作品ID:1436
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緋色の双剣少年
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
第1章 1
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暗闇の世界から戻ると冷たい灰色の天井とチラチラと瞬く電灯が俺を迎えた。
「やぁ、おかえり」
メガネをかけた白衣の男が振り返る。
「結果はまだ出ないから、ロビーで待ってて」
俺を立たせながら言う。
今日、本持ってきてないよなぁと思いながら冷たい部屋を後にした。
俺がこの変な能力に気付いてから、早7年。
最初の頃は制御できなくて苦労したものだ。
だが今は完全に操れる。
故に、自転車をこいでいる時、あっちの世界へ飛んで車に撥ねられることも、電車に乗っていたときに無人のよくわかんない駅に着くことも、授業中寝ていると勘違いされデコにチョークを叩きつけられることも無いのだ。
・・・・。
あのデコの赤みはなかなか引かなかった・・・。
まぁ、それはさておき、この殺風景な建造物、日本異能力(ダイブ)コミニケーション《JDC》とは、だ。
ここは、一か月に何回かダイブを持つ人間が、集められ脳、体を調べられる。
どうやってか?
それは、俺たちの頭にチップを埋め込んで、だ。
バカバカしい。
ロビーについた俺は窓側の席に座った。
「やぁ、おかえり」
メガネをかけた白衣の男が振り返る。
「結果はまだ出ないから、ロビーで待ってて」
俺を立たせながら言う。
今日、本持ってきてないよなぁと思いながら冷たい部屋を後にした。
俺がこの変な能力に気付いてから、早7年。
最初の頃は制御できなくて苦労したものだ。
だが今は完全に操れる。
故に、自転車をこいでいる時、あっちの世界へ飛んで車に撥ねられることも、電車に乗っていたときに無人のよくわかんない駅に着くことも、授業中寝ていると勘違いされデコにチョークを叩きつけられることも無いのだ。
・・・・。
あのデコの赤みはなかなか引かなかった・・・。
まぁ、それはさておき、この殺風景な建造物、日本異能力(ダイブ)コミニケーション《JDC》とは、だ。
ここは、一か月に何回かダイブを持つ人間が、集められ脳、体を調べられる。
どうやってか?
それは、俺たちの頭にチップを埋め込んで、だ。
バカバカしい。
ロビーについた俺は窓側の席に座った。
後書き
作者:咲芽実 由来 |
投稿日:2013/01/12 14:13 更新日:2013/04/04 11:56 『緋色の双剣少年』の著作権は、すべて作者 咲芽実 由来様に属します。 |
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