作品ID:798
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「魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)」を読み始めました。
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魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
死亡フラグ
前の話 | 目次 | 次の話 |
「ふぅ・・・」
気が付けば直視するのをためらう魔物たちは全滅・・・したのかは分からんがその姿を見なくなった。仕事は終わったのか・・・?
しかし・・・問題が生じた・・・。
「・・・どこ? ここ・・・どこぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!?」
そう、無我夢中で魔物狩りをしていると知らんうちに奥の方に来てしまったらしい。まだ薄暗かった入り口付近に比べてここらへんは完全に真っ暗だった。光源は俺の残留魔力によって鈍く光る双剣のみだ。
「とりあえず・・・出口を目指そう」
戦闘の傷跡をたどっていけば何とかなるだろうと思い。とりあえず左手の剣を仕舞って右に魔力を流し込んで前に小さな雷球を作る。灯りになるうえ、奇襲された時の迎撃に使える。
「よし!」
勢いよく振り返って・・・そのまま一回転して元の視線に戻る。
なんかこう・・・・・・死体が・・・やつらの死体が・・・エグイ・・・。
「いや・・・でも帰らないとまずいだろ・・・」
あまり下を見ないように進んだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しばらく進んでも出口らしき物は見当たらない・・・。知らない間にぐるぐると同じところを回っているわけじゃなければ説明がつかないが・・・何せ一本道なのに道を間違えるわけもない・・・。
「ふぅ・・・腹減ったな・・・」
とらえず腹ごしらえすることにした。俺は腰に下げてあるポーチを探したが・・・。
「・・・ふ」
ニヒルに笑ってから叫んだ。
「落としたぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
あの中には非常用の食糧三日分やコンパスや地図などといった遭難した時に必要な道具一式が入っていたのだ。ちなみに財布はポケットに入っている。
「くそ・・・お気に入りだったのに・・・」
ズボンのベルトを通す紐に取り付けられるタイプで・・・それはもう愛用していた物だった。
「歩くか・・・」
もうしばらく歩こうと思って更なる一歩を踏み出した。
もうしばらく歩くと光が見えた。出口が近いらしい。
「うっしゃぁぁぁああああああああああああああ!!!」
喜びのあまり駆け出す。光が強くなり。安堵を覚えた瞬間・・・。
ガシャン! ガラガラガラガラガラ!!!
「うわぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ!?」
足もとが崩れたらしい! 浮遊感が体を襲う!
俺は浮遊感を味わいながら魔物と交戦する前に言ったことを思い出す。
『そうだ・・・この仕事終わったらアイツに蹴り入れてやろう』
「俺のあほぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
この時俺は・・・死亡フラグの恐ろしさを学んだ。
気が付けば直視するのをためらう魔物たちは全滅・・・したのかは分からんがその姿を見なくなった。仕事は終わったのか・・・?
しかし・・・問題が生じた・・・。
「・・・どこ? ここ・・・どこぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!?」
そう、無我夢中で魔物狩りをしていると知らんうちに奥の方に来てしまったらしい。まだ薄暗かった入り口付近に比べてここらへんは完全に真っ暗だった。光源は俺の残留魔力によって鈍く光る双剣のみだ。
「とりあえず・・・出口を目指そう」
戦闘の傷跡をたどっていけば何とかなるだろうと思い。とりあえず左手の剣を仕舞って右に魔力を流し込んで前に小さな雷球を作る。灯りになるうえ、奇襲された時の迎撃に使える。
「よし!」
勢いよく振り返って・・・そのまま一回転して元の視線に戻る。
なんかこう・・・・・・死体が・・・やつらの死体が・・・エグイ・・・。
「いや・・・でも帰らないとまずいだろ・・・」
あまり下を見ないように進んだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しばらく進んでも出口らしき物は見当たらない・・・。知らない間にぐるぐると同じところを回っているわけじゃなければ説明がつかないが・・・何せ一本道なのに道を間違えるわけもない・・・。
「ふぅ・・・腹減ったな・・・」
とらえず腹ごしらえすることにした。俺は腰に下げてあるポーチを探したが・・・。
「・・・ふ」
ニヒルに笑ってから叫んだ。
「落としたぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
あの中には非常用の食糧三日分やコンパスや地図などといった遭難した時に必要な道具一式が入っていたのだ。ちなみに財布はポケットに入っている。
「くそ・・・お気に入りだったのに・・・」
ズボンのベルトを通す紐に取り付けられるタイプで・・・それはもう愛用していた物だった。
「歩くか・・・」
もうしばらく歩こうと思って更なる一歩を踏み出した。
もうしばらく歩くと光が見えた。出口が近いらしい。
「うっしゃぁぁぁああああああああああああああ!!!」
喜びのあまり駆け出す。光が強くなり。安堵を覚えた瞬間・・・。
ガシャン! ガラガラガラガラガラ!!!
「うわぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ!?」
足もとが崩れたらしい! 浮遊感が体を襲う!
俺は浮遊感を味わいながら魔物と交戦する前に言ったことを思い出す。
『そうだ・・・この仕事終わったらアイツに蹴り入れてやろう』
「俺のあほぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
この時俺は・・・死亡フラグの恐ろしさを学んだ。
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2011/07/04 21:55 更新日:2011/07/05 21:55 『魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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