作品ID:549
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武器の名前で呼び合おう!
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
春夏秋冬文化祭 ?夏の陣?開催!!
前の話 | 目次 | 次の話 |
「花火南国型、リゾート運動運営中!!
1-Aは、今回、プールを全体的に開放!!」
マイクを握った、麻生 弓が学校指定の黒色の短パンを穿き、タンクトップ姿で話す。
弓の周りでは、弓の親友である村森 ユキが、動き回っている。
今回の文化祭では、弓が実行委員長。ユキは、実行副委員長になっているため、弓が話している今、ユキは忙しさで目が回っている。
「んじゃ、楽しんでみてくださいな、そしてまた、来てくださると嬉しいと思いつつ、麻生弓のお話を終わりますっ!!」
マイクの電源を切り、立っていたステージから降りる。
「ユキ、なんか注文って、いっぱいあるじゃん!」
「弓ー! しゃべってないで、動いてー!!」
弓が、A組生徒が出入りするテント、通称、基地に顔を見せると、その注文票の多さに驚いた。
だが、驚いていると、ユキがトレーを持って、弓に声をかけてきた。
「うん!」
ユキの言葉に、笑顔で頷く。
「うん。なんで、君が居るの?」
トレーを持った右手が、ぷるぷると震える。
「ちょっと、お客さんの出入りが安定してきたから、やってきた」
弓の幼馴染、月波 槍。
「へー。じゃ、手伝ってよ」
「やだ。なんで、俺が弓のところを手伝わなきゃいけない」
「……ま、いいや。あんたの手を借りるまでもないしね。借りるのもヤダし」
「なら、言わなきゃいいじゃん」
「言ってみただけですぅ」
「弓が語尾をのばすとか、異常なほど、似合わないんだけど」
「あっ、そうですか」
最近、槍が生意気になってきたと思う弓だ。
「ねえ、槍」
弓が真剣な顔で語りだした。
「どうして、あたしたちをヒイラギ学園に連れてきたのか……聞かせてよ」
見学旅行のとき、槍は言った。理由ができた、と。
「……正直」
槍は注文した、アイスコーヒーを含み、喋りだす。
「あの理由が、本当に弓やユキ、柊を納得させることができるのか、わからない」
「納得できた、できない、は個人でしょ? あたしはどうかわからない」
「理由として、本当にいいのかわからない」
「大丈夫。あたしは絶対に聞き逃さない。理由としてダメだとか言わない。でも」
弓は言葉をきる。
「あたし、今まだ、営業中だから。休憩時間になってからね」
黒髪ショートを揺らして、トレーを持ち、立ち上がる。
弓は、やっと、ここヒイラギ学園にきた、理由が聞けそうだ、と思った。
1-Aは、今回、プールを全体的に開放!!」
マイクを握った、麻生 弓が学校指定の黒色の短パンを穿き、タンクトップ姿で話す。
弓の周りでは、弓の親友である村森 ユキが、動き回っている。
今回の文化祭では、弓が実行委員長。ユキは、実行副委員長になっているため、弓が話している今、ユキは忙しさで目が回っている。
「んじゃ、楽しんでみてくださいな、そしてまた、来てくださると嬉しいと思いつつ、麻生弓のお話を終わりますっ!!」
マイクの電源を切り、立っていたステージから降りる。
「ユキ、なんか注文って、いっぱいあるじゃん!」
「弓ー! しゃべってないで、動いてー!!」
弓が、A組生徒が出入りするテント、通称、基地に顔を見せると、その注文票の多さに驚いた。
だが、驚いていると、ユキがトレーを持って、弓に声をかけてきた。
「うん!」
ユキの言葉に、笑顔で頷く。
「うん。なんで、君が居るの?」
トレーを持った右手が、ぷるぷると震える。
「ちょっと、お客さんの出入りが安定してきたから、やってきた」
弓の幼馴染、月波 槍。
「へー。じゃ、手伝ってよ」
「やだ。なんで、俺が弓のところを手伝わなきゃいけない」
「……ま、いいや。あんたの手を借りるまでもないしね。借りるのもヤダし」
「なら、言わなきゃいいじゃん」
「言ってみただけですぅ」
「弓が語尾をのばすとか、異常なほど、似合わないんだけど」
「あっ、そうですか」
最近、槍が生意気になってきたと思う弓だ。
「ねえ、槍」
弓が真剣な顔で語りだした。
「どうして、あたしたちをヒイラギ学園に連れてきたのか……聞かせてよ」
見学旅行のとき、槍は言った。理由ができた、と。
「……正直」
槍は注文した、アイスコーヒーを含み、喋りだす。
「あの理由が、本当に弓やユキ、柊を納得させることができるのか、わからない」
「納得できた、できない、は個人でしょ? あたしはどうかわからない」
「理由として、本当にいいのかわからない」
「大丈夫。あたしは絶対に聞き逃さない。理由としてダメだとか言わない。でも」
弓は言葉をきる。
「あたし、今まだ、営業中だから。休憩時間になってからね」
黒髪ショートを揺らして、トレーを持ち、立ち上がる。
弓は、やっと、ここヒイラギ学園にきた、理由が聞けそうだ、と思った。
後書き
作者:斎藤七南 |
投稿日:2010/11/14 18:31 更新日:2010/11/14 18:31 『武器の名前で呼び合おう!』の著作権は、すべて作者 斎藤七南様に属します。 |
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