作品ID:446
あなたの読了ステータス
(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「Storage Star」を読み始めました。
読了ステータス(人数)
読了(49)・読中(0)・読止(0)・一般PV数(121)
読了した住民(一般ユーザは含まれません)
Storage Star
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中
前書き・紹介
Memoria 1 Daily vivo 4
前の話 | 目次 | 次の話 |
「はい先生、コーヒーが入りましたよ」
「ん、ありがとー」
「熱いから気をつけてくださいね」
その日の昼ごろ、研究所では由希とここの所長である広森樹(ひろもり いつき)が昼の休憩を取っていた。
「いやー、もうそろそろお昼だねー・・・あちぃーーーーー!!」
「ちょ、気をつけてくださいっていったじゃないですか!?」
樹がコーヒーに口をつけた直後、本人の絶叫と由希の呆れ声が研究所内に響き渡った。どうやら本人の予想以上に熱かったらしく、手で口を押さえている。
「まさかこんなに熱いとは・・・。・・・あ、もう飲めるな」
「まったく、なにやってるんだが」
コーヒーが飲める温度になり、ちびちびと飲み始めた樹の肩の上で白ウサギのニヴェウスが呆れ声を漏らした。
ニヴェニスはもともと樹がどこからか連れてきたウサギだが、樹が研究の過程で作り出した動物の意思を言語化する発明によって喋ることが可能となっている。ニヴェニスの首輪が樹が開発したものである。
「由希ー、オイラお腹すいたー」
「今お昼ご飯を作るよ。何がいい?」
まるでお腹と背中がくっつくばかりだと言いたげなニヴェニスに、由希が調理器具を用意しながら訪ねた。
樹の発明で普通に喋るせいか、ニヴェニスはなんかいやに人間じみている。
「オイラ、ハンバーグが食べたい!!」
「・・・もっと軽いものにしといたほうがいいんじゃない?」
由希は思わずフライパンを落としそうになりながらニヴェニスにそう返した。
「ん、ありがとー」
「熱いから気をつけてくださいね」
その日の昼ごろ、研究所では由希とここの所長である広森樹(ひろもり いつき)が昼の休憩を取っていた。
「いやー、もうそろそろお昼だねー・・・あちぃーーーーー!!」
「ちょ、気をつけてくださいっていったじゃないですか!?」
樹がコーヒーに口をつけた直後、本人の絶叫と由希の呆れ声が研究所内に響き渡った。どうやら本人の予想以上に熱かったらしく、手で口を押さえている。
「まさかこんなに熱いとは・・・。・・・あ、もう飲めるな」
「まったく、なにやってるんだが」
コーヒーが飲める温度になり、ちびちびと飲み始めた樹の肩の上で白ウサギのニヴェウスが呆れ声を漏らした。
ニヴェニスはもともと樹がどこからか連れてきたウサギだが、樹が研究の過程で作り出した動物の意思を言語化する発明によって喋ることが可能となっている。ニヴェニスの首輪が樹が開発したものである。
「由希ー、オイラお腹すいたー」
「今お昼ご飯を作るよ。何がいい?」
まるでお腹と背中がくっつくばかりだと言いたげなニヴェニスに、由希が調理器具を用意しながら訪ねた。
樹の発明で普通に喋るせいか、ニヴェニスはなんかいやに人間じみている。
「オイラ、ハンバーグが食べたい!!」
「・・・もっと軽いものにしといたほうがいいんじゃない?」
由希は思わずフライパンを落としそうになりながらニヴェニスにそう返した。
後書き
作者:風太 |
投稿日:2010/10/19 21:13 更新日:2010/10/19 21:13 『Storage Star』の著作権は、すべて作者 風太様に属します。 |
前の話 | 目次 | 次の話 |
読了ボタン