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作品ID:321
「龍は虎を見下せない」へ

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龍は虎を見下せない

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


龍と玄武 前編

前の話 目次 次の話

龍神 真は警察署からでてきた。

「親父! かならずアイツを捕まえてやるから な!」

真がはりきっていると

「あれ?真君?」

誰かが真をよんだ。

「あっ!白虎さん!」

そこには錦学園生徒の白虎 翔子がいた。

「俺さっき親父と話していたんですよ!」

「親父?」

「『ストーカー無差別殺人』事件の犯人の人で すよ!実はこの事件には裏があるんです   よ!」

「へっ?裏?」

「そうですよ!で今から・・・」

「真君!落ち着いて!」

真が騒いでいるので白虎はツッコんだ。

「はっ!?すみません・・・」

「で?誰が犯人なの?」

「そうでした、今からアイツを捕まえに行くん です!」

「そうなんだ・・・じゃあがんばってね?」

「はい!」

そういって真は走り去った。

「ふふ・・・」

白虎は微笑を浮かべ、真を見ていた。

自分の死んだ兄と見重ねて・・・



___錦町にある廃ビル群

「・・・ここか?」

真はビルの中に入り、ある男を呼んだ。

「おい!いるか!」

そのとき2人の男が鉄パイプをふりおとしてきた。

しかし真は鉄パイプを受け止めた。

「・・・来たか、真よ」

真が2人の男を地面にたたきつけると真は男を見た。

「万石 玄武(まんごく げんぶ)・・・」

「真よ・・・お前、何故真面目ぶって     る・・・」

玄武は真に聞いてきた。

「・・・俺も強けりゃいいって思っていた、し かし、それでは人を守ることはできない!」

「だからお前は弱いのだ!」

真は玄武を睨んだ。

「・・・どうやら俺達は・・・」

「・・・互いに違う道を歩むのがいいようだ  な・・・」

真はポケットから磁石をだした。

「・・・いくぜ!」

玄武はその場から消えた。

「・・・下だろ」

そういって真は磁石を下に投げた。

「ぐおっ!?」

玄武の背中に磁石がささった。

「ふっ・・・以前より強くなったな」

「俺は・・・お前に聞きたいことがある」

真は玄武に今回の事件のことを話した。

「・・・くっ」

そのとき玄武は笑いだした。

「くはははははははは!」

「何がおかしい!」

「くくく・・・そうか、あのジジイ、パクられ たのか!そうだ真!俺がアイツを唆した!」

「何っ!?」

「お前を釣る餌としてアイツを道具として使っ たんだよ!」

そのとき腹に激痛がはしった。

「ぐおっ!?」

「テメェは・・・テメェは俺を誘う為に親父を ゴミみてぇに使ったのか!」

「ぐおおっ!?」

後書き


作者:四神 麒麟
投稿日:2010/09/16 20:03
更新日:2010/09/16 20:04
『龍は虎を見下せない』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。

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作品ID:321
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