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美少女は危険を連れて来る
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
四季が紡ぐ《詩》
前の話 | 目次 | 次の話 |
「俺はただ、その少女と出会っただけ・・・」
『四季! いきなり何を!』
五月蝿いな?声に出して怒鳴るような事かよ、興が冷めるだろう。
「黒夜は俺の事を信用していてくれ」
『・・・』
黒夜が沈黙するの確認しもう一度目を瞑る。
っが、風のような速さで何かが来るのを感じた。おもいっきり後ろに飛ぶ。
「ほう、避けたか少年」
「あのさぁ刃さん、空気読もうぜ? 今から何かが起こるって時にそれは無粋だと思うぜ?」
「戦場ではそんな物通用しないぞ少年」
確かにそうだけどさ・・・そんな事言ったら特撮ヒーローは誰一人として勝てなくなるぜ。
「なら」
スモークをあたり一面に張る。
多少時間は稼げると思う。たぶん・・・自信ないけど・・・
「黒夜、もう一度、俺を信じてくれ」
「・・・」
まぁいいか・・・
再び歌い始める。
「俺はただ、その少女と出会っただけ、それだけ・・・そして、俺が出会った少女は爆弾を抱えていた、それだけ・・・俺は、それを助けたいと思った、それだけ・・・」
自分でも何を言っているのか分からない。それでもただ言葉を紡ぐ。
「理由? そんな物は必要ないと思う。ならなぜ? それは分からない・・・」
誰に贈っているのだろう? この歌は意味があるのだろうか? 考えるな。
「だって誰かを助けるのに理由は要らないと思うから・・・」
ほら、お前の番だ。
『私は何のために生まれたか分からなかった・・・いきなり使えないと言う理由でこの世界から消される事になった・・・何も見えなくなった、暗闇』
黒夜も言葉を紡ぐ・・・何かにつられるように。
『だが、私を助けてくれると言う馬鹿が現れた、普通なら見捨てるような、普通なら遠ざけられるような私を・・・助けてくれると言う馬鹿が』
そして何かに怯えるように続ける。
『最初は嬉しかった、だけど途中から怖くなった。私を助けてくれるといってくれた馬鹿が私に初めて出来た大切な物になってしまったからだ、怖い、失うのが、消えてしまうのが・・・』
『怖い』
「怖くは無い」
『消えてしまう』
「消えはしない」
『私は強くは無い』
「俺も強くは無い」
『私は信じてもいいのか?』
「信じてもいい」
『では、私は君を信じ』
「俺はお前が信じられるように」
『「共に強くなろう」』
言い終わると同時に体が不思議な何かに支配された。悪くは無い、むしろ良い感じだ・・・なんだろう?
俺が張ったスモークが晴れた。
「少年、成功したのか?」
「何が?」
「どちらにせよ少年は全力で排除しなければならなくなった」
構える刃、だが、不思議と怖くは無い。
「そういえば俺の自己紹介がまだだったな刃さん」
「何を今さら、だが、聞いておいてやろう」
「ただの少年色彩四季と」
『ただの少年色彩四季を普通から遠ざけた張本人色彩黒夜』
「刃さん、名のられたら名のり返すのが礼儀だろ?」
「その通りだな四季少年」
再び名のりをあげる刃。
「攻撃部隊第7番隊隊長、荒神刃と」
『刃が武器、大太刀のリイン』
「いざ! 参る!」
「いくぞ! 黒夜!」
『四季! いきなり何を!』
五月蝿いな?声に出して怒鳴るような事かよ、興が冷めるだろう。
「黒夜は俺の事を信用していてくれ」
『・・・』
黒夜が沈黙するの確認しもう一度目を瞑る。
っが、風のような速さで何かが来るのを感じた。おもいっきり後ろに飛ぶ。
「ほう、避けたか少年」
「あのさぁ刃さん、空気読もうぜ? 今から何かが起こるって時にそれは無粋だと思うぜ?」
「戦場ではそんな物通用しないぞ少年」
確かにそうだけどさ・・・そんな事言ったら特撮ヒーローは誰一人として勝てなくなるぜ。
「なら」
スモークをあたり一面に張る。
多少時間は稼げると思う。たぶん・・・自信ないけど・・・
「黒夜、もう一度、俺を信じてくれ」
「・・・」
まぁいいか・・・
再び歌い始める。
「俺はただ、その少女と出会っただけ、それだけ・・・そして、俺が出会った少女は爆弾を抱えていた、それだけ・・・俺は、それを助けたいと思った、それだけ・・・」
自分でも何を言っているのか分からない。それでもただ言葉を紡ぐ。
「理由? そんな物は必要ないと思う。ならなぜ? それは分からない・・・」
誰に贈っているのだろう? この歌は意味があるのだろうか? 考えるな。
「だって誰かを助けるのに理由は要らないと思うから・・・」
ほら、お前の番だ。
『私は何のために生まれたか分からなかった・・・いきなり使えないと言う理由でこの世界から消される事になった・・・何も見えなくなった、暗闇』
黒夜も言葉を紡ぐ・・・何かにつられるように。
『だが、私を助けてくれると言う馬鹿が現れた、普通なら見捨てるような、普通なら遠ざけられるような私を・・・助けてくれると言う馬鹿が』
そして何かに怯えるように続ける。
『最初は嬉しかった、だけど途中から怖くなった。私を助けてくれるといってくれた馬鹿が私に初めて出来た大切な物になってしまったからだ、怖い、失うのが、消えてしまうのが・・・』
『怖い』
「怖くは無い」
『消えてしまう』
「消えはしない」
『私は強くは無い』
「俺も強くは無い」
『私は信じてもいいのか?』
「信じてもいい」
『では、私は君を信じ』
「俺はお前が信じられるように」
『「共に強くなろう」』
言い終わると同時に体が不思議な何かに支配された。悪くは無い、むしろ良い感じだ・・・なんだろう?
俺が張ったスモークが晴れた。
「少年、成功したのか?」
「何が?」
「どちらにせよ少年は全力で排除しなければならなくなった」
構える刃、だが、不思議と怖くは無い。
「そういえば俺の自己紹介がまだだったな刃さん」
「何を今さら、だが、聞いておいてやろう」
「ただの少年色彩四季と」
『ただの少年色彩四季を普通から遠ざけた張本人色彩黒夜』
「刃さん、名のられたら名のり返すのが礼儀だろ?」
「その通りだな四季少年」
再び名のりをあげる刃。
「攻撃部隊第7番隊隊長、荒神刃と」
『刃が武器、大太刀のリイン』
「いざ! 参る!」
「いくぞ! 黒夜!」
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2010/10/25 20:51 更新日:2010/10/25 20:53 『美少女は危険を連れて来る』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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