封筒にはカードが一枚、それだけだった。



これだけか、しかもカードかよ。

そう思いながらカードを取り出した。



カードにはこう書いてあった。





Ｂゲーム、招待状

蓮崎様、突然のお手紙失礼いたします。

蓮崎様、このカードを読んでいただいているという事は、

この手紙、又はＢゲームに興味を持って頂いた、という事でございますね。

大変嬉しく思っております。

ところで蓮崎様、『Ｂゲーム』とは何か？

と、思っておりませんか？

もちろん思っていることでしょう。

それでは、Ｂゲームについて簡単に説明させて頂きます。

それではＢゲームについて説明させて頂きます、

このように招待状の届いた皆様でゲームを行って頂き、順位を競って頂きます。

そして上位に入賞された方々には、我々から賞金を支払わせて頂きます。

なお、優勝賞金は三億円、でごさいます。

蓮崎様、ご参加、お待ちしております。





「三億円て、非現実的すぎたろ。どうせ達の悪いイタズラか何かだ」

そう思い俺は、カードをゴミ箱に投げ入れた。