小説を「読む」「書く」「学ぶ」なら

創作は力なり(ロンバルディア大公国)


小説投稿室

小説鍛錬室へ

小説情報へ
作品ID:453
「美少女は危険を連れて来る」へ

あなたの読了ステータス

(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「美少女は危険を連れて来る」を読み始めました。

読了ステータス(人数)

読了(251)・読中(0)・読止(2)・一般PV数(783)

読了した住民(一般ユーザは含まれません)


美少女は危険を連れて来る

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


二度目の撤退

前の話 目次 次の話

 最初、何が起こったか、全くわからなかった。



 気が付いたら、倒れ伏し、体全体が、果てしない痛みにさいなまれていた、それだけ。



「四季?! 四季!四季!」

 黒夜の声で現実に引き戻された。

「いて?一体・・・何が起きた・・・」

「分からん、気が付いたら四季が倒れていた。私にはそれしか・・・」

 申し訳なさそうに黒夜が言う。

「さぁ、少年」

 声のしたほうを見ると刃が立っていた。

「最後の選択だ」

 その瞬間、全てをを悟る。

「あんた、一体何をした?」

 痛む体に鞭を打って立ち上がり構える。今出来る最大限の虚勢。

「少年が一番分かるのでは? まさか少年、何が起きたか分からないと言うのか?」

「ああ、全く分からん!」

 正直に言う。

「簡単だ、私が少年を弾き飛ばしただけだ」

「殺す事も出来たはずだ」

「少年には助けてもらったからな」

「そうか、俺今死ぬよりつらいんだけど・・・」

 割と本気で・・・

「では少年再び問おう」

 来たか・・・

「そこの実験体を差し出せ、そうすれば少年は見逃そう」

「そうか・・・」

「変な気は起こすなよ、実力の差は痛いほど分かったはずだ」

 さてどうするかな・・・よし。

「分かった」

「四季!!!」

 黒夜が本気で驚くのが分かる。黒夜から恐怖が伝わってくる。

 分かってる、落ち着け。

「じゃあ・・・」

「その前に、心の準備をする時間をくれ」

 そう言って黒夜でスモークと閃光で刃の視界を奪う。

「逃げたか・・・」

『あの小僧は逃げるのが好きなようですね』

「そう言うなリイン、せめて迷わせる時間を与えてやろう」







 あの少年、逃げ足は一流だな、戦場で無意味な死はたどらないだろう。



後書き


作者:総 誉
投稿日:2010/10/21 18:49
更新日:2010/10/21 18:49
『美少女は危険を連れて来る』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。

前の話 目次 次の話

作品ID:453
「美少女は危険を連れて来る」へ

読了ボタン


↑読み終えた場合はクリック!
button design:白銀さん Thanks!
※β版(試用版)の機能のため、表示や動作が変更になる場合があります。
ADMIN
MENU
ホームへ
公国案内
掲示板へ
リンクへ

【小説関連メニュー】
小説講座
小説コラム
小説鍛錬室
小説投稿室
(連載可)
住民票一覧

【その他メニュー】
運営方針・規約等
旅立ちの間
お問い合わせ
(※上の掲示板にてご連絡願います。)


リンク共有お願いします!

かんたん相互リンク
ID
PASS
入力情報保存

新規登録


IE7.0 firefox3.5 safari4.0 google chorme3.0 上記ブラウザで動作確認済み 無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS