作品ID:438
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Storage Star
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中
前書き・紹介
Memoria 1 Daily vivo 2
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「ふえっ!?」
ダイニングで朝食をとっていた時任彩夜(ときとう さや)が、自分の制服の内ポケットに締まっている携帯の、メール受信時の振動に思わず声を上げた。ちなみに手には茶碗を持っていたがかろうじて落とさずにすんだ。
「んー、どうしたのお姉ちゃん?」
まだ眠たそうにしながら彩夜の正面に座って朝食をとっていた時任朝望(ときとう あさみ)が突如声を上げた姉に尋ねた。
「えっと・・・、あ、由希君からだ!」
「え、お兄ちゃんから?」
メールの差出人の名を確認して彩夜の表情がパッと明るくなった。一方朝望のほうも彩夜の口から兄の名前が出たとたん、先ほどまでの眠気も大分飛んだらしかった。
「お兄ちゃん、なんて?」
「えっと・・・、『今日は午後から雨が降りそうなので気をつけてね』って」
彩夜が由希からのメールを読み上げた後、姉妹そろって今ちょうどテレビに映っていた天気予報に目を向けた。
画面ではまだ若い天気予報士のお兄さんが今日の天気について述べていた。彼によれば今日は一日中晴天らしい。
「あーあ、天気予報の人またはずしたよ・・・」
予報士のお兄さんの予報を聞いた朝見が、テレビのなかのお兄さんを見つめながらあきれたようにつぶやいた。
ダイニングで朝食をとっていた時任彩夜(ときとう さや)が、自分の制服の内ポケットに締まっている携帯の、メール受信時の振動に思わず声を上げた。ちなみに手には茶碗を持っていたがかろうじて落とさずにすんだ。
「んー、どうしたのお姉ちゃん?」
まだ眠たそうにしながら彩夜の正面に座って朝食をとっていた時任朝望(ときとう あさみ)が突如声を上げた姉に尋ねた。
「えっと・・・、あ、由希君からだ!」
「え、お兄ちゃんから?」
メールの差出人の名を確認して彩夜の表情がパッと明るくなった。一方朝望のほうも彩夜の口から兄の名前が出たとたん、先ほどまでの眠気も大分飛んだらしかった。
「お兄ちゃん、なんて?」
「えっと・・・、『今日は午後から雨が降りそうなので気をつけてね』って」
彩夜が由希からのメールを読み上げた後、姉妹そろって今ちょうどテレビに映っていた天気予報に目を向けた。
画面ではまだ若い天気予報士のお兄さんが今日の天気について述べていた。彼によれば今日は一日中晴天らしい。
「あーあ、天気予報の人またはずしたよ・・・」
予報士のお兄さんの予報を聞いた朝見が、テレビのなかのお兄さんを見つめながらあきれたようにつぶやいた。
後書き
作者:風太 |
投稿日:2010/10/18 22:18 更新日:2010/10/18 22:18 『Storage Star』の著作権は、すべて作者 風太様に属します。 |
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