作品ID:358
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美少女は危険を連れて来る
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
悪夢?
前の話 | 目次 | 次の話 |
意識が覚醒する。
「最悪・・・」
「何が?」
隣を見る。 少女が一人。
しかも美少女のランクである。
「何時からそこに居た?」
「起きてからずっと」
起き上がり、少女を見る。
目測で年齢は13?14歳ぐらい。身長も座っている状態でも推測が付くぐらい小さい。たぶん140も無いと思う。
この前は暗くて分からなかったが、瞳の色は夜空を映したような紺色で服装は白のワンピースのような物。ちょっと見方を変えれば実験体の着る白衣にも見える。
そして一番目を引くのはロングと言う次元ですら無いくらいの黒髪・・・ では無かった。
その髪の色は果てしなく白に近い銀髪だった。
「お前・・・ その髪どうしたんだ?」
「ああ、これか。どうやら‘力’を使い果たすとこうなるらしい」
「力? それは後で良いとして・・・」
「どうした? これは君が聞きたい事の一つだと思うのだが?」
「それより聞きたい事がある」
「何だ?」
俺は少女に問うた。
「お前起きてからずっと俺の横に居たようだが。一体何をしていた?」
「ふむそんな事か。いや人の家を勝手に物色するのは気が引くのでな。君が起きるのを待っていた」
「・・・ずっと?」
「ずっとだ。まぁ君の寝言のおかげでヒマはしなかった」
一気に気恥ずかしさが湧き上がって来る。
「で・・・ 俺はなんて言ってた?」
「そうだな例えば『俺は生きて居てはいけないんだ・・・』とか『世界よ・・・ 滅べ!』とかかな?」
「卑屈! 寝てる間の俺卑屈!!!」
「冗談だ。本気にするな」
「で・・・ 実際は?」
「なぜ聞きたがる?」
「いや・・・ なんでも無い」
「そうかなら良いな?」
そうして会話は終わった。
「もぐもぐもぐもぐもぐ」
「・・・」
「もぐもぐごっくん・・・ ぱく、もぐもぐもぐ」
少女は無言でメロンパン(チョコチップ入り)を食べていた。
俺はテレビを付けてニュースを見ている。
テレビの画面の右上に表示された時刻は7時45分を示していた。
ちなみに今日は日曜日だ。土曜の次は日曜これ常識。
居間には少女が租借する音とテレビのニュースの音だけが支配していた。
少女は二つ目のパン(アップルパイ)に手を伸ばしていた。少女の目の前には他にも結構な量のパンが置いてある。
こいつこれ全部食う気か?
そんな事を考えて居ると‘月曜日’の天気予報がやっていた。
「おお今日は晴れか・・・」
ここまで言って考え込む。
今日は日曜のはずだ。月曜な訳が無い。
テレビを再び見る。無情にも月曜の天気予報の文字が。
がた! だっだっだっだ!!
「もぐもぐほうひた(どうした)もぐもぐほほえいふ(何処へ行く)」
「学校へだよ! 俺1日寝てたらしい!」
「もぐもぐごっくん。それはご苦労、これについても後で説明する」
「ああ頼む!」
急いで準備して家を出る。
時計を確認して無かったが遅刻は決定だろう。
これは夢だ
最悪の・・・ 夢だ
「最悪・・・」
「何が?」
隣を見る。 少女が一人。
しかも美少女のランクである。
「何時からそこに居た?」
「起きてからずっと」
起き上がり、少女を見る。
目測で年齢は13?14歳ぐらい。身長も座っている状態でも推測が付くぐらい小さい。たぶん140も無いと思う。
この前は暗くて分からなかったが、瞳の色は夜空を映したような紺色で服装は白のワンピースのような物。ちょっと見方を変えれば実験体の着る白衣にも見える。
そして一番目を引くのはロングと言う次元ですら無いくらいの黒髪・・・ では無かった。
その髪の色は果てしなく白に近い銀髪だった。
「お前・・・ その髪どうしたんだ?」
「ああ、これか。どうやら‘力’を使い果たすとこうなるらしい」
「力? それは後で良いとして・・・」
「どうした? これは君が聞きたい事の一つだと思うのだが?」
「それより聞きたい事がある」
「何だ?」
俺は少女に問うた。
「お前起きてからずっと俺の横に居たようだが。一体何をしていた?」
「ふむそんな事か。いや人の家を勝手に物色するのは気が引くのでな。君が起きるのを待っていた」
「・・・ずっと?」
「ずっとだ。まぁ君の寝言のおかげでヒマはしなかった」
一気に気恥ずかしさが湧き上がって来る。
「で・・・ 俺はなんて言ってた?」
「そうだな例えば『俺は生きて居てはいけないんだ・・・』とか『世界よ・・・ 滅べ!』とかかな?」
「卑屈! 寝てる間の俺卑屈!!!」
「冗談だ。本気にするな」
「で・・・ 実際は?」
「なぜ聞きたがる?」
「いや・・・ なんでも無い」
「そうかなら良いな?」
そうして会話は終わった。
「もぐもぐもぐもぐもぐ」
「・・・」
「もぐもぐごっくん・・・ ぱく、もぐもぐもぐ」
少女は無言でメロンパン(チョコチップ入り)を食べていた。
俺はテレビを付けてニュースを見ている。
テレビの画面の右上に表示された時刻は7時45分を示していた。
ちなみに今日は日曜日だ。土曜の次は日曜これ常識。
居間には少女が租借する音とテレビのニュースの音だけが支配していた。
少女は二つ目のパン(アップルパイ)に手を伸ばしていた。少女の目の前には他にも結構な量のパンが置いてある。
こいつこれ全部食う気か?
そんな事を考えて居ると‘月曜日’の天気予報がやっていた。
「おお今日は晴れか・・・」
ここまで言って考え込む。
今日は日曜のはずだ。月曜な訳が無い。
テレビを再び見る。無情にも月曜の天気予報の文字が。
がた! だっだっだっだ!!
「もぐもぐほうひた(どうした)もぐもぐほほえいふ(何処へ行く)」
「学校へだよ! 俺1日寝てたらしい!」
「もぐもぐごっくん。それはご苦労、これについても後で説明する」
「ああ頼む!」
急いで準備して家を出る。
時計を確認して無かったが遅刻は決定だろう。
これは夢だ
最悪の・・・ 夢だ
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2010/10/02 22:44 更新日:2011/04/06 17:09 『美少女は危険を連れて来る』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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