作品ID:423
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ストーリー・オブ・ジャスティス
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
第1章 3話
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開始の掛け声とともに男は同じ戦法を使ってきたわ。
「一度見てた攻撃が通じると思って!」
そう言うと剣を構えて鍔迫り合いに持ち込んだわ。
ガッギィィィ!という音、火花が出るような様、だったわ。
「流石、これまで勝ってきた相手を一瞬で倒すだけあるわね・・・」
私は全力を出しているのにもかかわらず、男は平然とした顔だったの。
(私の力がどのくらいか試したい、なんて言えないわね・・・)
だんだん圧され気味になってきたから、私は後ろへ飛びのいたわ。
周りを見るといつの間にか観客が戻ってきていたわ。
「いいぞー嬢ちゃん」
「こんな試合じゃ負けられないなあ、オイ」
そんな応援の声が聞こえてきて、観客のほうへ一瞬気が向いた時に
「余所見とは、いい度胸だな」
(ヤバ・・・)
その一瞬で勝負がついたわ。
悔しいけど負け。
私は実践不足をよく思い知ったわ。
「嶺打ちだ。立てるか?」
そう言って手を差し伸べてくれたわ。
「俺はヴァニス。お前は?」
「私はリ・・・」
「?」
危ない危ない、私がグランドパレスの王女だと知られたらここを出て行かないと・・・
間一髪だったんだけど、どうやって名乗ろうかしら・・・
「一度見てた攻撃が通じると思って!」
そう言うと剣を構えて鍔迫り合いに持ち込んだわ。
ガッギィィィ!という音、火花が出るような様、だったわ。
「流石、これまで勝ってきた相手を一瞬で倒すだけあるわね・・・」
私は全力を出しているのにもかかわらず、男は平然とした顔だったの。
(私の力がどのくらいか試したい、なんて言えないわね・・・)
だんだん圧され気味になってきたから、私は後ろへ飛びのいたわ。
周りを見るといつの間にか観客が戻ってきていたわ。
「いいぞー嬢ちゃん」
「こんな試合じゃ負けられないなあ、オイ」
そんな応援の声が聞こえてきて、観客のほうへ一瞬気が向いた時に
「余所見とは、いい度胸だな」
(ヤバ・・・)
その一瞬で勝負がついたわ。
悔しいけど負け。
私は実践不足をよく思い知ったわ。
「嶺打ちだ。立てるか?」
そう言って手を差し伸べてくれたわ。
「俺はヴァニス。お前は?」
「私はリ・・・」
「?」
危ない危ない、私がグランドパレスの王女だと知られたらここを出て行かないと・・・
間一髪だったんだけど、どうやって名乗ろうかしら・・・
後書き
作者:ルカナ |
投稿日:2010/10/16 22:48 更新日:2010/10/16 22:48 『ストーリー・オブ・ジャスティス』の著作権は、すべて作者 ルカナ様に属します。 |
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