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前書き・紹介


Memoria 1 Daily vivo 6

前の話 目次 次の話

「由希君、お客さんだよー」

「はーい」



 樹に呼ばれ、由希は自分の部屋を出て研究所の大広間に行く。



「あ、由希くーん!」

「よ、弟君!」



 大広間に入ってきた由希に来客者が手を振って反応する。学校が終わった彩夜と矢乃が研究所にやってきていたのだ。



「お姉ちゃん、矢乃さん」

「や、元気そうだね」

「うん」

「由希君、夜はちゃんと寝てるの?」

「じ、実はちょっと寝不足・・・」

「ちゃんと寝なきゃダメだよ・・・?」

「うん、分かってる」



 元気そうにしている由希を見て矢乃は満足そうだが、彩夜はいささか心配そうにしている。



 それから三人はしばらく大広間で話していたが、あまり話し込んで由希の邪魔をしては何だということで、二人はそろそろ帰ることにした。



「じゃあ弟君、もう帰るね」

「うん」

「由希君・・・」



 別になかなか会えないわけでもないが、彩夜が名残惜しそうにしている。おそらく、しばらく家に帰ってないせいもあるのだろう。



「ほら彩夜、帰るよ」

「うん・・・。じゃあ、またね由希君」

「うん」



 まだ居たそうにしていた彩夜だったが、矢乃に促されてゆっくりと帰ろうとする。

しばらくそんな姉を見送っていた由希だが、やがて思い出したかのように姉に声をかけた。



「お姉ちゃん、近いうちに1回家に帰るね」

「・・・うん!」



 彩夜はそんな由希の言葉を聞いて、この日一番のうれしそうな笑顔を浮かべた。

後書き


作者:風太
投稿日:2010/10/23 21:57
更新日:2010/10/23 21:58
『Storage Star』の著作権は、すべて作者 風太様に属します。

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