作品ID:465
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Storage Star
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中
前書き・紹介
Memoria 1 Daily vivo 6
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「由希君、お客さんだよー」
「はーい」
樹に呼ばれ、由希は自分の部屋を出て研究所の大広間に行く。
「あ、由希くーん!」
「よ、弟君!」
大広間に入ってきた由希に来客者が手を振って反応する。学校が終わった彩夜と矢乃が研究所にやってきていたのだ。
「お姉ちゃん、矢乃さん」
「や、元気そうだね」
「うん」
「由希君、夜はちゃんと寝てるの?」
「じ、実はちょっと寝不足・・・」
「ちゃんと寝なきゃダメだよ・・・?」
「うん、分かってる」
元気そうにしている由希を見て矢乃は満足そうだが、彩夜はいささか心配そうにしている。
それから三人はしばらく大広間で話していたが、あまり話し込んで由希の邪魔をしては何だということで、二人はそろそろ帰ることにした。
「じゃあ弟君、もう帰るね」
「うん」
「由希君・・・」
別になかなか会えないわけでもないが、彩夜が名残惜しそうにしている。おそらく、しばらく家に帰ってないせいもあるのだろう。
「ほら彩夜、帰るよ」
「うん・・・。じゃあ、またね由希君」
「うん」
まだ居たそうにしていた彩夜だったが、矢乃に促されてゆっくりと帰ろうとする。
しばらくそんな姉を見送っていた由希だが、やがて思い出したかのように姉に声をかけた。
「お姉ちゃん、近いうちに1回家に帰るね」
「・・・うん!」
彩夜はそんな由希の言葉を聞いて、この日一番のうれしそうな笑顔を浮かべた。
「はーい」
樹に呼ばれ、由希は自分の部屋を出て研究所の大広間に行く。
「あ、由希くーん!」
「よ、弟君!」
大広間に入ってきた由希に来客者が手を振って反応する。学校が終わった彩夜と矢乃が研究所にやってきていたのだ。
「お姉ちゃん、矢乃さん」
「や、元気そうだね」
「うん」
「由希君、夜はちゃんと寝てるの?」
「じ、実はちょっと寝不足・・・」
「ちゃんと寝なきゃダメだよ・・・?」
「うん、分かってる」
元気そうにしている由希を見て矢乃は満足そうだが、彩夜はいささか心配そうにしている。
それから三人はしばらく大広間で話していたが、あまり話し込んで由希の邪魔をしては何だということで、二人はそろそろ帰ることにした。
「じゃあ弟君、もう帰るね」
「うん」
「由希君・・・」
別になかなか会えないわけでもないが、彩夜が名残惜しそうにしている。おそらく、しばらく家に帰ってないせいもあるのだろう。
「ほら彩夜、帰るよ」
「うん・・・。じゃあ、またね由希君」
「うん」
まだ居たそうにしていた彩夜だったが、矢乃に促されてゆっくりと帰ろうとする。
しばらくそんな姉を見送っていた由希だが、やがて思い出したかのように姉に声をかけた。
「お姉ちゃん、近いうちに1回家に帰るね」
「・・・うん!」
彩夜はそんな由希の言葉を聞いて、この日一番のうれしそうな笑顔を浮かべた。
後書き
作者:風太 |
投稿日:2010/10/23 21:57 更新日:2010/10/23 21:58 『Storage Star』の著作権は、すべて作者 風太様に属します。 |
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