作品ID:376
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「美少女は危険を連れて来る」を読み始めました。
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美少女は危険を連れて来る
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
名前の無い理由
前の話 | 目次 | 次の話 |
「私が武器になれる事に付いての説明が先かな?」
「いや俺に聞かれても・・・」
「悩んでいては進まん片っ端から説明して行くか」
「それほど微妙なところにお前の名前の無い理由があるんだな」
「前提として君にもう一つの世界の存在を認めてもらいたい。良いか?」
「分かった」
素直にうなずく。
「この世界と向こうの世界、この二つの世界の違いはいくつかある。まずあっちの世界はこっちの世界を認識できているがこっちから向こうは一部の人間しか認識できていない」
「なるほど・・・ それはいろいろとまずいな・・・ 向こうは何時でも奇襲が出来ると言う事か・・・」
「そう言う事だしかしそれを実行に移そうとした時に問題が発生した」
「なんだ? 何も問題は無いと思うのだが、戦局的にも戦力的にも・・・」
「反乱だ」
「反乱? この世界を侵略する事にか?」
「そうだ、実は向こうの世界はこの世界の人間の想いの力によって生まれたのだ」
「あぁ! そう言う事か!」
「そう言う事だこの世界にはマンガやアニメと言う物が存在する。しかしそれらは全く現実にはありえない非現実的な物だ。人間は無いと割り切っているが少なからずそう言う事があって欲しいと願う人間は居る、そんな人間の想いが集まって向こうの世界を作った」
「なるほど・・・ そんな世界ならお前見たいな二次元的能力を持ったやつも居るな」
「続けるぞ? なら逆に考えて欲しい」
「逆に?」
「そう、もし向こうがこっちに進行し、向こうの世界の成り立ちがこっちにばれてしまったら?」
「人々の認識が書き換えられ消滅してしまうかもしれないな」
「それを危惧した一部が反乱をした」
「なるほど。だがそれではお前の名前が無いと言う事については説明が付かないぞ?」
「落ち着いて最後まで話を聞け。またここで逆に考えて欲しい」
「逆に?」
「そうだ、向こうの成り立ちがこっちにばれてしまったら消滅してしまうかもしれない。逆に考えれば?」
「シンプルにばれる前に潰してしまうとか?」
「そうだ、何だ私は君の事をただのバカだと思っていたが少しだけ訂正しよう」
「少しかよ!」
「そこである実験が行なわれた」
「実験?」
「究極武器創作実験だ」
「究極武器かもうすでに強いと思うんだがな」
「現状で不安だから反乱が起きたのだろう?」
「う・・・ 確かにそうだな・・・ でその実験の内容は?」
「それについては私たちの性質について知って貰いたい」
「何だっけ? 確か持った人の強さのイメージを反映した姿になるんだっけ?」
「そうだ、しかし普通は最初に持った人間のイメージを記憶してしまいその最初になった一種類にしかなれない」
「あれお前普通に変わって無かった?」
「まぁ実験の内容を聞けばすぐ納得する。私たちは人の想いにより生まれ人のイメージにより姿を変える。つまり私たちに何かすれば何か起こるかも知れないと言う事だ何か質問はあるか?」
「実験の内容は?」
「せっかちだな・・・ 分かった続きだ。何をすれば良いのかは大体分かっていたから後は実験の材料を集めるだけだった。ちょうど反乱を鎮めるために戦争が行なわれていたから材料の調達は困らなかった」
「戦争孤児か?」
「そうだ、そして実験が始まった。その内容はその子供にずっと一定の感情を与え続けたらどうなるか」
「え・・・ そんなので変わるのか?」
「実際に変わった。それは恐怖だったり、孤独だったり・・・」
「負の感情ばっかだな・・・」
「生き物は嫌な事から逃げようする時に一番力を発揮する」
「ひでぇ・・・」
「しかし問題が発生した。それはそれを持ったものが恐怖を与え続けたものだったら持った者が恐怖に駆られてしまうのだ」
「? 俺はお前を持ってても何も感じなかったぞ?」
「私は何も与えなかったらどうなるかという実験の唯一の成功体だ。しかし私にも問題があった」
「問題?」
「君が一番分かると思うのだが?」
「?」
「使えないな・・・ やはり君はただのあほだ・・・」
「悪かったな!」
「力の消費がでかいのだ」
「つまり燃費が悪いと言う事か?」
「そうだ、結果使用者は最悪の場合1日近く寝込んでしまう」
「なるほど」
「説明はこれであらかた終わりだ」
「分かった事はお前は実験体だから名前が無いと言う事と想像以上に事がでかいと言う事だ」
姉貴、俺人生最大の死亡フラグを立てました。
「いや俺に聞かれても・・・」
「悩んでいては進まん片っ端から説明して行くか」
「それほど微妙なところにお前の名前の無い理由があるんだな」
「前提として君にもう一つの世界の存在を認めてもらいたい。良いか?」
「分かった」
素直にうなずく。
「この世界と向こうの世界、この二つの世界の違いはいくつかある。まずあっちの世界はこっちの世界を認識できているがこっちから向こうは一部の人間しか認識できていない」
「なるほど・・・ それはいろいろとまずいな・・・ 向こうは何時でも奇襲が出来ると言う事か・・・」
「そう言う事だしかしそれを実行に移そうとした時に問題が発生した」
「なんだ? 何も問題は無いと思うのだが、戦局的にも戦力的にも・・・」
「反乱だ」
「反乱? この世界を侵略する事にか?」
「そうだ、実は向こうの世界はこの世界の人間の想いの力によって生まれたのだ」
「あぁ! そう言う事か!」
「そう言う事だこの世界にはマンガやアニメと言う物が存在する。しかしそれらは全く現実にはありえない非現実的な物だ。人間は無いと割り切っているが少なからずそう言う事があって欲しいと願う人間は居る、そんな人間の想いが集まって向こうの世界を作った」
「なるほど・・・ そんな世界ならお前見たいな二次元的能力を持ったやつも居るな」
「続けるぞ? なら逆に考えて欲しい」
「逆に?」
「そう、もし向こうがこっちに進行し、向こうの世界の成り立ちがこっちにばれてしまったら?」
「人々の認識が書き換えられ消滅してしまうかもしれないな」
「それを危惧した一部が反乱をした」
「なるほど。だがそれではお前の名前が無いと言う事については説明が付かないぞ?」
「落ち着いて最後まで話を聞け。またここで逆に考えて欲しい」
「逆に?」
「そうだ、向こうの成り立ちがこっちにばれてしまったら消滅してしまうかもしれない。逆に考えれば?」
「シンプルにばれる前に潰してしまうとか?」
「そうだ、何だ私は君の事をただのバカだと思っていたが少しだけ訂正しよう」
「少しかよ!」
「そこである実験が行なわれた」
「実験?」
「究極武器創作実験だ」
「究極武器かもうすでに強いと思うんだがな」
「現状で不安だから反乱が起きたのだろう?」
「う・・・ 確かにそうだな・・・ でその実験の内容は?」
「それについては私たちの性質について知って貰いたい」
「何だっけ? 確か持った人の強さのイメージを反映した姿になるんだっけ?」
「そうだ、しかし普通は最初に持った人間のイメージを記憶してしまいその最初になった一種類にしかなれない」
「あれお前普通に変わって無かった?」
「まぁ実験の内容を聞けばすぐ納得する。私たちは人の想いにより生まれ人のイメージにより姿を変える。つまり私たちに何かすれば何か起こるかも知れないと言う事だ何か質問はあるか?」
「実験の内容は?」
「せっかちだな・・・ 分かった続きだ。何をすれば良いのかは大体分かっていたから後は実験の材料を集めるだけだった。ちょうど反乱を鎮めるために戦争が行なわれていたから材料の調達は困らなかった」
「戦争孤児か?」
「そうだ、そして実験が始まった。その内容はその子供にずっと一定の感情を与え続けたらどうなるか」
「え・・・ そんなので変わるのか?」
「実際に変わった。それは恐怖だったり、孤独だったり・・・」
「負の感情ばっかだな・・・」
「生き物は嫌な事から逃げようする時に一番力を発揮する」
「ひでぇ・・・」
「しかし問題が発生した。それはそれを持ったものが恐怖を与え続けたものだったら持った者が恐怖に駆られてしまうのだ」
「? 俺はお前を持ってても何も感じなかったぞ?」
「私は何も与えなかったらどうなるかという実験の唯一の成功体だ。しかし私にも問題があった」
「問題?」
「君が一番分かると思うのだが?」
「?」
「使えないな・・・ やはり君はただのあほだ・・・」
「悪かったな!」
「力の消費がでかいのだ」
「つまり燃費が悪いと言う事か?」
「そうだ、結果使用者は最悪の場合1日近く寝込んでしまう」
「なるほど」
「説明はこれであらかた終わりだ」
「分かった事はお前は実験体だから名前が無いと言う事と想像以上に事がでかいと言う事だ」
姉貴、俺人生最大の死亡フラグを立てました。
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2010/10/06 20:44 更新日:2010/10/07 03:04 『美少女は危険を連れて来る』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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