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神算鬼謀と天下無双
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中
前書き・紹介
そえのネタバレ解説! 忍者ってどんな職業?
前の話 | 目次 | 次の話 |
今回は忍者の解説です
と、その前に。
前回の解説の時に書いとけば良かった事をこの場で書かせて頂きます。
これは、『非常に重要な事』なので。
所謂、歴史の資料や諸説というのは、新発見でいくらでも今までの通説が覆るので、確定ではありません。
歴史の教科書も、通説、推定が山ほどあり、確定的な物はほとんど無いと言っていいです。
よって、学生の方々は!
『教科書を暗記してテストで良い点数を取る』のは当然ですが!
あくまで、通説、推定であるという前提でいて下さい。将来大人になって家庭持ちになった時、子供に指摘されて、赤っ恥になるかもよ?
ホント、コロコロ変わるんですよ。歴史って。そこが悩みであり、面白くもあるところなんですが!
私がよく使う孫子の兵法書の著者、『孫武』が実在したと証明されたのは1972年。結構、最近なのです
いままで武田信玄の肖像と思われていた掛け軸が別人でした! ついでに、足利尊氏の肖像と思われていた掛け軸が別人でした!
とか
聖徳太子って名前が後日に作られたウソくさい名前なので、もっと正確に『厩戸皇子』にしよう
とか
<現在の教科書には 厩戸皇子(聖徳太子)ってなってます。昔は逆だったんだけどねぇ。多分、30代から上は誰それ? になるだろうね>
1192年(いいくに)作ろう鎌倉幕府 が 『1185年に成立』であるだろうというのが、学会で大半を占めたため、変更されました!
ついでに初の武家政権だったけど、やっぱり平家が最初。源氏は二代目ね!
とか、幾らでも存在します。
一応、教科書は確定された事を記述しているのでは無く、こうじゃないのか? 学会では多数の学者がそう考えている 現状発見された文献、遺物では、そうなっている(真偽不確定もあり)
というのを記述していると頭の片隅に入れていただければと思います。
「歴史に もし は存在しない」 というのは、有名ですが、私はあえて、こう言います!
「歴史に もし は存在する場合がある! だから歴史は面白い!」」
さて、脱線して申し訳ありません。
忍者のお仕事の解説を致します。詳しくはやっぱりグーグルかウィキペディアで調べてください(笑)
みんな知っているようで実は知らない忍者はどのようなイメージでしょうか?
巨大蛙を召喚して水遁の術? 分身の術? 写輪眼? いあ、それはマンガとか映画の話だから。実際の忍者の話です。
いろんな所へ行って、色んな人からお話を聞く。たったそれだけの誰にでもできる簡単なお仕事です。職場の雰囲気も賑やかで明るくアットホーム! 分からない事があったら先輩が一から優しく教えてくれて貴方を一人前にします。若い仲間も多く、早い段階で重要な仕事を任せてくれます! 未経験者大歓迎! 完全実力主義。二十代で部下を持つリーダーも夢じゃない!? 女性も活躍してます! さぁ、レッツ忍人生を!
やべぇ、完全にブラック企業だ。(闇の集団なので合っているかも!?)実際はと言うと。
いろんな所へ『変装して』情報を収集する、『死ぬ可能性もある』お仕事です。職場の雰囲気は大変厳しく、『上下関係は徹底』されます。『逆らったり、反抗的な態度をすれば殺します』。貴方が信頼を勝ち取り、多大な功績と実力を身につければ上になり、アゴで指示できます。分からない事は『地獄の訓練で徹底的に』先輩方が叩き込んでくれます。簡単に死なれても困るので。但し、『訓練中死ぬ場合』があります。若い仲間も多く、『実力があれば』重要な仕事を任せますが、『失敗したら死んでもらう』場合があります。未経験者大歓迎! ただし、大抵他の忍からの工作員なので、『信用できない』、『能力不足』と判断したら『死んでもらいます』。北〇鮮の様に、どっかからら『拉致して鍛える』場合もあり。工作員の可能性が低いしね。完全実力主義ですが、頭領は世襲です。飛びぬけて優秀だと養子という手段で頭領になる場合もあるかも? 女性も大活躍してます! 採用枠は『幼女』から。特に『美女』ならば最前線で活躍。その肉体を使って『あーん♪』な事や『いや?ん♪』な手段を用いて情報集めて頂きます。男の篭絡方法、体に叩き込みます。暗殺方法もね。ブサイクでも、後方支援という仕事があります。最後に、『職場放棄』や『無断退職』した場合は『抜け忍』として認定され、『機密情報漏洩阻止』の為、あらゆる手段を用いて『地の果て』まで追っかけて『必ず殺しに逝きます♪』 さぁ、レッツ忍人生を!
うん。だいぶ現実的になってきた。いや、ホントに。
ぶっちゃけて言うと、地味です。激しく地味です。
現在の諜報機関とあまり遜色無い存在と言えるかもしれません。
忍者には二種類存在します。
『陰忍』と『陽忍』です。これについては「万川集海」という1676年 江戸初期が終わり、中期に差し掛かった頃と言えるでしょうか。
忍者について詳しく解説された書物があります。著者は藤林 保武 (ふじばやし やすたけ)ですが、詳細不明の人物。元伊賀忍の方
『陰忍』 敵地に忍び込んで情報収集、破壊工作、暗殺実行 一般的な忍者のイメージがコレ 現代で言えば、軍の特殊部隊かな。
『陽忍』 姿を見せて計略によって目的を遂げる。諜報活動や謀略、離間工作を実行。現代で言えば、諜報機関の工作員かな。
忍者という存在が日本の歴史に初めて登場したのは飛鳥時代。志能備(しのび)として登場します。
今現在で知られている忍者が形成されたのは源平合戦以後、鎌倉時代ですね。
日本国内で起きた内乱の大連発で日本全国各地にそれぞれ独自の文化や考え方による忍集団が誕生したと言われてます。
元々は何の力も持たない人々が、自分を、家族を、村を守る為に武装集団となり、今度は情報を集めるようになり、傭兵へと変化し、情報収集、破壊工作、暗殺などドンドン技術の幅を広げて、現在知られる忍になったのではないか? と考えられています。
さらに彼等は技術集団でもあり、動植物学、薬学、火薬の取り扱い、格闘技などに精通していました。格闘技は古武術にも影響あり。
忍者といえば、黒装束、覆面、背中に刀を背負っている。 という、イメージですが、大体『間違っています』
『陰忍』が用いたのは、紺色、濃い柿色の忍装束でした。黒だと闇の中の浮いて見える(そうです)。現在の特殊部隊の色も黒じゃなく迷彩色なので、考え方は一緒なのかも知れませんね。ただ、黒は生産費用が高いのであんまり作らなかった。という説もあり、どっちなんでしょうね?
現存する忍装束は 紺色、濃い柿色が多いそうです。ただ、下っ端だから数多く残ったんじゃないか? 勝手な推測ですよ?
尚、服の下に鎖帷子を装備。いわゆる編みネット。女忍が装備すると卑猥度UP! やべぇ、興奮してきた! というのは、ウソです。それはマンガの書き手の都合です。
実際には重い鎖帷子は装備していません。これは、戦うよりも逃げるを重視した為です。でき得る限りの軽装備。
生き残った方が「チャンス」があるからという考えなのか、殺されて自分の正体を調べられる事を恐れたのか。両方かもしれませんね。
服の中に鉄線や鎖帷子(軽い物)を縫いこんだ物を装備したそうです。尚、鉄板は頭部以外は使用してません。頭は守ったのですね。
メインの装備品はやはり変装道具 漁師、猟師、農民、商人、武士、職人など、様々な状況に合わせた服装だったそうです。
女性の場合だと、城内に潜入する場合は女中服もあったそうです。(実際に記録が残っています)
まぁ、何時の時代でも女性の『ここだけの話』での噂というのは、諜報上非常に有効で、かなりの功績を残したそうです。
刀を背負っているのは、背中を守る盾にする為と、狭い場所(天井や床下)に潜入する為です。通常は武士同様、腰に下げていました。背中にあると、動きが鈍る為、邪魔に成るからです。ぶっちゃけ、死ぬリスクが増えますし。
忍者といえば、代表的なのは『伊賀』『甲賀』『戸隠』『風魔』でしょうか。
まさしく日本の裏で活躍した集団です。万川集海には十一人の達人が記述されています。まぁ、記述された時には既にご当人はあの世なので問題なかったのですが、生存していた場合は殺されていたでしょうね。著者は。
江戸時代に入って仕事が無くなった為に書いたのではないか? と言われている位です。まぁ、平和な世になって雇う人が大減少したのですから、仕方が無いのかもしれません。元々、一般人が副業としていたのが多いようで、本来の職業に専念したのでしょうね。ただ、『伊賀』『甲賀』は徳川幕府によってよく使われたようで、忍者として記録に残っている最後のお仕事は、ペリー提督が浦賀来航の際、情報収集を行ったとされています。
では、最後に実在した忍集団と万川集海の記述から、伊賀忍術十一人の達人をご紹介します。
順番は我等が主人公、本城秀孝の台詞からです。特に意味はありません。
伊賀(いが) 超有名な忍者ハ○トリ君の出身地 後日、徳川政権の裏を支えた。但し、有名な将軍直属『御庭番』とは、別集団です。
甲賀(こうが) 伊賀と仲が悪い……というのはある意味本当 実際は協力関係もあったし、敵対関係もあった。特に仲が悪くなった理由は織田の伊賀征伐で織田に味方したから
風魔(ふうま) 後北条家五代を支えた有名な集団 北条滅亡後、雇い先がいなくなった為、盗賊に堕ちて徳川政権にまとめて処刑された。万川集海の記述より、『忍の技は盗賊の技によく似ている。だから、心を正しく持たなければならない」 心を失った哀れな最後でした。
軒猿(のきさる) 上杉謙信の耳となった諜報部隊。きっと、武田、北条の忍と激闘を繰り広げたんでしょうね。
戸隠(とばり) 武田信玄の耳の一つ。後日、真田の諜報部隊として活躍
三ツ者(みつもの) 武田信玄の耳の一つ。最盛期には二百人を超える大規模集団だったとか。
透波(すっぱ) 武田信玄の耳の一つ。信玄公は幾つ忍び集団を抱えているのか? まぁ、全国に情報網を構築していたとされるのだから、このぐらい必要なのかもね
(歩き巫女) おまけです これも武田の忍。全員女性。8?15歳の美少女をスカウトして、5年ぐらい修行させ、18から30代まで実働させていた。巫女さんなので、関所などオールスルーできた。当時の巫女さんは、旅芸人や、
と、その前に。
前回の解説の時に書いとけば良かった事をこの場で書かせて頂きます。
これは、『非常に重要な事』なので。
所謂、歴史の資料や諸説というのは、新発見でいくらでも今までの通説が覆るので、確定ではありません。
歴史の教科書も、通説、推定が山ほどあり、確定的な物はほとんど無いと言っていいです。
よって、学生の方々は!
『教科書を暗記してテストで良い点数を取る』のは当然ですが!
あくまで、通説、推定であるという前提でいて下さい。将来大人になって家庭持ちになった時、子供に指摘されて、赤っ恥になるかもよ?
ホント、コロコロ変わるんですよ。歴史って。そこが悩みであり、面白くもあるところなんですが!
私がよく使う孫子の兵法書の著者、『孫武』が実在したと証明されたのは1972年。結構、最近なのです
いままで武田信玄の肖像と思われていた掛け軸が別人でした! ついでに、足利尊氏の肖像と思われていた掛け軸が別人でした!
とか
聖徳太子って名前が後日に作られたウソくさい名前なので、もっと正確に『厩戸皇子』にしよう
とか
<現在の教科書には 厩戸皇子(聖徳太子)ってなってます。昔は逆だったんだけどねぇ。多分、30代から上は誰それ? になるだろうね>
1192年(いいくに)作ろう鎌倉幕府 が 『1185年に成立』であるだろうというのが、学会で大半を占めたため、変更されました!
ついでに初の武家政権だったけど、やっぱり平家が最初。源氏は二代目ね!
とか、幾らでも存在します。
一応、教科書は確定された事を記述しているのでは無く、こうじゃないのか? 学会では多数の学者がそう考えている 現状発見された文献、遺物では、そうなっている(真偽不確定もあり)
というのを記述していると頭の片隅に入れていただければと思います。
「歴史に もし は存在しない」 というのは、有名ですが、私はあえて、こう言います!
「歴史に もし は存在する場合がある! だから歴史は面白い!」」
さて、脱線して申し訳ありません。
忍者のお仕事の解説を致します。詳しくはやっぱりグーグルかウィキペディアで調べてください(笑)
みんな知っているようで実は知らない忍者はどのようなイメージでしょうか?
巨大蛙を召喚して水遁の術? 分身の術? 写輪眼? いあ、それはマンガとか映画の話だから。実際の忍者の話です。
いろんな所へ行って、色んな人からお話を聞く。たったそれだけの誰にでもできる簡単なお仕事です。職場の雰囲気も賑やかで明るくアットホーム! 分からない事があったら先輩が一から優しく教えてくれて貴方を一人前にします。若い仲間も多く、早い段階で重要な仕事を任せてくれます! 未経験者大歓迎! 完全実力主義。二十代で部下を持つリーダーも夢じゃない!? 女性も活躍してます! さぁ、レッツ忍人生を!
やべぇ、完全にブラック企業だ。(闇の集団なので合っているかも!?)実際はと言うと。
いろんな所へ『変装して』情報を収集する、『死ぬ可能性もある』お仕事です。職場の雰囲気は大変厳しく、『上下関係は徹底』されます。『逆らったり、反抗的な態度をすれば殺します』。貴方が信頼を勝ち取り、多大な功績と実力を身につければ上になり、アゴで指示できます。分からない事は『地獄の訓練で徹底的に』先輩方が叩き込んでくれます。簡単に死なれても困るので。但し、『訓練中死ぬ場合』があります。若い仲間も多く、『実力があれば』重要な仕事を任せますが、『失敗したら死んでもらう』場合があります。未経験者大歓迎! ただし、大抵他の忍からの工作員なので、『信用できない』、『能力不足』と判断したら『死んでもらいます』。北〇鮮の様に、どっかからら『拉致して鍛える』場合もあり。工作員の可能性が低いしね。完全実力主義ですが、頭領は世襲です。飛びぬけて優秀だと養子という手段で頭領になる場合もあるかも? 女性も大活躍してます! 採用枠は『幼女』から。特に『美女』ならば最前線で活躍。その肉体を使って『あーん♪』な事や『いや?ん♪』な手段を用いて情報集めて頂きます。男の篭絡方法、体に叩き込みます。暗殺方法もね。ブサイクでも、後方支援という仕事があります。最後に、『職場放棄』や『無断退職』した場合は『抜け忍』として認定され、『機密情報漏洩阻止』の為、あらゆる手段を用いて『地の果て』まで追っかけて『必ず殺しに逝きます♪』 さぁ、レッツ忍人生を!
うん。だいぶ現実的になってきた。いや、ホントに。
ぶっちゃけて言うと、地味です。激しく地味です。
現在の諜報機関とあまり遜色無い存在と言えるかもしれません。
忍者には二種類存在します。
『陰忍』と『陽忍』です。これについては「万川集海」という1676年 江戸初期が終わり、中期に差し掛かった頃と言えるでしょうか。
忍者について詳しく解説された書物があります。著者は藤林 保武 (ふじばやし やすたけ)ですが、詳細不明の人物。元伊賀忍の方
『陰忍』 敵地に忍び込んで情報収集、破壊工作、暗殺実行 一般的な忍者のイメージがコレ 現代で言えば、軍の特殊部隊かな。
『陽忍』 姿を見せて計略によって目的を遂げる。諜報活動や謀略、離間工作を実行。現代で言えば、諜報機関の工作員かな。
忍者という存在が日本の歴史に初めて登場したのは飛鳥時代。志能備(しのび)として登場します。
今現在で知られている忍者が形成されたのは源平合戦以後、鎌倉時代ですね。
日本国内で起きた内乱の大連発で日本全国各地にそれぞれ独自の文化や考え方による忍集団が誕生したと言われてます。
元々は何の力も持たない人々が、自分を、家族を、村を守る為に武装集団となり、今度は情報を集めるようになり、傭兵へと変化し、情報収集、破壊工作、暗殺などドンドン技術の幅を広げて、現在知られる忍になったのではないか? と考えられています。
さらに彼等は技術集団でもあり、動植物学、薬学、火薬の取り扱い、格闘技などに精通していました。格闘技は古武術にも影響あり。
忍者といえば、黒装束、覆面、背中に刀を背負っている。 という、イメージですが、大体『間違っています』
『陰忍』が用いたのは、紺色、濃い柿色の忍装束でした。黒だと闇の中の浮いて見える(そうです)。現在の特殊部隊の色も黒じゃなく迷彩色なので、考え方は一緒なのかも知れませんね。ただ、黒は生産費用が高いのであんまり作らなかった。という説もあり、どっちなんでしょうね?
現存する忍装束は 紺色、濃い柿色が多いそうです。ただ、下っ端だから数多く残ったんじゃないか? 勝手な推測ですよ?
尚、服の下に鎖帷子を装備。いわゆる編みネット。女忍が装備すると卑猥度UP! やべぇ、興奮してきた! というのは、ウソです。それはマンガの書き手の都合です。
実際には重い鎖帷子は装備していません。これは、戦うよりも逃げるを重視した為です。でき得る限りの軽装備。
生き残った方が「チャンス」があるからという考えなのか、殺されて自分の正体を調べられる事を恐れたのか。両方かもしれませんね。
服の中に鉄線や鎖帷子(軽い物)を縫いこんだ物を装備したそうです。尚、鉄板は頭部以外は使用してません。頭は守ったのですね。
メインの装備品はやはり変装道具 漁師、猟師、農民、商人、武士、職人など、様々な状況に合わせた服装だったそうです。
女性の場合だと、城内に潜入する場合は女中服もあったそうです。(実際に記録が残っています)
まぁ、何時の時代でも女性の『ここだけの話』での噂というのは、諜報上非常に有効で、かなりの功績を残したそうです。
刀を背負っているのは、背中を守る盾にする為と、狭い場所(天井や床下)に潜入する為です。通常は武士同様、腰に下げていました。背中にあると、動きが鈍る為、邪魔に成るからです。ぶっちゃけ、死ぬリスクが増えますし。
忍者といえば、代表的なのは『伊賀』『甲賀』『戸隠』『風魔』でしょうか。
まさしく日本の裏で活躍した集団です。万川集海には十一人の達人が記述されています。まぁ、記述された時には既にご当人はあの世なので問題なかったのですが、生存していた場合は殺されていたでしょうね。著者は。
江戸時代に入って仕事が無くなった為に書いたのではないか? と言われている位です。まぁ、平和な世になって雇う人が大減少したのですから、仕方が無いのかもしれません。元々、一般人が副業としていたのが多いようで、本来の職業に専念したのでしょうね。ただ、『伊賀』『甲賀』は徳川幕府によってよく使われたようで、忍者として記録に残っている最後のお仕事は、ペリー提督が浦賀来航の際、情報収集を行ったとされています。
では、最後に実在した忍集団と万川集海の記述から、伊賀忍術十一人の達人をご紹介します。
順番は我等が主人公、本城秀孝の台詞からです。特に意味はありません。
伊賀(いが) 超有名な忍者ハ○トリ君の出身地 後日、徳川政権の裏を支えた。但し、有名な将軍直属『御庭番』とは、別集団です。
甲賀(こうが) 伊賀と仲が悪い……というのはある意味本当 実際は協力関係もあったし、敵対関係もあった。特に仲が悪くなった理由は織田の伊賀征伐で織田に味方したから
風魔(ふうま) 後北条家五代を支えた有名な集団 北条滅亡後、雇い先がいなくなった為、盗賊に堕ちて徳川政権にまとめて処刑された。万川集海の記述より、『忍の技は盗賊の技によく似ている。だから、心を正しく持たなければならない」 心を失った哀れな最後でした。
軒猿(のきさる) 上杉謙信の耳となった諜報部隊。きっと、武田、北条の忍と激闘を繰り広げたんでしょうね。
戸隠(とばり) 武田信玄の耳の一つ。後日、真田の諜報部隊として活躍
三ツ者(みつもの) 武田信玄の耳の一つ。最盛期には二百人を超える大規模集団だったとか。
透波(すっぱ) 武田信玄の耳の一つ。信玄公は幾つ忍び集団を抱えているのか? まぁ、全国に情報網を構築していたとされるのだから、このぐらい必要なのかもね
(歩き巫女) おまけです これも武田の忍。全員女性。8?15歳の美少女をスカウトして、5年ぐらい修行させ、18から30代まで実働させていた。巫女さんなので、関所などオールスルーできた。当時の巫女さんは、旅芸人や、
後書き
作者:そえ |
投稿日:2012/07/02 18:45 更新日:2012/07/02 18:45 『神算鬼謀と天下無双』の著作権は、すべて作者 そえ様に属します。 |
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