作品ID:472
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美少女は危険を連れて来る
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
二度目の作戦会議
前の話 | 目次 | 次の話 |
「さて・・・まんまと逃げおおせたわけだが・・・」
俺は黒夜を見る。
「そろそろ本気で落ち着いてください・・・」
全力で土下座、理由? 俺が知りたい。
「四季! 反省しているのか?」
「はい・・・ところで俺は黒夜に何したんだ?」
「それは・・・£☆Ш▼▲■Ω・・・」
「お、おい、黒夜?」
さて、黒夜がまたしても別の世界に飛び立って去ってしまったので少し補足しておこうと思う。
俺は刃との戦闘から逃げて黒夜が武器化を解いたあたりから記憶が飛んでいて。気が付くと真っ赤になってうつむいて別の世界に旅立っている黒夜が居るだけだった・・・一体何が?
他にも体の疲労、ダメージがことごとく消えているのだ。全快しているといっても過言では無いと思う。むしろそれ以上だと思う。
「と、ところで四季・・・」
あ、帰ってきた。まだ微妙に顔が赤いけど。
「何だ・・・」
「体は大丈夫なのか?」
「なぜか知らんが大丈夫だ。自分でも不思議なぐらい元気だ」
「それは奇怪だな。そして四季、本題だ・・・」
「何だ?」
「今、逃亡して二度目の作戦会議だがあいつ・・・刃に勝てるような作戦はあるのか?」
その問いに正直に答える。
「無い」
「なら、やはり私が・・・」
「残念だがその案は論外だ」
「でも・・・」
「いちいち逃げるたびに弱気になってたらきりが無い。それとも黒夜は俺が信用できないのか?」
「いや・・・」
「なら俺を信じてくれ」
超真剣に言う。
「・・・何か案があるのか?」
「無い」
「では、作戦が・・・」
「無論無い」
「・・・」
黙りこむ黒夜・・・だろうな。
「俺もよく分からないけど、黒夜が俺を信じてくれれば上手くいく気がするんだ」
すると黒夜は武器化をはじめた。
「ははは、この私が全く倫理的ではない言葉で説得されるとな、だがそれには同感だ。四季を信じていれば全て上手くいく気がするんだ」
「じゃあいくか!」
再び戦いの場に・・・
「さて少年、答えを聞こうか?」
うわ! 気づかれた! 全力で気配消してたのに、正直へこむ・・・
「答え? 何の?」
「とぼけても無駄だ少年」
「そうか、じゃあ要点だけ言うぜ刃さんよ」
「悪いが黒夜は渡さない」
「そうか、交渉決裂だな・・・」
『・・・どうするんだ刃』
「・・・少年には気絶してもらう」
『・・・相変わらず甘いな刃は』
「・・・出来るだけ命は奪いたくないのだよ」
「さて・・・行こう、黒夜」
「ああ」
四季は脱力し、その場で目を閉じる。
開く。
「目つきが変わったな・・・」
「? 四季? 何をしているのだ? やられてしまうぞ?!」
そして再び目を閉じる・・・感じる。
さぁ歌おう、この感じる物を・・・
俺は黒夜を見る。
「そろそろ本気で落ち着いてください・・・」
全力で土下座、理由? 俺が知りたい。
「四季! 反省しているのか?」
「はい・・・ところで俺は黒夜に何したんだ?」
「それは・・・£☆Ш▼▲■Ω・・・」
「お、おい、黒夜?」
さて、黒夜がまたしても別の世界に飛び立って去ってしまったので少し補足しておこうと思う。
俺は刃との戦闘から逃げて黒夜が武器化を解いたあたりから記憶が飛んでいて。気が付くと真っ赤になってうつむいて別の世界に旅立っている黒夜が居るだけだった・・・一体何が?
他にも体の疲労、ダメージがことごとく消えているのだ。全快しているといっても過言では無いと思う。むしろそれ以上だと思う。
「と、ところで四季・・・」
あ、帰ってきた。まだ微妙に顔が赤いけど。
「何だ・・・」
「体は大丈夫なのか?」
「なぜか知らんが大丈夫だ。自分でも不思議なぐらい元気だ」
「それは奇怪だな。そして四季、本題だ・・・」
「何だ?」
「今、逃亡して二度目の作戦会議だがあいつ・・・刃に勝てるような作戦はあるのか?」
その問いに正直に答える。
「無い」
「なら、やはり私が・・・」
「残念だがその案は論外だ」
「でも・・・」
「いちいち逃げるたびに弱気になってたらきりが無い。それとも黒夜は俺が信用できないのか?」
「いや・・・」
「なら俺を信じてくれ」
超真剣に言う。
「・・・何か案があるのか?」
「無い」
「では、作戦が・・・」
「無論無い」
「・・・」
黙りこむ黒夜・・・だろうな。
「俺もよく分からないけど、黒夜が俺を信じてくれれば上手くいく気がするんだ」
すると黒夜は武器化をはじめた。
「ははは、この私が全く倫理的ではない言葉で説得されるとな、だがそれには同感だ。四季を信じていれば全て上手くいく気がするんだ」
「じゃあいくか!」
再び戦いの場に・・・
「さて少年、答えを聞こうか?」
うわ! 気づかれた! 全力で気配消してたのに、正直へこむ・・・
「答え? 何の?」
「とぼけても無駄だ少年」
「そうか、じゃあ要点だけ言うぜ刃さんよ」
「悪いが黒夜は渡さない」
「そうか、交渉決裂だな・・・」
『・・・どうするんだ刃』
「・・・少年には気絶してもらう」
『・・・相変わらず甘いな刃は』
「・・・出来るだけ命は奪いたくないのだよ」
「さて・・・行こう、黒夜」
「ああ」
四季は脱力し、その場で目を閉じる。
開く。
「目つきが変わったな・・・」
「? 四季? 何をしているのだ? やられてしまうぞ?!」
そして再び目を閉じる・・・感じる。
さぁ歌おう、この感じる物を・・・
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2010/10/24 19:57 更新日:2010/10/24 19:57 『美少女は危険を連れて来る』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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