作品ID:1561
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Going to see
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
サイト
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「では、来週!宿題忘れないようにね?」
塾の先生が私に呼びかけた。
「は?い」
適当に返事をし、ドアを開けた。
現在の時刻9時45分。
速く帰らないとお母さんが心配する。
かちゃん、と自転車と鍵を外した。
塾の中では、数人の人が帰る準備をしている。
「由紀さん!」
いきなり塾の扉が開き、ついさっき私を見送った先生が顔を出した。
「な、なんですか?」
びっくりして最初の言葉が詰まってしまった・・。
「言い忘れてたんだけど、ここね一昨日から公式サイト始めたんだ。よかったら今度見に来て!ゲームとかツイッター的なのあるから」
先生は言いたいことだけ言ってバイバイと手を振って中に入っていった。
・・。
サイトね?。最近部活無いと完全暇だから明日にでも行ってみようかな?(←この年齢で完全予定なしって・・てか友達が居ない訳じゃないからね!?焦)
【由紀ちゃんの初恋聞いたことない!】
ふとあの言葉が過ぎる。
またか・・。
今日の内で何度目だよ・・。
もういい加減飽きたよ・・・。
分かったから、もう。
てかさ、そんなに気にすること無いでしょ。
・・・・・。
よしっ!切り替えよう!
そうしよう!それが1番だ!
瞬間ひんやりした風が私の髪を揺らした。なんだか今微かに頬が緩んだ気がする。
中学生の少女は秋の訪れを感じながら、自らの身を安ずる母のもとへとペダルを強く踏んだ。
塾の先生が私に呼びかけた。
「は?い」
適当に返事をし、ドアを開けた。
現在の時刻9時45分。
速く帰らないとお母さんが心配する。
かちゃん、と自転車と鍵を外した。
塾の中では、数人の人が帰る準備をしている。
「由紀さん!」
いきなり塾の扉が開き、ついさっき私を見送った先生が顔を出した。
「な、なんですか?」
びっくりして最初の言葉が詰まってしまった・・。
「言い忘れてたんだけど、ここね一昨日から公式サイト始めたんだ。よかったら今度見に来て!ゲームとかツイッター的なのあるから」
先生は言いたいことだけ言ってバイバイと手を振って中に入っていった。
・・。
サイトね?。最近部活無いと完全暇だから明日にでも行ってみようかな?(←この年齢で完全予定なしって・・てか友達が居ない訳じゃないからね!?焦)
【由紀ちゃんの初恋聞いたことない!】
ふとあの言葉が過ぎる。
またか・・。
今日の内で何度目だよ・・。
もういい加減飽きたよ・・・。
分かったから、もう。
てかさ、そんなに気にすること無いでしょ。
・・・・・。
よしっ!切り替えよう!
そうしよう!それが1番だ!
瞬間ひんやりした風が私の髪を揺らした。なんだか今微かに頬が緩んだ気がする。
中学生の少女は秋の訪れを感じながら、自らの身を安ずる母のもとへとペダルを強く踏んだ。
後書き
作者:ノア |
投稿日:2013/04/13 21:33 更新日:2013/04/19 14:19 『Going to see』の著作権は、すべて作者 ノア様に属します。 |
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