作品ID:231
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五星国 星羅
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中
前書き・紹介
初めての戦闘
前の話 | 目次 | 次の話 |
二人は依頼場所に着いた。そこは灰色の岩の険しい崖だった。
「さて、まずは罠を設置する場所に移動しようか」
「今回の依頼って何ですか」
「そう言えば、まだ言ってなかったな 今回はユニコーン討伐だ。 依頼レベル3だがユニコーン自体はレベル4だ なめて掛ると殺られるぞ」
「レベルっていくつまであるんですか」
「クエストは大体1から6とS6(測定不能)だ 獣たちのレベルは1から100以上までだ」
ユニコーンとは白い馬に黄色い角が一本頭に一本生えている獣。普段はおとなしいが急に荒れるので不意を突かれ、殺れる人が多い。
二人は罠の設置位置に付いた。そこは「岩の森」と呼ばれ、大きい岩が数万本と並んでいる所だった。
ペトラは岩の森の奥地へと歩いて行った。リョウもぺトラの後を付いていく。すると突然岩がないところに出た。
「ここは?」
「ここは「龍の足跡」と呼ばれ何故かこの周囲だけ岩がないんだ。リョウ、お前が罠を設置しろ」
「あの罠の設置の仕方なんてわからないんですけど」
リョウは少し不安になる。
「しょうがない 俺が教える まず ここは、こうで…………」
…………一時間後
「よし、できた」
辺りはすっかり暗くなっていた。
リョウは罠を設置するだけでバテてしまった。
「飯にするか」
ペトラはバッグから缶を二つ出した。缶にはトマトスープと書いてあった。
ペトラが言うには依頼中に飯にする時はこれが全般だという。
リョウはペトラから缶を渡された。リョウはトマトスープを口にした。すると あまりにもまずくて思わず吐き出しそうになった。
ペトラは大声で笑う。
「ははは、 誰でも最初はそうなる 俺も最初はそうだった。でもしばらく食ってるうちになれるから」
所々吐きそうになりながらも、リョウはまずいスープを我慢して飲んだ。リョウが吐きそうになるたび、ペトラは大声で笑った。
「よく食い終わったな じゃあ作戦だ。まず俺がアタッカー。そしてお前はサポーターだ。
罠を仕掛けたときに位置がわかるように石を置いたろ ユニコーンが石の上に来たら今から渡すスイッチを押すんだ。わかったな」
「はい」
リョウは緊張していた。
二人は岩場に隠れた。
しばらくすると、ユニコーンが現れた。
「じゃあ 行くぞ」
ペトラはユニコーンに走っていく。
「解」
ペトラがそう言うと隣に大きなゴリラが現れた。そしてペトラとゴリラはユニコーンに殴りかかるが、かわされてしまう。リョウも必死にスイッチを押すが全て当たらなかった。
リョウは気持ちを落ち着かせるため上を向いた。すると崖の上に一匹の狼がいた。その姿はたくましかった。リョウはその狼のことを眺めていた。すると狼がこっちを向いた。しかし、その顔は、切ない顔をしていた。
ユニコーンはリョウの存在に気が付き、リョウの方に攻めかかった。リョウは狼を見ていて気付かない。
ペトラは大声でリョウの名前を呼んだ。
リョウは攻めてくるユニコーンに気付いたが、もう目の前まで来ていた。
ペトラはあきらめていた。
リョウの顔つきが急に変わった。そして、今までのリョウとは思えない早さで避けた。ユニコーンもかわされると思わなかったらしく、そのまま岩に突っ込んだ。
ペトラは驚いていたが、すぐに冷静になりゴリラに攻撃の命令をした。
ゴリラはユニコーンに思いっきり殴りかかった。ユニコーンは即死だった。
ペトラはユニコーンの死を確認した後、
「封」
と言った。するとさっきまでいたゴリラの姿はどこにもいなかった。ペトラは、すぐに解体作業に入った。
次の日二人は都に着いた。
解体したユニコーンは帰ってくる途中に依頼人に渡し、報酬をもらった。リョウは貰った報酬を手にし、武器屋に入った。武器はみんな高く、リョウは一番安い銅の剣しか買えなかった。リョウは銅の剣を買い、店を出て、酒場に向かった。酒場に入るとペトラ席を取っておいてくれた。リョウは席に座るとペトラに話しかけた。
「あの、昨日のゴリラってなんだったんですか?」
「ああ ゴリラね あれ俺の相棒(トーテム)、ベイだ。」
トーテムとは自分と気が合い、とりついた動物の霊。解というと動物は形を持つことができ、封と言うと霊体に戻る。しかしベイは霊体でも大きすぎて目ざわりなのでペトラの体内に隠れている。
「トーテムってどうすればとりつくんですか?」
「気があった動物と殺り合って勝てば取り付くさ」
「ふ?ん」
リョウはふと昨日の狼の事を思い出した。
「聞いて良いか」
ペトラがリョウに迫る
「昨日のユニコーンを避けたときの力、何だ? 驚いたぞ」
「あれ自分でもよく分からないんです。死ぬと思ったら急に体が反応して ホント不思議です。」
ペトラは茫然としている
「ペトラさん、次の依頼受けましょうよ」
「もう 受けたよ 次はユニコーンの角をとってこいとさ」
「またユニコーンですか」
リョウは愚痴りながら準備をし、酒場を出た。
そして二人はまた都の門を通った。
「さて、まずは罠を設置する場所に移動しようか」
「今回の依頼って何ですか」
「そう言えば、まだ言ってなかったな 今回はユニコーン討伐だ。 依頼レベル3だがユニコーン自体はレベル4だ なめて掛ると殺られるぞ」
「レベルっていくつまであるんですか」
「クエストは大体1から6とS6(測定不能)だ 獣たちのレベルは1から100以上までだ」
ユニコーンとは白い馬に黄色い角が一本頭に一本生えている獣。普段はおとなしいが急に荒れるので不意を突かれ、殺れる人が多い。
二人は罠の設置位置に付いた。そこは「岩の森」と呼ばれ、大きい岩が数万本と並んでいる所だった。
ペトラは岩の森の奥地へと歩いて行った。リョウもぺトラの後を付いていく。すると突然岩がないところに出た。
「ここは?」
「ここは「龍の足跡」と呼ばれ何故かこの周囲だけ岩がないんだ。リョウ、お前が罠を設置しろ」
「あの罠の設置の仕方なんてわからないんですけど」
リョウは少し不安になる。
「しょうがない 俺が教える まず ここは、こうで…………」
…………一時間後
「よし、できた」
辺りはすっかり暗くなっていた。
リョウは罠を設置するだけでバテてしまった。
「飯にするか」
ペトラはバッグから缶を二つ出した。缶にはトマトスープと書いてあった。
ペトラが言うには依頼中に飯にする時はこれが全般だという。
リョウはペトラから缶を渡された。リョウはトマトスープを口にした。すると あまりにもまずくて思わず吐き出しそうになった。
ペトラは大声で笑う。
「ははは、 誰でも最初はそうなる 俺も最初はそうだった。でもしばらく食ってるうちになれるから」
所々吐きそうになりながらも、リョウはまずいスープを我慢して飲んだ。リョウが吐きそうになるたび、ペトラは大声で笑った。
「よく食い終わったな じゃあ作戦だ。まず俺がアタッカー。そしてお前はサポーターだ。
罠を仕掛けたときに位置がわかるように石を置いたろ ユニコーンが石の上に来たら今から渡すスイッチを押すんだ。わかったな」
「はい」
リョウは緊張していた。
二人は岩場に隠れた。
しばらくすると、ユニコーンが現れた。
「じゃあ 行くぞ」
ペトラはユニコーンに走っていく。
「解」
ペトラがそう言うと隣に大きなゴリラが現れた。そしてペトラとゴリラはユニコーンに殴りかかるが、かわされてしまう。リョウも必死にスイッチを押すが全て当たらなかった。
リョウは気持ちを落ち着かせるため上を向いた。すると崖の上に一匹の狼がいた。その姿はたくましかった。リョウはその狼のことを眺めていた。すると狼がこっちを向いた。しかし、その顔は、切ない顔をしていた。
ユニコーンはリョウの存在に気が付き、リョウの方に攻めかかった。リョウは狼を見ていて気付かない。
ペトラは大声でリョウの名前を呼んだ。
リョウは攻めてくるユニコーンに気付いたが、もう目の前まで来ていた。
ペトラはあきらめていた。
リョウの顔つきが急に変わった。そして、今までのリョウとは思えない早さで避けた。ユニコーンもかわされると思わなかったらしく、そのまま岩に突っ込んだ。
ペトラは驚いていたが、すぐに冷静になりゴリラに攻撃の命令をした。
ゴリラはユニコーンに思いっきり殴りかかった。ユニコーンは即死だった。
ペトラはユニコーンの死を確認した後、
「封」
と言った。するとさっきまでいたゴリラの姿はどこにもいなかった。ペトラは、すぐに解体作業に入った。
次の日二人は都に着いた。
解体したユニコーンは帰ってくる途中に依頼人に渡し、報酬をもらった。リョウは貰った報酬を手にし、武器屋に入った。武器はみんな高く、リョウは一番安い銅の剣しか買えなかった。リョウは銅の剣を買い、店を出て、酒場に向かった。酒場に入るとペトラ席を取っておいてくれた。リョウは席に座るとペトラに話しかけた。
「あの、昨日のゴリラってなんだったんですか?」
「ああ ゴリラね あれ俺の相棒(トーテム)、ベイだ。」
トーテムとは自分と気が合い、とりついた動物の霊。解というと動物は形を持つことができ、封と言うと霊体に戻る。しかしベイは霊体でも大きすぎて目ざわりなのでペトラの体内に隠れている。
「トーテムってどうすればとりつくんですか?」
「気があった動物と殺り合って勝てば取り付くさ」
「ふ?ん」
リョウはふと昨日の狼の事を思い出した。
「聞いて良いか」
ペトラがリョウに迫る
「昨日のユニコーンを避けたときの力、何だ? 驚いたぞ」
「あれ自分でもよく分からないんです。死ぬと思ったら急に体が反応して ホント不思議です。」
ペトラは茫然としている
「ペトラさん、次の依頼受けましょうよ」
「もう 受けたよ 次はユニコーンの角をとってこいとさ」
「またユニコーンですか」
リョウは愚痴りながら準備をし、酒場を出た。
そして二人はまた都の門を通った。
後書き
作者:ストライク |
投稿日:2010/07/11 13:10 更新日:2010/07/15 21:13 『五星国 星羅』の著作権は、すべて作者 ストライク様に属します。 |
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