作品ID:796
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「魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)」を読み始めました。
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魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
シキ=クライン
前の話 | 目次 | 次の話 |
時戻って・・・。
『グルアァァァァァァァァァアアアアアアアアア!!!』
五月蠅い喧しい黙れ。
『グルアァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
狂ったように叫び続ける魔物たち・・・お願いだから黙って・・・耳がイカれる。
すると・・・・・・。
『・・・・・・・・・・・・・・』
ピタっと咆哮を止めた魔物の一団・・・ね、願いが通じた?
『ブルァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
すごい剣幕で襲いかかってキターーーーーーーーー!!!
恐怖のあまり高速の撤退! しかし、やはり仕事をしなくては!!!
意を決して振り返って左側から腰にある鞘の下に収まる剣を抜刀!
『ウガァァァァァアアアアアアアア!!!』
「うわぁぁぁぁあああああああああああ!!!」
怖いんだけどぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!
恐怖のあまり回れ右しそうな体を前方の敵に固定する。
「ガァァァァァア!」
ブゥン! っと、危ない音とともに上から振り下ろされる腕をぎりぎりでスウェーする。
すかさず小さく跳んで顔の近くに接近する。
「あら? 近くで見れば見るほどぶ男」
体を空中でひねって横薙ぎの蹴りを入れる。ちなみにオスかは分かりません。
後ろのやつも巻き込んで後ろに後退させられる。今が好機!
「ふぅぅ・・・」
精神を集中して体に魔力を通わせる。魔法は主にランク5までに大雑把に分けられている。俺が今行使しているのは身体強化のランク1だ。
体が軽くなるのを確認したのと同時に魔物たちも体勢を立て直したようだった。
ブゥン! ドガン! ゴオォォ! ゴシャ!
一発一発が地面を抉り。壁を破砕させる。とりあえずその一発一発をよく見て回避する。
「はぁ!」
再び隙をついて攻撃を仕掛ける。顔めがけて飛び蹴り!
「グガッ!」
メショ! っという嫌な音とともに吹っ飛ぶ魔物。手ごたえから脳震盪でしばらく動けないことを悟る
「ガァ!」
着地すると同時に別の魔物が入れ替わりに攻撃を仕掛けて来る。剣に魔力を流し込んで目の前に風の壁を生み出す。風はどちらかというと守りに適している。
「グガァ!?」
さらに魔力を追加で流し込んで後ろから追い風を発生させる。俺が発生させた風の見えない壁に攻撃をはじかれて狼狽えているやつに向けて風をまとって加速した左手の刃で斬りつける!
ザシュ!
思いのほか軽い音と、手元にはそれと不釣り合いな鈍い感覚が残った・・・。
これが実戦か・・・。
「ガァ!」
本日何匹目か分からない魔物・・・多すぎる・・・。
「つーか・・・何匹居るんだよ・・・」
とりあえず回避行動をとる。さっき魔物を一匹斬りつけた左手が震えている。
「くっ!」
知らぬ間に回避に徹している。攻撃しなければ!
ブンッ! ゴッ!
「っ!?」
くるくる回転する視界! そして背中に再び衝撃が走ってから少したって、視界がはっきりする。俺が吹っ飛んで来たであろう場所を見ると・・・俺が飛び蹴りで気絶させたであろうやつがそこに立っていた。
「くく・・・まさか気配を消すなんて高度なことが出来るとは思ってなかったよ・・・いや? ただ単に脳震盪起こした頭でふらふらと近づいてきただけか・・・」
ぶつぶつ独り言をつぶやきながら剣を杖代わりにして立ち上がる。魔物たちは勝ちを確信したのか・・・。
『ガァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
一斉に咆哮を上げる。
「・・・うっせーなオイ・・・獲物の前で舌なめずりは三流のやることだぜ?」
視界が真っ赤に染まってよく分からん・・・右腕も動かないし・・・内臓のダメージも深刻そうだ・・・。
『ガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
勝利の味に酔いしれる魔物どもを無視して精神集中を始める。
見せてやるよ・・・俺の・・・シキ=クラインの得意分野を・・・
俺の周りを青い光が包み込む・・・そして、次の瞬間には俺の怪我は完治していた。
『!?』
目に見えて混乱する魔物共・・・。
「いやぁ?・・・愉快だな! 何せ貴様らが追いつめていたと思っていた獲物は全く全然追い込まれていなかったんだからな!」
そう・・・俺の得意分野は治癒・・・回復魔術だ。こ俺はこれをランク5まで使える。
「ガァァァアアア!」
いち早く呆けから立ち直った一匹が俺に襲い掛かる・・・っが、遅い!
俺はさらに右肩の方に手を伸ばし鞘の上の方に柄を構える剣を抜刀する! 雷の刻印が刻まれたその剣は並べてみれば分かるが左より少し長い。抜刀と同時に両手の剣に魔力を通わせる!
ヒュゴォォォォォォォ!!! バチ! バチチチチ!!!
俺の周りで風が荒れ狂い。プラズマが巻き起こる!
「ガァ!?」
いきなり俺を守護するように巻き起こった超常現象に驚き竦んで動きを止める。
俺の双剣に刻まれた刻印はそれぞれランク2の上のあたりまで行使出来る。しかし、俺の剣は小さい・・・そんな小さい剣に刻んで使える刻印はいくら精巧な物でもランク1が限界だ。しかし、俺のはランク2の上・・・つまり負担はでかい。さっき行使した回復のランク5にいたっては一切補助がない・・・いくら高魔力の持ち主でも3回が限界・・・つまり魔力は単純計算で3分の2・・・しかし、こんなに魔力を湯水のように使うのにはわけがある・・・そう・・・。
俺は魔力の回復速度が異常に速いのだ。
ランク3までなら行使した直後に全快するほどの超高速回復・・・理由は分からない。
「いくら治癒出来るって言ってもダメージは本当にあったんだ・・・痛かったぞコラ・・・」
震える左手を怒りでごまかし・・・敵を見据えて・・・。
さぁ、反撃だ!
『グルアァァァァァァァァァアアアアアアアアア!!!』
五月蠅い喧しい黙れ。
『グルアァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
狂ったように叫び続ける魔物たち・・・お願いだから黙って・・・耳がイカれる。
すると・・・・・・。
『・・・・・・・・・・・・・・』
ピタっと咆哮を止めた魔物の一団・・・ね、願いが通じた?
『ブルァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
すごい剣幕で襲いかかってキターーーーーーーーー!!!
恐怖のあまり高速の撤退! しかし、やはり仕事をしなくては!!!
意を決して振り返って左側から腰にある鞘の下に収まる剣を抜刀!
『ウガァァァァァアアアアアアアア!!!』
「うわぁぁぁぁあああああああああああ!!!」
怖いんだけどぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!
恐怖のあまり回れ右しそうな体を前方の敵に固定する。
「ガァァァァァア!」
ブゥン! っと、危ない音とともに上から振り下ろされる腕をぎりぎりでスウェーする。
すかさず小さく跳んで顔の近くに接近する。
「あら? 近くで見れば見るほどぶ男」
体を空中でひねって横薙ぎの蹴りを入れる。ちなみにオスかは分かりません。
後ろのやつも巻き込んで後ろに後退させられる。今が好機!
「ふぅぅ・・・」
精神を集中して体に魔力を通わせる。魔法は主にランク5までに大雑把に分けられている。俺が今行使しているのは身体強化のランク1だ。
体が軽くなるのを確認したのと同時に魔物たちも体勢を立て直したようだった。
ブゥン! ドガン! ゴオォォ! ゴシャ!
一発一発が地面を抉り。壁を破砕させる。とりあえずその一発一発をよく見て回避する。
「はぁ!」
再び隙をついて攻撃を仕掛ける。顔めがけて飛び蹴り!
「グガッ!」
メショ! っという嫌な音とともに吹っ飛ぶ魔物。手ごたえから脳震盪でしばらく動けないことを悟る
「ガァ!」
着地すると同時に別の魔物が入れ替わりに攻撃を仕掛けて来る。剣に魔力を流し込んで目の前に風の壁を生み出す。風はどちらかというと守りに適している。
「グガァ!?」
さらに魔力を追加で流し込んで後ろから追い風を発生させる。俺が発生させた風の見えない壁に攻撃をはじかれて狼狽えているやつに向けて風をまとって加速した左手の刃で斬りつける!
ザシュ!
思いのほか軽い音と、手元にはそれと不釣り合いな鈍い感覚が残った・・・。
これが実戦か・・・。
「ガァ!」
本日何匹目か分からない魔物・・・多すぎる・・・。
「つーか・・・何匹居るんだよ・・・」
とりあえず回避行動をとる。さっき魔物を一匹斬りつけた左手が震えている。
「くっ!」
知らぬ間に回避に徹している。攻撃しなければ!
ブンッ! ゴッ!
「っ!?」
くるくる回転する視界! そして背中に再び衝撃が走ってから少したって、視界がはっきりする。俺が吹っ飛んで来たであろう場所を見ると・・・俺が飛び蹴りで気絶させたであろうやつがそこに立っていた。
「くく・・・まさか気配を消すなんて高度なことが出来るとは思ってなかったよ・・・いや? ただ単に脳震盪起こした頭でふらふらと近づいてきただけか・・・」
ぶつぶつ独り言をつぶやきながら剣を杖代わりにして立ち上がる。魔物たちは勝ちを確信したのか・・・。
『ガァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
一斉に咆哮を上げる。
「・・・うっせーなオイ・・・獲物の前で舌なめずりは三流のやることだぜ?」
視界が真っ赤に染まってよく分からん・・・右腕も動かないし・・・内臓のダメージも深刻そうだ・・・。
『ガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
勝利の味に酔いしれる魔物どもを無視して精神集中を始める。
見せてやるよ・・・俺の・・・シキ=クラインの得意分野を・・・
俺の周りを青い光が包み込む・・・そして、次の瞬間には俺の怪我は完治していた。
『!?』
目に見えて混乱する魔物共・・・。
「いやぁ?・・・愉快だな! 何せ貴様らが追いつめていたと思っていた獲物は全く全然追い込まれていなかったんだからな!」
そう・・・俺の得意分野は治癒・・・回復魔術だ。こ俺はこれをランク5まで使える。
「ガァァァアアア!」
いち早く呆けから立ち直った一匹が俺に襲い掛かる・・・っが、遅い!
俺はさらに右肩の方に手を伸ばし鞘の上の方に柄を構える剣を抜刀する! 雷の刻印が刻まれたその剣は並べてみれば分かるが左より少し長い。抜刀と同時に両手の剣に魔力を通わせる!
ヒュゴォォォォォォォ!!! バチ! バチチチチ!!!
俺の周りで風が荒れ狂い。プラズマが巻き起こる!
「ガァ!?」
いきなり俺を守護するように巻き起こった超常現象に驚き竦んで動きを止める。
俺の双剣に刻まれた刻印はそれぞれランク2の上のあたりまで行使出来る。しかし、俺の剣は小さい・・・そんな小さい剣に刻んで使える刻印はいくら精巧な物でもランク1が限界だ。しかし、俺のはランク2の上・・・つまり負担はでかい。さっき行使した回復のランク5にいたっては一切補助がない・・・いくら高魔力の持ち主でも3回が限界・・・つまり魔力は単純計算で3分の2・・・しかし、こんなに魔力を湯水のように使うのにはわけがある・・・そう・・・。
俺は魔力の回復速度が異常に速いのだ。
ランク3までなら行使した直後に全快するほどの超高速回復・・・理由は分からない。
「いくら治癒出来るって言ってもダメージは本当にあったんだ・・・痛かったぞコラ・・・」
震える左手を怒りでごまかし・・・敵を見据えて・・・。
さぁ、反撃だ!
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2011/07/03 21:10 更新日:2011/07/31 20:25 『魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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