作品ID:323
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龍は虎を見下せない
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
龍と玄武 後編
前の話 | 目次 | 次の話 |
「ぐっ・・・強くなったな・・・真・・・」
万石 玄武は後ろに引き下がると、
「そろそろ本気をだすぜ」
玄武はポケットからナイフつきワイヤーをとりだした。
「くらえ!」
龍神 真にむけてワイヤーを投げた。
「おっと!」
真は磁石を上に投げ、ナイフの軌道をずらした。
「甘いなぁ、真よ」
玄武が指パッチンをするとワイヤーからさらにワイヤーがたれてきた。
「くっくっく・・・『紅蓮の夜王』の強さ、見せてやろう!」
玄武がそういうと、ライターを取り出し、炎をつけた。
「なっ!?」
炎は真につつまれた。
「はっはっは!死ねぇ!」
玄武がしばらく様子を見ると・・・
__真が炎からでてきた。
「なにぃっ!?」
玄武が驚いていると
「くらえ!」
真が腹の肉を抉り、玄武は倒れ伏した。
「ぐおお・・・」
玄武が苦しんでいると、真は玄武の服の襟首をつかんだ。
「テメェは親父に謝れ、さもなくば・・・ここ で殺す」
「はっ」
真が睨むのに対し、玄武は笑った。
「なにがおかしい?」
「テメェは強くなったが・・・ここで俺を殺さ なかったことは痛恨のミスだったな・・・」
そういって玄武はライターで近くのテープを燃やした。
するといきなり玄武は真を殴り、距離をとった。
「真・・・お前は生きろ・・・」
そう玄武がいうと天井が崩れ落ちてきた。
「なっ!?テメェまさか!?」
「崩れそうだった天井をワイヤー仕込みのテー プで固定してたんだよ!」
玄武は真を入り口にむけて蹴っ飛ばした。
「じゃあな・・・龍神 真・・・」
すると真は腹を押さえながら玄武にむかって走りだした。
と同時に天井が崩れた。
「玄武ぅぅぅぅぅ!」
真は玄武を背負いこむと、入り口にむかって走りだした。
「なぁっ!?」
玄武が驚いていると、さらに走りのスピードをあげた。
廃ビルからでていったと同時に廃ビルが崩れた。
「・・・何故だ・・・」
しばらくして玄武が口を開き、聞いてきた。
「何故俺を助けた・・・俺みてぇなクソがこの 世にいたら・・・迷惑だってのに・・・」
すると真は体を起こし、言い放った。
「俺だってテメェみてぇなクソ野朗助けねぇ よ・・・だがよお前を心配する奴・・・たと えば親とかがお前が死ぬと、心配するだろう が・・・」
すると玄武は目を見開いた。
しかしその目を隠し、言い放った。
「くっく・・・あいかわらずお前は甘い な・・・」
そして玄武の目から涙がつたった・・・
万石 玄武は後ろに引き下がると、
「そろそろ本気をだすぜ」
玄武はポケットからナイフつきワイヤーをとりだした。
「くらえ!」
龍神 真にむけてワイヤーを投げた。
「おっと!」
真は磁石を上に投げ、ナイフの軌道をずらした。
「甘いなぁ、真よ」
玄武が指パッチンをするとワイヤーからさらにワイヤーがたれてきた。
「くっくっく・・・『紅蓮の夜王』の強さ、見せてやろう!」
玄武がそういうと、ライターを取り出し、炎をつけた。
「なっ!?」
炎は真につつまれた。
「はっはっは!死ねぇ!」
玄武がしばらく様子を見ると・・・
__真が炎からでてきた。
「なにぃっ!?」
玄武が驚いていると
「くらえ!」
真が腹の肉を抉り、玄武は倒れ伏した。
「ぐおお・・・」
玄武が苦しんでいると、真は玄武の服の襟首をつかんだ。
「テメェは親父に謝れ、さもなくば・・・ここ で殺す」
「はっ」
真が睨むのに対し、玄武は笑った。
「なにがおかしい?」
「テメェは強くなったが・・・ここで俺を殺さ なかったことは痛恨のミスだったな・・・」
そういって玄武はライターで近くのテープを燃やした。
するといきなり玄武は真を殴り、距離をとった。
「真・・・お前は生きろ・・・」
そう玄武がいうと天井が崩れ落ちてきた。
「なっ!?テメェまさか!?」
「崩れそうだった天井をワイヤー仕込みのテー プで固定してたんだよ!」
玄武は真を入り口にむけて蹴っ飛ばした。
「じゃあな・・・龍神 真・・・」
すると真は腹を押さえながら玄武にむかって走りだした。
と同時に天井が崩れた。
「玄武ぅぅぅぅぅ!」
真は玄武を背負いこむと、入り口にむかって走りだした。
「なぁっ!?」
玄武が驚いていると、さらに走りのスピードをあげた。
廃ビルからでていったと同時に廃ビルが崩れた。
「・・・何故だ・・・」
しばらくして玄武が口を開き、聞いてきた。
「何故俺を助けた・・・俺みてぇなクソがこの 世にいたら・・・迷惑だってのに・・・」
すると真は体を起こし、言い放った。
「俺だってテメェみてぇなクソ野朗助けねぇ よ・・・だがよお前を心配する奴・・・たと えば親とかがお前が死ぬと、心配するだろう が・・・」
すると玄武は目を見開いた。
しかしその目を隠し、言い放った。
「くっく・・・あいかわらずお前は甘い な・・・」
そして玄武の目から涙がつたった・・・
後書き
作者:四神 麒麟 |
投稿日:2010/09/17 19:41 更新日:2010/09/17 19:41 『龍は虎を見下せない』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。 |
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