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前書き・紹介


Storage space 1

目次 次の話

 そこは、とても不思議な場所だった。

 あたり一面には広大な草原が広がっている。草原には視界をふさぐようなものもないので、はるか遠くまで見通すことができる。が、遠くのほうにも山などが見えないので、この草原の広さはどうやら相当なものらしい。

 空は、真っ白だった。どれだけ見回しても、太陽も、月も、星も、雲さえそこには存在していないようだった。ただ、白い空が延々と広がっているだけである。

 ただ、風は時折吹いている。風がたびに草原の草がさわさわと音を立てている。



 そこに、一人の少年がたたずんでいた。

 少年は時折吹く風で自らの羽織っている白衣をはためかせながら、草原のど真ん中であたりを興味深そうに見回していた。



『―やあ、来たんだね』



「うん、来たよ」



 少年が辺りを見回しているとどこからともなく声がかけられた。が、その周り一帯には誰の姿もないようだ。

また、少年のほうも突如響いて来た発声主不明の声に驚くこともなく、まるで知ってる相手と話すかのように言葉を返した。



「ようやく・・・、ようやくこの場所にたどり着いたよ」



『そうだね・・・、それが君の、幼い頃の君の、あの時からの念願だったからね』



 風が、ゆっくりと辺りをなでていった。

後書き


作者:風太
投稿日:2010/10/16 21:55
更新日:2010/10/16 21:55
『Storage Star』の著作権は、すべて作者 風太様に属します。

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