたてのあつあつが良いんだそう。
『なら何故そんな過激派なのにほっぽっていたのか』という疑問は50km先に置いておこう。
「やべぇやべぇ絶対ェ冷めてる!!!!」
「なんでそんな熊鍋好きなのにほっぽってたのさ馬鹿!!」
「お前が唐突に兎肉焼き始めるからだろ⁉⁉」
「それぐらいいつもしてるし慣れなよ!!」
「嫌だよ慣れたら俺のプライドが!!」
「あぁもう黙って熊鍋持ってきなさーい!!(ベシィンッ!!」
「い”ッッ⁉⁉〜〜〜〜〜ッッ!!」
していても意味のない口論を拳で終わらせたレイ。
そんなレイを逆恨み(?)しながら熊鍋を持って温度を確かめる氷針。
「うわぬッッッる!!最悪!!!」
「こっちもってこい温め直してやる!!」
「嫌だね作りたてのほやほやじゃないと俺は駄目だ!!」
「ふざけんなぬるい奴よりはマシだろ!!」
「…チッ!!!!!」
「わぁ信じられないぐらいの舌打ち!!」
拳で終わらせたはずの口論がもう一度始まっていた。
_____毎日、君達が寝ているはずの深夜の時間帯には、こんなことが起きていた。
後書き
短くてすいません!!!!!(((
ちょっとキーボードのKぶっ壊れたんですよ!!(理由にならない
ちょっとキーボードのKぶっ壊れたんですよ!!(理由にならない
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